人生変わる?中小企業診断士合格後のお仕事とは by みにまる
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目次
■はじめに
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ15期のみにまると申します。
新年おめでとうございます。2次試験の合格発表が近づいてドキドキもやもや…皆さんそれぞれいろんな気持ちが混ざっている頃だと思います。合格発表までは誰も結果はわかりません。
どういう結果でも合格後の行動を見据えて、計画を立てていかなくてはならないと思います。
受験生の方は診断士試験合格後の活動がどんなものか気になっている方も多いと思います。今回は、そういった診断士試験受験生の方に向けて、一例として私の合格後の診断士活動について書いて参ります。
勉強のモチベーション、合格後の行動計画の指針に本記事が参考になりましたら幸いです。
■実務ポイント集め(実務補習・実務従事)
口述試験の後の最終の合格発表を確認したら、中小企業診断士として登録するために実務ポイントを15ポイント獲得する必要があります。ポイントの取得方法には
- 実務補習の受講(有料、診断士協会実施)
- 実務従事サービスの利用(有料)
- 実務従事(報酬あり もしくは無報酬 普通にお仕事・ボランティアで中小企業を支援する)
などがあります。
実務補習について詳しくはこちらの記事↓をご覧下さい。
実務補習の申し込みは2次試験の合格後から可能です。詳しい日程は協会のHPをご確認ください。
東京大阪などは瞬殺で埋まってしまうので、事前の準備をおすすめします。昨日のたひさんの記事もご参考になさってください。
私は有料の実務従事サービスと、知り合いの企業様の支援の実務従事(お仕事)で15ポイントを集め、登録申請しました。
どうやって実務従事のお仕事を獲得したか?
実務従事のお仕事は、元々個人事業主としてWebサイト制作の案件を受託しており、その流れの中で「新規事業の立ち上げも手伝って」ということで従事させていただきました。
実務従事サービスについて
また上記のようなリアルお仕事の実務従事とは別に、2つの機関で実務従事サービスを受講し、メンター(指導者)の先生に診断業務の基本を教えていただきました。実務補習は受けたかったのですが、本業の都合で受講できませんでした。
その代わりに受けた有料の実務従事サービスでは実務補習と同等レベルもしくはそれ以上のレベルで学ぶことができました。本業の都合や住んでいる場所などの関係で協会の実務補習が受講しづらい方は、有料の実務補習サービスもおすすめします。
【私が受けた実務従事サービス】
実務従事のご案内 | 一般社団法人 中小企業戦略研究所-SMRI-
■人生変わる?中小企業診断士合格直後にお仕事獲得(民間)
私は中小企業診断士の登録前に実務従事(お仕事)の企業様から「経営コンサルタントとして継続して契約してほしい」と仰っていただき、民間の顧問契約をさせていただきました。
業務内容は
- Web関係の業務委託(HP制作、保守管理、システム導入支援)
- 事業計画書策定支援
- プレスリリース作成代行
- 従業員研修
- Webマーケティング支援(LINE公式構築、SNS発信、Googleビジネスプロフィール最適化)
- 業務マニュアル作成支援、業務効率化のための行動計画の提案
- イベント支援
- 経営相談(訪問)
など多岐にわたります。
ほぼ社員では…
というくらい、なんでも屋、便利屋として内部に入り込んで、パートさん社員さんと現場に出向いて業務改善に努めました。
この民間契約をいただけたのは、「中小企業診断士」という経営コンサルタントの国家資格に合格したことが大きく後押ししてくれました。また実務従事で私の仕事ぶりを実際にみていただき信頼していただけたのも良かったと思います。
中小企業診断士受かりました!アピールは商工会の集まり、本業関連の集まりの他、実名SNSなどあちこちでやりました笑
地域の事業者さんともつながっているFacebookやInstagramなどで合格を報告し、登録後は名刺も「中小企業診断士」と記載したものに作り替え、本業関連で経営者が集まる機会があれば、あちこちで配りまくりました。
私個人の感想では「中小企業診断士合格で人生変わった!」と言えます。
あちこちで会う人の反応が違いますし、お仕事獲得、業務内容の変化、人脈の変化など合格前と後で大きく変わりました。
タキプロに入ったのも合格したからこそ!
たくさんの優秀な診断士合格同期の仲間に会うことができました。
「合格しないと入れなかったコミュニティ」に入れたという意味で中小企業診断士は世界を広げるコミュニティへのパスポートだと思います。
■受験支援機関で講師に従事
2次試験合格後には、中小企業診断士試験の受験支援機関で講師として活動することになりました。
受験指導も経営コンサルも対象が違うだけで、目標に向かって自走できるように伴走支援するという意味では本質は同じだと思っています。
引用出典:https://www.meti.go.jp/shingikai/economy/local_bench/pdf/012_04_00.pdf
中小企業診断士として独立後の初のお仕事は予備校講師や予備校の作問・採点という方も多いのではないでしょうか?
予備校講師の募集は各予備校のHPでも案内があります。ご興味のある方は検索してみてください。
■補助金のお仕事
私は、メインでは補助金申請支援などのお仕事は受けていませんが、知り合いの事業者さんが某補助金の交付申請、実績報告にお困りだったので縁あってお手伝いさせていただきました。
申請段階の事業計画書作成支援では財務・会計、事例Ⅳの経営分析などの知識が役立ちますが、実績報告は「お役所の資料を正確に読み解く力」と「資料作成など事務処理のスキル」、「複数回の差し戻しに耐える忍耐力」が求められます。
中小企業診断士試験勉強で培った地道に勉強する忍耐力と理不尽な問題文の日本語に負けない現場対応力が活きます!
■公的支援機関の専門家登録
公的支援をメインのお仕事とされる中小企業診断士の方、公的支援機関(商工会連合会・よろず支援拠点、中央会…など)の専門家登録をされる方が多いです。公的支援主催のセミナー講師として活躍されている先生も多いですね。
私も某機関の専門家登録のために職員さんより推薦をいただいており、登録予定です。
ただ登録したからと言ってすぐお仕事があるわけではないそうです。
専門家登録をするにはいくつか方法がありますが、
- 応募する
- 職員または既存の専門家の推薦を受ける
などの方法があります。
都道府県の診断士協会に入り、都道府県の受託事業でお仕事を受けることもあると思います。
私も一応県の協会に入っていますが、多忙を言い訳にろくに協会活動に参加できていません。協会に入っただけでお仕事獲得ということは基本的にないようです。協会については下記記事もご覧ください。
■地域団体でプロボノ活動
本業と民間契約以外ではこちらのプロボノ活動の比重が大きいです。
地域団体の活動は、本業の公的支援でお世話になっていた中小企業診断士の先生から診断士合格後にお声がけをいただいたことがきっかけで、いつの間にかどっぷり「巻き込まれる」ことになりました。
自分の住んでいる自治体と商工会、事業者で集まって地域課題を解決する非営利法人を設立予定で、事業計画策定や協議会運営、地元高校と連携した広報活動などを行っています。こちらは現段階では無報酬のプロボノ活動ですが、法人設立後はマネタイズを予定していますので、報酬があると信じています!
■診断士コミュニティに参加(受験支援団体・士業団体・研究会など)
私はタキプロ15期に参加し、こちらのブログ執筆をしたり、受験相談会・セミナーの相談員やサポート役で参加したり、タキプロで受験支援活動も行っております。タキプロ内ではタキプロ同期のオンラインコミュニティがあり、そちらで連絡、交流、情報交換しています。リアルオフ会もありますね。別の士業団体や県の協会の研究会にも参加しています。
士業団体ではオンラインのミニセミナー登壇も経験させていただきました。
■おわりに
以上が私のこの1年間の中小企業診断士活動でした。
私は、決してキラキラ診断士ではありませんが、地味ながらも中小企業診断士合格したからできるお仕事を経験させていただきました。その多くは受験勉強中や合格後に参加したコミュニティで出会った人脈やご縁のおかげが多いです。
中小企業診断士としてお仕事を獲得していくには、人脈と「自分が何ができるか」を発信していくことが大事です!
合格後に色々な人と交流したり、コミュニティに参加したことで世界が広がりました。
私にとっては間違いなく「中小企業診断士合格で人生変わった」と言えます。
診断士試験を受験して良かったと心から思っています。診断士試験勉強中の方は安心して勉強に打ち込んでくださいね!
そして合格後は是非タキプロにご参加ください!
次回は、おくそん さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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