【診断士活動】 はじめてのお仕事(ワクワクと緊張の1か月)
おはようございます。ナリ@タキプロ5期生です。
診断士としての初めての仕事を6月30日に納品しました。今日はこの仕事を通じて感じたことをお伝えします。
1次試験直前の時期に何をピンボケなテーマを、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、診断士の存在価値を実感しましたので、是非この機会にお伝えして、皆さんのモチベーション向上になればと考えておりますので、お付き合いください。
皆さんは普段の仕事の中でワクワクすることはありますか。今日の記事のサブタイトルに「ワクワクと緊張」とつけました。仕事には緊張は、イヤでもついてきますね。しかし、ワクワクという言葉はどうでしょうか。「よ~し、頑張るぞ!」という意気込みだけでもなく、楽しい、うれしいといった浮ついた気持ちではもちろんありません。
依頼元の企業の期待を受け取り、テーマに向かって努力することが自分を高める挑戦になり、その頑張りがそのまま依頼元の企業への貢献につながり、喜んでもらえることを肌で感じるといった感覚です。課題に挑戦する充実感、先方の企業と一体となって作り上げる連帯感、さらに感謝される満足感に包まれた活動になりました。その感じをワクワクと表現してみました。
皆さんは診断士の仕事をどのように考えていますか。診断士試験の受験過程で得た知識や過去の経験から得たノウハウの切り売り?全く違います。今回もそうでしたが、多分今後も知識のない分野だったり、各企業の特別な事情に対応する取り組みを求められる、つまり努力や研鑚や工夫等プラスアルファが必要になる仕事だとおもいます。今までストックした知識を活用するのはもちろんですが、今持っている知識、ノウハウだけで間に合うことはありません。
今回の仕事の内容は、お客様が事業拡大戦略として出先機関を初めて設置するにあたり、どこが最適地かを探る市場調査でした。
私の業務経験は、ITの開発やマネジメントでしたので市場調査の知識はありません。この案件を私が担当していいのかと心配しました。
先輩診断士の方々から「最初の頃は依頼される仕事に『NO』は言わないでやることが大事」と指導されたので、受けたというのが本音です。
調査企画書?調査方法?分析方法?等わからないことばかりです。マーケットリサーチに関する本を購入し、にわか仕込みの知識しかありませんが、スタートした後は、がむしゃらに動きました。
作業期間は1か月です。①候補エリアと想定した東京、埼玉の18の区や市の役所を訪問して情報を収集、②競合企業の洗い出しと業績確認、③該当地域でのビジネスボリュームの調査、④その業種の今後の動向や情報を関連する業種から収集し、情報の信頼性を強化、⑤交通量調査による道路状況確認等多岐にわたる多くの作業を行いました。
そもそも中小企業の経営者はその道のプロです。知識も経験も新しい情報も十分に持ち合わせています。なのに診断士の提供する意見や提案がどういう値打ちがあるのでしょうか。それは、経営において一つの決定を下すことは、残りのすべての選択肢を捨てることでもあるので、不安も大きい作業だということです。診断士はその点で経営者を支え、意思決定において背中を押してやる役割として重要だと、改めて感じました。
今回、自分にとって挑戦的な内容であったことが、緊張感とともにワクワク感を高め、今後もこのやりがいのある仕事を精一杯頑張ろうと決意を新たにすることになりました。そんな世界をみなさんと一緒に共有できる日も遠くありません。今日も合格に一歩近づく充実した一日にしましょう。
以上です。
タキプロ勉強会のお知らせ
【今後の予定(東京)】
◆日時・場所
・7/10 (木) 19:30~21:45 京橋区民館 題材:H24<1次>財務・会計
・7/23 (水) 19:30~21:45 八丁堀区民館 題材:H22事例Ⅰ
・7/27 (日) 9:30~11:45 京橋区民館 題材:H22事例Ⅱ
◆会費 :500円
*お釣りが出ないようにご用意ください。
==1次試験対策の勉強会参加にあたって==
*可能であれば題材の過去問を解き、解答プロセスを説明できるよう
ご準備ください。
*解答はご自身分がお手元にあれば良いです。
*過去問解説書の使用などはご自由にお使いください。
*問題を忘れずにご持参ください(自分で確認用)。
==2次試験対策の勉強会参加にあたって==
*題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*問題を忘れずに持ってきてください(自分で確認用)。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。
あらかじめご了承願います。
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