診断士になったら(1) ~ 実務補習・研究会(破れ障子)
おはようございます
破れ障子@タキプロです
4期生による合格体験記も一通り終わりましたが、今年度合格した診断士1年目の皆さんは、現在実務補習の真っ最中。昨年の今頃、初めての実地での経験に戸惑っていた自分を思い出します。
名実ともに「中小企業を診断する」ということへの第一歩を踏み出す瞬間。この実務補習がやりたくて勉強を頑張った、という方もいらっしゃいました。
今回と次回は、そんな診断士試験に合格した後の体験について、私の事例をいくつかご紹介します。
1.実務補習の辛苦
2.研究会での活動
3.広がる人脈
4.タキプロでの挑戦
1.実務補習の辛苦
私は実務補習の15日コースに参加しました。15日コースと言っても、実際に集まって作業や診断・報告をしている日数が15日というだけで、間に個人ワークの期間をはさみながら、実質的な補習の期間は足かけ1ヵ月半。
この1年間を振り返っても、実務補習をやっていた2月~3月中旬は、最も大変な時期でした。特に、これまでの学習と異なり、他の人との共同作業となる点や、作業の結果(診断報告書)を受け取るのが生身の人間(企業)である点など、「補習」とはいえ「実務」だからこそ、単純に作業量の多さだけではない、特有の難しさがありました。
※実務補習については、コチラにも記載しています。
今になってみて、診断士1年生としてのこの1年間、常に負荷がかかった状態が続く中でのアウトプットを続けられたのは、この時の実務補習での経験があったからだと思います。
2.研究会での活動
東京地区では4月にスプリングフォーラムというイベントがありますが、それに前後して研究会の活動が始まります。
(※参考:今年のスプリングフォーラムは4/20開催予定だそうです)
私は、2つの研究会を掛け持ちしていましたが、
- 片方の研究会は人数も多い中、1年目メンバー同士で会を運営する事務局を分担
- 研究会内の分科会(チーム)での活動として、タイへの合宿を企画
- もう片方の研究会では、ファシリテーション能力を習得・向上
などの活動をしていました。
特に、少人数のチームで能動的に活動していた事務局活動やタイ合宿の幹事では、実務補習と同様にチームで共同作業を進める難しさを実感。(もっぱら自分が足を引っ張ることが多くて恐縮なのですが・・・)
また、主催者側として参加することは、自分の負担が多い一方、得られる満足感・経験・帰属意識などの面で、ただ「出席する」というだけの受身の参加よりも多くのことが得られたと感じます。
なお、診断士の研究会活動の規模や内容には、地域によって差があります。
首都圏では数百規模の研究会が開催されていて目移りしてしまうような状況ですが、地方では診断士の人数も研究会の数も少ない一方で、少数だからこそ地域内でのつながりも強く、診断を必要とする企業に対して診断士の数が不足していて実務のチャンスが多い、という実態もあるようです。
来年度の合格を目指して勉強している方も、自分の住んでいる都道府県でどのような研究会等の活動が行われているのか、ぜひ調べてみてください。
「診断士試験に合格したら、この研究会でこんな活動をしたい!」というイメージが具体的になるほど、勉強のモチベーションが湧いてくるはずです。1次試験までは半年を切りましたが、2次筆記試験までの9ヶ月弱を乗り切るために、モチベーションの源泉を今のうちから探しておきましょう
それでは、続きはまた来週。
寒い日々が続きますが、体調にはくれぐれも気をつけて頑張りましょう!!
【勉強会(東京)開催のお知らせ】
昨年好評を博した2次試験対策のタキプロ勉強会。
今年も、新たな4期生メンバーの主催により開催します!
日時:2月17日(日)9:30~12:00
場所:八丁堀区民館 5号室
参加費:500円
テーマ:H24年度 事例Ⅰ(答案を作成し、5部コピーして持参)
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