実務補習のすすめ by えむ
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のえむと申します。
本日のテーマは「実務補習」です。
15日コースを受講した私自身の体験も踏まえて、実務補習についてご紹介したいと思います。
■申し込み
実務補習の申し込みは、口述試験の前に始まります。コースは5日間コースと15日間コースがありますが、5日間コースは受付開始直後に満員となります。申し込み開始日はいつなのか、きちんとチェックしておきましょう。
◆実施期間
5日間コース :2月、7月、8月、9月
15日間コース:2月
2月のスケジュールはもう出ています。こちらからご確認ください。
■実務補習の流れ
メンバーは6名前後で、指導員の先生が1名つきます。私のチームは、副指導員の先生1名もついてくれました。
15日コースの場合、5日間(私の場合は金、土、翌週の土、日、月)×3セット。5日の間に、診断先にヒアリングを行い、それを踏まえて診断報告書を作成します。診断報告書は全体で100ページほどで、パート(診断先の業種によって異なりますが、経営戦略、マーケティング、情報、人事、生産、店舗、財務など)を分担して作成します。具体的な流れは以下の通りです。
◆開始1週間前
テキストなどが届きます。指導員の先生から、1社目の診断先の情報がメールで送られてきたり、メンバー同士で自己紹介やパートを決めたりしました。
◆1日目(金曜日)
診断先へ訪問し、ヒアリングを実施。
◆2日目(土曜日)
ヒアリング内容をまとめ、各パートの課題や提案内容を話し合う。
◆自主学習期間(日曜日〜金曜日)
各自、担当パートの報告書(約10ページ)を作成。
◆3日目(土曜日)
報告書の内容のすり合わせ、修正作業。
◆4日目(日曜日)
報告書完成、キンコーズ等で印刷。
◆5日目(月曜日)
診断先へ訪問し、プレゼンを実施。
15日コースと言いつつも、実働は約1ヶ月半です。会社員の場合、その間ほぼ休みが取れませんので注意が必要です。
■必要なもの
実務補習を受けるに当たって準備したものや、実務補習中に使ったものをご紹介します。
①ノートパソコン
私はMacBookを持参しました。情報収集していると、Macは診断報告書をマージする時に体裁が崩れるからNG、といった情報もよく見かけますが、特に問題はありませんでした。
②Office365
診断報告書はWord形式で、診断先からいただいたデータから表を作成するなどでExcelを使ったりもするので、Office365を契約しました。
③Googleドライブ
診断報告書などのデータのやり取りに使いました。Dropboxを使っていたチームもあるようです。
④LINE
チームメンバーとはLINEグループでやり取りをしていました。他のチームでは、自主学習期間中にオンラインでの打ち合わせをしていたところもあるようです。私のチームは2日目までに提案の方針をかためていたので、自分と関連するパートを担当する方と個別に電話する等のやり取りはありましたが、全員で打ち合わせする機会はありませんでした。
■実務補習を受けて
約1ヶ月半、正直大変でした。でも結論としては、受けてよかったなと感じています。この苦しい期間を共に乗り越えたメンバーとは、今でも交流が続いていて、定期的に近況を報告し合っています。指導員の先生方とも協会の活動でお会いする機会があり、これからどういう活動をしていったらよいか相談させてもらうなど、とても頼りにさせてもらっています。
■おわりに
本日は、「実務補習」についてご紹介しました。皆さまが実務補習とはどんなものか?をイメージするのに少しでもお役に立てればうれしいです。
次回はカルーさんの登場です。
お楽しみに!
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