実務補習と実務従事どちらを選ぶ? by エニスカイ
読者のみなさん、タキプロ15期のエニスカイです!
中小企業診断士1次試験に合格された方は、すでにスタートダッシュを切って2次試験対策に邁進していることと思います。
そんなみなさんに、気になる話題。
実務補習と実務従事、どっちがいいの問題についてです。
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■はじめに
実務補習は指導員の運があると言うし、実務従事はいろんなところがやっていてどこがいいかわからない。
ある程度調べた方は、そんなふうに感じていると思います。
そこで、実務補習(5日コース)も実務従事も両方を経験してみて思ったことを書いてみます。
■実務補習
【概要】
- 5〜6人1チームで、居住エリアを考慮して指導員が割り当てられているように思います。
- 役割分担を明確に決め、それぞれのパートごとに報告書を作成し、最後にマージします。
- 報告書はWordで作成し、書き方などがガチガチに決められていて、提出時には形式審査が厳しいようです。
- 5日コースでも、有給が2日必須でした。
令和6年度から日数が変わるけど、どうなるのでしょうか・・・
【感想・体験談】
- 短い期間で仕上げるため、かなりハードでした。
- みんな仕事があるので、22時からzoomを始めて25時過ぎまで話し合ったり・・・
これが3回連続する15日間コースなんてムリ!!って思いました。
今年から日数が変わりますが、変わらないのではないかと。 - 私の班は、指導員にも副指導員にもメンバーにも恵まれました。
- 集まる日は毎回、全員で飲みに行っていました。
- 指導員のキレイな事務所を毎回使わせてもらい、診断先へ行く際も指導員と副指導員が車を出してくれたのですが、まずない待遇みたいです。
■実務従事
【概要】
- 選んだところは、4週間かけて10ポイント取れるコースでした。
- 他の実務従事も大体同じようですが、総合診断ではなく、求められたことに対してコンサルするというやり方です。とにかく、クライアントに満足してもらうというところが焦点でした。
- これも他と同じだと思いますが、基本有給は使わずに修了できます(休日とか夜間)。
- 実施期間が限定的な実務補習に対して、どの時期も複数の募集があるので受けやすいです。
【感想・体験談】
- お世話になったところは、ヒアリングとプレゼンの2回だけ休日にリアルで集まり、あとは平日夜間にメンバーで日程調整をしてzoomをしていました。リアルを除き、多分6〜7回はzoomしてました。
- 4週間あるからじっくりできたにはできたけど、かといって余裕があったわけでもなく・・・
- クライアントの満足最優先と言う点で、実際の仕事に近いのかな〜と感じました。
■結論、どっちがいい?
そりゃ両方です。
なぜなら、両方やって良かったと思っているからです笑
具体的な理由は、以下の通り。
- 実務補習と実務従事という、やり方が全然違うものを経験できる。
- 実務補習は中小企業診断士登録前しかチャンスがない。
- 実務補習、実務従事のそれぞれで人脈が広がる。
あえて比べると、実務補習は協会の人脈につながるし、実務従事はそこ独自の人脈ができるように思います。 - どう考えても地獄が想像される、実務補習15日コースを回避できる(弱気)。
2次試験合格直後にタイムリープしたとしても、同じように受けたいです。
どっちも、ものすごく楽しかったので!
■おわりに
いかがでしたでしょうか。
最後にお伝えしたいことはただ一つ。
1次試験に合格したら、2次試験対策のスタートダッシュをしたように、2次試験に合格したら実務補習はすぐに申し込みましょう。
けっこう枠が埋まってしまいますし、実務補習は2月を逃すと次は7月まで待たないといけませんので、気をつけてくださいね。
それでは、次回はみっひーさんの登場です。
お楽しみに!
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