自分次第で何でもできるBy みさ
こんにちは!タキプロ12期のみさです。
みなさん2次試験まであと一か月を切りましたがいかがお過ごしでしょうか?それぞれ違った環境で、勉強時間を捻出して追い込みをかけている時期かと思います。ラストスパートは体調管理もしつつ、本番をピークに持っていけるよう調整してくださいね。
今回のテーマは実務補習・合格後についてです。
試験勉強でそれどころじゃないかもしれませんが、モチベーションアップの助けになれば嬉しいです。
この試験に合格すると「人脈や活動の幅が広がる」と話される方が多いですが、私もその通りだと思います。タキプロで知り合って仲良くなったメンバーだけでも普段交流することのない業界の方が多く、何かと新しい発見があり楽しいです。
私は企業内診断士として活動予定で、本業はコンサル等とは全く縁のない業務を行っています。
実務補習も何から始めていいのか、終わったら何をすればいいのか!?右往左往しながら進んできた現状を少しだけご紹介します。
■受験時期から今までの動き
私は2次試験勉強中の8月に強気(無謀?)にも、実務補習を見据えてノートパソコンを購入し、作業スペースを確保しようと引っ越しをしました。
試験後に何が必要かわからないなりに調べて、ちょっとした現実逃避もあり「受かったらやる!」と決めていた準備に取り掛かりました。(今思えば試験前に突然掃除がしたくなる現象と同じかも?めちゃくちゃ気が散ってるやん!!というツッコミはなしでお願いします。笑。)
運よく無事合格することができ、購入したノートパソコンも作業スペースも活用できる状況になりました。
試験合格後の活動を時系列にすると、①タキプロに参加、②実務補習15日間コースの受講、③中小企業診断協会に入会(セミナー参加、研究会入会など)、④お仕事(企業内での活動、社外での活動)です。
どの活動も合格前には体験できないものだったので、目新しさや学びが多く楽しく参加しています。
①タキプロに参加
私は自分でSNS等の発信をするタイプでも、セミナーに縁があるタイプでもなかったので、ブログってどうやって書いてるの?セミナーってどうやって開催してるの?を知りたい興味からブログ班・セミナー班に所属しました。
初めて使うWordpressに四苦八苦し、ブログ記事になじみがなくて題材に悩み(;´・ω・)
少しでも皆さんのお役に立つor息抜きになればいいな、と思って書かせていただいています。
セミナーは運営の流れを間近で見て、本当に多くの人が関わって成り立つものなんだとしみじみ感じています。
当初は診断士の知り合いもいないし、ちょっと参加してみようかな?くらいの軽い気持ちで参加しましたが、今となっては本当にやってみてよかったと思います。特によく一緒に活動しているブログ班・セミナー班の皆さん、いつも迅速対応すぎるIT班、日々現場で受験生支援をしてくれる勉強会班、調整役の事務局班、たくさんのメンバーのお陰で楽しく活動できてます!
最近はリアルで数名お会いする機会もあり、タキプロきっかけで今後の活動を相談しあえる仲間がいるって心強いです。
②実務補習15日間コース
感想を一言で表すと「めちゃめちゃキツい!!!」です。5日間を複数回受講される方、実務従事と組み合わせて登録される方・・登録までの要件を満たす方法は様々ですが、私は合格後すぐに15日間コースを受講してよかったと思います。
実務補習15日間コースは、割り当てられた班(約5名)で連続してA・B・Cコースを受講します。A・B・Cコースはそれぞれ別の先生が受け持って下さり、各先生の方針で実務補習を行います。
まずキツいのは、15日間≠実働期間だということ。実際の稼働期間は約一か月半です。本業のある方は、本業+終業後+休日のほぼ日を費やして(コースの切れ目は多少休める)フル稼働で成果物を仕上げる必要があり、休みなしで走り抜けるのがハードでした。
次に、班は一度割り当てられると最後まで組み替えはありません。同じメンバーでチームワークを高めてやっていく必要があります。いろんなメンバーと取り組んでみたい方は5日間を数回受けるのも手です。15日間コースのいいところは、同じメンバーで進めるのでA→B→Cと回を重ねるごとにお互いの人柄や得意分野がわかってきて、役割分担やヒアリング前の打ち合わせがだんだんスムーズになるところだと思います。(ちなみに、Aで製造、Bでリーダー、Cで財務を担当しました。)実務補習自体も貴重な体験をさせて頂けるので大変なばかりではなく、おもしろさや達成感を感じられます。私は工場見学をしたり仕事の取りかかり方を見ることができたので、他の方の着目ポイントや進め方など自分にはなかった発想や見方をされていることが驚きと発見の連続でした!もし迷われている方がいらっしゃれば、ぜひ一度は体験してみてほしいです(^^)
コロナ禍で超イレギュラーでしたが、私の班では実務補習をリアル集合組+リモート組で進めることになり、リモートで成果物作成を行いました。他班ではホワイトボードを使って議論しているところもあり、進め方も使うものも全く違うので、どんな風に進めることになるかは参加してのお楽しみ(?)です。
実務補習中にはあまりの自分のポンコツぶりに嫌気がさしたり、先生の事務所でもらったチョコを食べつくしたり、他のメンバーに教えを請うたり(笑)全コース通して事件の連続でいろいろありましたが、なんとか最後までやり切ることができました。Aコースでお世話になった先生やメンバーとは、その後も繋がっています。
③中小企業診断協会に入会
入会するかどうかは任意なので、すごく迷いましたが・・バッジの貸与にも憧れがあり6月に入会しました。
協会では、オンラインセミナーが定期的に開催されています。登壇されるのは協会会員の方々で、専門分野についてのお話をされていてとても興味深いです。内容はもちろんですが、一番すごいと思うのは登壇される方はほぼ「与えられた時間きっかり」でセミナーの持ち時間を終えられるところです!興味をひく内容で、説明もわかりやすい、さらに時間きっかり。ほんとすごい。
協会に入会すると、研究会の参加資格が与えられます。私は自分のキャパを考慮して一つだけ入会しました。
他の先輩方の知識量や、説明のわかりやすさに圧倒されながらなんとか参加している状態ですが・・。とにかくスタートラインに立たないと始まらないので、予習したり課題図書を読んだり(内容が難しくて参加前の時点では全然理解できていない)して、勉強会の中でなんとか理解しかけるのが精いっぱいでやってます。何でもやってみないとね!という好奇心だけで、ここでも周りの諸先輩方にアドバイス頂きながらなんとかよちよち歩きを始めたところです。もともと興味のある分野で、自分一人で勉強するのは難しいと思っていた内容だったので、少しでも理解が深められるようやれることをやるだけ・・。
④お仕事(企業内での活動、社外での活動)
企業内では自分の部署や支店内での改善活動に取り組んでいます。コロナの影響や、その他の要因で取り組まざるを得ない状況になったのが直接のきっかけでしたが…元々取り組んでいたものの言語化できずモヤモヤしていたことが「これだ!」と小さな発見に繋がることが増えました。
試験合格した効果としては資格手当が支給され、(直接的な関係があったのかは不明ですが)昇進もしていたので受験の費用対効果は悪くなかったんじゃないかと思ってます。笑。
社外の活動はまだ多くはないですが、ちょっとした事務処理や、事業計画書を書くお手伝いをする機会がありました。初めてやってみて、自分に足りない知識を知ることができたので、今後やるべきことが少しですが見えてきたように思います。人がやっているのを見るのと、自分がやるのとでは全然違うと改めて実感しました。一生懸命に事業者さんの支援をされているタキプロ12期メンバーの活動を間近で見て、自分がやるなら何が必要か、これから何をすべきか考えるきっかけになりました。
■おわりに
試験勉強は合格するために決められた内容を勉強する!と決めて進めばよかったですが、合格後は「何をやりたいか?」によってそれぞれ必要な内容を自分で見つけて勉強する必要があります。自分で決め、やり遂げるしかない大変さはあっても「自分で決められる自由さ」を手に入れられるのがこの試験合格の一番の面白さだと思います。士業の閉じた世界は、中に入ってみないとわからないけれど、入ってしまえば皆さん親切でどの門も開けてくれます。
本業で活かせることはないのか?自分の強みは何か?自分が本当にやりたい中小企業支援は何か?
まだまだ勉強中ですが、ワクワクしながらどの門に飛び込むか模索しながら日々過ごしています。
来年タキプロ13期になった皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!(^^)/
次回はかわけんさんの登場です。
お楽しみに!
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