中小企業診断士に不向きな人の診断士活動 by ニクキュー
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のニクキューです。
■はじめに
本記事は「合格後の診断士活動」についてです。
しかし、ほとんどの人は二次試験の自己採点で合格を確信するのは難しいので、この時期だと興味は薄いのではないかと思いますが、私の体験を紹介します。
簡単な自己紹介
・40代男性
・底辺大卒の元ゲームクリエイター
・零細企業の経営者(ゲーム制作、カフェ経営、IT支援、経営代行など)
・中小企業診断士試験歴3年(一次試験3回、二次試験1回)
※興味がある人がいたら過去記事をご覧ください。
■診断士登録前
中小企業診断士の登録をするには「実務補習」もしくは「実務従事」を15日以上行う必要があります。
実務補習は「ドラマで観たことのあるコンサルチームごっこみたいで面白そう!」と少し興味がありましたが、費用が15万円かかると知り、15日全てを実務従事にしました。
私自身は倒産寸前のダメ会社の雇われ経営者として再建した経験があるので「こっちが金を払って企業診断をするのはアホらしい」「ヒヨコから金を巻き上げるんじゃねえ!」と思ったのが理由です。
でも、中小企業のリアルな経営に触れたことのない人であれば、実務補習を1~2度経験するのはありかもしれません。
ちなみに、私は仕事をいただいている取引先で実務従事をしましたが、家族や知人が自営業であれば、そこで実務従事をすることもできます。
■診断士登録後
結果を先に言うと、自分の会社や仕事で付き合いのある会社の補助金申請をやっているので補助金の知識と経験は蓄積できていますが、中小企業診断士らしい活動はやっていません。
それでも診断士に登録したばかりの頃は、任意で入会できる各都道府県の診断協会、研究会などのいくつかの団体にあまり期待をしないで入会したことはあります。
年会費などそれなりにお金はかかるので迷いましたが、どんなものなのか興味が上回ったので許容できる必要経費として考えました。
しかし、何度か参加してみると、私がサラリーマン時代にドロップアウトした会社の「業績右肩下がりなのに変わらない人たち」と同じ空気を感じたので早々に見切りをつけ、現在は補助金の研究会の一つだけに参加しています。
■おわりに
もともと、私は経営コンサルや助言の仕事はストレスが溜まるので好きではなく、自分で主体的に経営をしたいタイプなので「職業としての中小企業診断士」になりたいとは考えておらず、中小企業診断士に登録した段階で「補助金の専門家になる」「資格は信頼性などの権威付けとして効果があれば活用する」と決めていました。
ご存知の人がほとんどだと思いますが、中小企業診断士の資格はお金や名誉が勝手にやって来るような、悠々自適、もしくは一発逆転できる資格ではありません。
そのため、早い段階で「経営者に助言をしたい」「補助金申請で稼ぎたい」「講師になりたい」「社内で出世する道具にしたい」「先生と呼ばれて無知な社長を助けてあげたい」「下請けでいいから社畜を脱却して開業したい」「SNS上だけでも自分を大きく見せて尊敬されたい」など、やりたいことを明確化できると無駄な遠回りを減らし、過剰な理想と現実のギャップに幻滅しないで済むのかなと思います。
途中から毒気のあるワードが多いような・・・
次回はぱくちーさんの登場です。
お楽しみに!
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