実務補習って何するの? byダイナマイト九州
こんにちは。タキプロ11期関東の ダイナマイト九州 です。(自己紹介はこちら)
年が明けたらまもなく二次試験の合格発表ですね。
合格後の話になりますが、資格登録のためにはほとんどの方が実務補習という選択肢を取られるのではないかと思います。僕は昨年の合格発表後すぐに申し込みを行い、2020年2月~3月の15日間コース(5日間×3回)で実務補習に参加しました。
これから実務補習を受ける方向けに、どんなスケジュールでどんなことをするのか、経験談を基にお伝えできればと思います。
※指導員の先生によって進め方が異なる部分があるようです。また、今はコロナの影響もあり今後どういう実施方法になるかもわかりませんので、あくまで僕の経験談として参考にしてください。
事前準備
初日を迎える前に、指導員の先生より、メールで班構成や1社目の診断用資料(決算書など)の案内があります。
まだ顔を合わせたことのないメンバーではありますが、メールのやり取りで班長以下各担当(人事戦略担当、財務戦略担当など)を決め、初日の社長ヒアリングに向けて仮のSWOT分析やヒアリング事項の整理などを行います。
初日(金曜)~2日目(土曜)
1回目の初日は、全体オリエンテーションのようなものがあるため大きな会場に朝から参加者全員が集合します。
そこで初めて指導員の先生や班員の皆さんと顔合わせです。
午前中にオリエンテーションがあり、午後からは各班に分かれそれぞれ診断先企業に向かいます。(以降はずっと班単位での活動になります。)
現場の見学や社長へのヒアリングを行い、1日目は終了です。
なお、オリエンテーション時に他の方に話を聞いたところ、事前準備の案内は全くなく、いきなりヒアリングに臨む班もあったそうです。大丈夫だったのか・・・?
2日目は、朝から会議室に集合し、前日のヒアリング内容を基に改めて経営分析を行います。
最終日に社長に報告する内容の方向性を全員で検討し、各担当がやることに落とし込むところまでをこの日に完了させます。
3日目までの期間
2日目が終了したら、3日目までの約一週間は各自での作業になります。
ここが意外とご存知ない方が多いところかもしれませんが、実務補習1回は5日間と言うものの、実質の作業は5日では済みません。
僕は当時無職だったので問題ありませんでしたが、通常は仕事が終わった後などの時間を使って、各自で宿題をコツコツ進める必要があります。
3日目(翌週土曜)~4日目(日曜)
3日目と4日目は、各自が持ち寄った担当パートの内容をみんなで確認し、丸二日間、班長を中心にさらに議論を重ねて報告書を完成させます。
作成すれば完了というわけではなく、キンコーズなどにデータを持ち込んで印刷・製本までを終わらせる必要があるので、タイムキープも重要になってきます。
また、ぶっつけ本番というわけにもいきませんので、社長へのプレゼンの練習も4日目までに済ませておくとスムーズです。
5日目(月曜)
4日目に報告書を完成させたら、翌日に診断先企業へのプレゼンとなります。
前日までに準備が完璧であれば直接午後の訪問でいいのですが、仕上げるので精いっぱいだった場合は、当日午前中に自主的に集まってプレゼン練習を行うこともあります。
以上が実務補習1回(5日間)のスケジュールになります。15日間コースの場合はこれが3回続きます。
なお、全体オリエンテーションは初回のみなので、2回目以降の日程はヒアリングからスタートになります。(当然事前準備はあります。)
また、本来であれば最終日(15日間コースの場合は15日目)に卒業式的なものがあるようなのですが、当時はちょうどコロナの拡大時期だったため、急遽なくなりました。
その他
実務補習における報告書はWordで作成するため、PCが必須となります。
また、メールでのやり取りが発生するため、PCアドレスも必要です。(Yahoo!メールやGmail等のフリーメールで構いません)
実務補習は枠が決まっており、すぐに埋まってしまうので、口述試験を受けられた皆さんは、今のうちから日程調整を始めておいた方がよいかもしれません。
以上、参考になれば幸いです。
明日は、こなんさんです。お楽しみに!
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