駆け出し独立診断士に突き付けられた課題~ワーママ診断士とっきー~
こんにちは。地方在住ワーママ診断士のとっきーです。
2018年もあっという間に半月経ちましたね。2018年の試験に向けて本格始動したみなさん、勉強の進み具合はいかがでしょうか。まずはゴールデンウィークを目安にインプットの時期。とにかくやるしかない!それしか受かる方法はありません。休日のまとまった時間はもちろん、スキマ時間を見つけて、とにかくたくさんの知識を蓄えてくださいね。
さて、ワーママ診断士のとっきーは、2018年年初から独立しました。まだ数日ではありますが、先輩診断士と同行させてもらい、自分に足りない課題を突き付けられておりますので、ご紹介します。
ちなみに、私の場合は公的な団体と「相談員」として委嘱契約し、週3-4日勤務することになったので、まずはそちらで経験を積むことにしました。「独立してすぐ仕事はあるのか?」という不安はありましたが、(もちろんそれまでの給与水準にすぐには届きませんが)所属する診断協会からの単発の仕事(経営診断等)をはじめ、公的な機関からの紹介の仕事は継続的にあるようです。ひとつひとつの仕事をアキラ100%でお返しして、どんどん質の高いアウトプットにつなげていければいいな、と思っています。(公的機関の案件は地域によっても異なるので、要確認ください。)
さて、今やっている業務は、1時間の面談時間で、中小企業の経営者があらゆる相談に来られ、それに対応することです。経営者とお話ししながら、
■圧倒的な知識の引き出し
頭がフル回転しつつも、そもそも引き出しが少ないと、なんとも情けない解決策しか提案ができません。相談内容は、採用、社員教育、売上向上、販促、広報、事業承継、事業再生、創業など私が数日受けただけでも多岐に渡っています。これらに対して、実行可能であったり差別化できるような現実的なアドバイスを行う必要があります。1次試験で学んだことはベースであって、実務には追加の知識が必要です。現状の国や都道府県の補助金や専門相談先などサポート体制の知識のアップデートも必要です。相談業務は、アウトプットそのものですので、それ以外の時間でのインプットの必要性を痛感しています。
■財務諸表の瞬時判断能力
いわずもがな、いや分かっていました。でも。。。嫌いじゃないけど苦手なんだもん、財務。と逃げていました。いやはやもう逃れられません。先輩診断士は、相談の直前に財務諸表を見せられても瞬時に(=電卓なしで)会社の問題点を2,3点上げています。2次試験のような特徴的な財務諸表に慣れ、電卓計算している私には到底追いつけません。中小企業の財務諸表は、年による変動が大きく、また担当の税理士さんが替わられると、帳簿につける勘定科目が変わっていることも多々あります。同業他社との比較が必ずしもできるとも限りません。
対策としては、慣れですね。これは1000本ノックで頑張ることにします。
■傾聴と激励のバランス
相談してこられるのは「社長」=一国一城の主です。並々ならぬ覚悟とリスクを背負って日々奮闘されています。そういった方に対して、まずは傾聴の姿勢でしっかりと想いを聞き取ります。一方で、外部だからこその客観的視点ははっきりと伝える、このバランス。限られた1時間の中での、アメ(傾聴)とムチ(激励)のコントロールは、一朝一夕にはできるものではなさそうです。だからこそ、意識して訓練することが、診断士としての差別化につながることになるでしょう。
はい、頑張ります。
これらは、診断士の試験勉強や企業内診断士では身に付けられないかというと、、、まったくそんなことはありません!
試験勉強では、1次試験のベースにして知識の引き出しを増やすことは可能だし、財務諸表を瞬時に読み込むトレーニングは、財務を得意科目にすることに直結します。
また、企業内診断士では、
さらに、日々の生活を通して、多かれ少なかれ傾聴と激励はやっていることです。さらに意識してやってみることで、相談業務に限ったことではなく、人間力向上そのものにもつながり、ひいては人生が豊かになるテクニックだと思います。
と、突き付けられた課題は見えてきたのですが、解決するのは簡単ではなく。。。というわけで、今日も相談業務、行ってきます!
明日は しなちくさんから、合格後1年を振り返って、実務補習を受ける方のメッセージをお届けします。
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・受験歴
・1次試験の勉強方法(通学/通信/独学、工夫点、苦労など)
・2次試験の勉強方法(通学/通信/独学、工夫点、苦労など)
・1次試験のエピソード(直前、当日のエピソード、直後の感想)
・2次試験のエピソード(直前、当日のエピソード、直後の感想)
・敗因(合格年と比較した、敗因分析など)※不合格経験がある人のみ
・勝因(合格につながったと思う取り組みなど)
・受験生へのメッセージ
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