実務補習に向けての準備やポイント
明けましておめでとうございます。タキプロ5期生のミッキーです。
試験に合格された皆様、おめでとうございます!
この冬の実務補習に申し込まれた方は、期待と不安の両方をいただきながら準備をする毎日を送っているのではないでしょうか。
準備といえば、参加できる環境を作るということがとても大事になります。前回、発表された日程をみながら、ご自身の置かれた環境の中で休みがとれそうなのか、もしとれた場合でも、仕事をうまくまわしていけるのかを考えコースの選択をしてみてはという話をしました(12/27投稿「来年を展望して」)。申し込みをされた方は短期間に休みをたくさんとる必要があります(特に15日間コース)が、みなさんもう会社にお話をされましたか?あるいは会社や同僚に話をしにくい場合もあるかと思いますが、今担当している仕事は、実務補習期間に休みをとっても大丈夫なように、しっかりコントロールできていますか。人それぞれで置かれた環境は違うので対処方法は違うと思いますし、突発事項が発生してしまうリスクを0にはできませんが、実務補習は一日でも休んでしまうと「修了」が認められない厳しいもののようですので、今置かれた環境の中で「参加できる環境を作る」「参加できなくなるリスクを軽減する」ことにまずは全力でとりくんでください。
参加できる環境を作る準備以外にも実務補習についてはいくつかポイントがあると思いますが、本日はあと3つお話をさせてください。
1.事前リサーチをしっかりしましょう!
実務補習の1週間ほど前に指導員の先生から連絡がきて、支援先企業の名前や概要を知らせてもらえます。まずは、「業種別審査事典」のコピーを大きな図書館(私は東京都の広尾にある東京都立中央図書館に行きました)でとる、業界団体のホームページをみるなどして、業界の動きや基礎知識を入手しましょう。特に前者は、とても細分化された単位でその業界の基礎知識がわかるので有用です。業界の競争環境、最近のトレンドや統計データ、業界誌の情報なども得られ、私も、それを手がかりにした二次的なリサーチも可能になりました。次にネットなどを駆使し、訪問する会社のホームページその他で会社の情報を得ましょう。社長その他幹部の名前で検索をすると、その方の発言やその方について書かれた記事等いろいろ出てくる可能性もあります。
こういった情報収集をもとに、会社についての現状や課題について整理をしてみると、通常初日に行われる会社へのヒアリングで聞くべき質問なども自ずからわかってきます。学んできたことで不安な分野などあれば、この期間に復習をして不安をなくしておくことも重要です。
2.1度は班長をしてみましょう!
私の場合、1年前の実務補習(15日コース)の最初の1日、顔合わせの時に、誰も班長に立候補しない中、一番年長だからと指導員に促され班長兼経営戦略を担当することとなったのですが、とても良い経験をしました。みなのリードをしたり全体調整をしたりしなくてはならないのに、仕事との関係で思うように時間がとれず、自分のものを仕上げるのに精一杯であったり(実際うつらうつらしながら夜中にはっとおきて作業を続けるという感じでした)、最後に各人が分担をした記述を1つにまとめる作業に想像以上に時間がかかったりと、ヒヤヒヤの連続でした。ですが、15日コースの場合、誰もが実務補習は初めてということで、みなさんのみる目が甘かったということも幸いし(笑)、指導員の先生のサポートもあり、なんとか無事終了することができました!
2回目には人事労務(自分の得意な情報や国際もセットで担当しました)、3回目は財務と、自分が必ずしも詳しかったり得意としている分野以外のものもさせていただきましたが、この期間は、自分を試し、多いに学ぶチャンスでもあります。班長に立候補する、なじみのない分野を担当する等積極的にチャレンジすると良いと思います。きっと多くのものが得られると思います。
3.健康には留意し、全力でぶつかり、一生の友を作ってください
私は15日コースに参加し、同じメンバー、同じ指導員で熱い15日、実際には約40日を過ごしました。寝ずの日々の中、仕事、家庭との両立ができたのも、素晴らしい仲間、素晴らしい指導員のおかげです。皆が意識が高く、決して妥協しない、手を抜かない人たちだったので、「負けるものか」とがんばることができました。途中飲み会も多く、体力的にも限界と闘った40日でしたので、終わった日にはぐったりと思いきや、解放感と達成感から本当に晴れ晴れとした気分で、その日の酒がおいしかったことおいしかったこと!
実務補習は終わりましたが、今でも当時のメンバーとは時に集まり、またメール等で連絡をとっています。指導員のお祝いごとにみなでプレゼントをしたり等指導員の方も含め今後もずっと続けていきたいとてもよい関係を築くことができました。(その中の一人とはタキプロでもご一緒しています!)
みなさんも、健康には留意しながらも、全力で取り組み、多くを得てください。そして、一生の友を作ってください!
みなさんのご健闘をお祈りします!
【ミッキーの過去の投稿はこちらからどうぞ】
来年を展望して (12/27)
新たなスタート (12/13)
中小企業診断士として福島の被災地を訪問して (11/29)
〔合格後の世界〕毎日が異業種交流会。やる気次第で無限の可能性が! (11/15)
2次試験後初の週末です! (11/1)
タキプロ勉強会(大阪)のお知らせ
◆日時・内容:
1月24日(土)
①10:00~12:00 H26事例Ⅰ グループディスカッションと解説
②12:10~14:10 H26事例Ⅱ グループディスカッションと解説
◆場 所:グランフロント ナレッジキャピタル7階(大阪市北区大深町3番1号)
◆定 員:20名
◆参加費:1,000円
◆持ち物:
H26年度の二次試験を受験された方は再現答案をご持参ください。
初受験の方には与件文と設問をお渡しします。
◆お問い合せ先:takiprooosaka@gmail.com
◆詳細・お申込みはこちらから
合格体験記の募集
合格された皆様の体験は受験生の方々にとって大変貴重な情報となります。ノウハウの伝授、執筆業務の第一歩として、どうかご協力をお願いいたします!
■内容
構成・内容等全て自由ですが、以下のような切り口から整理していただくと書きやすいかと思います。
・自己紹介(仕事、診断士を目指した理由など)
※ハンドルネームもご記入ください。
・受験歴
・勉強方法(通学/通信/独学、工夫したこと、苦労したこととその対応など)
・敗因(不合格だったときのこと)
・勝因(合格につながったと思う取り組みなど)
・受験生へのメッセージ
ご参考:これまでの合格体験記
2014/1/20~1/30の記事が今回お願いする記事のイメージです。
http://www.takipro.com/category/jyukenseikatsu/goukakutaikenki/page/3/
■ボリューム:1,000字程度(目安です)
■原稿の形式・提出方法:
Wordまたはtxtファイルで、takipro2010@gmail.com までお送りください。
■締切:2015年1月25日(日)
■タキプロブログへの掲載:
いただいた原稿は、2月上旬にタキプロブログに掲載させていただく予定です。
タキプロ6期生の募集
以下の通り、キックオフミーティングを行います。
・日時:1月18日(日)16時より
・場所:神田日本橋G-style
東京都中央区日本橋室町4-3-15 DK日本橋 3階
JR神田駅 徒歩5分、JR新日本橋駅1分
・会費:3,000円
今、少しでもタキプロに興味をお持ちのみなさまは、こちらの「アンケートフォーム」のご送信をお願いします!
お住まいの地域や、ご都合によりキックオフミーティングへのご出席が難しい方には別途ご連絡させていただきます。
なお、既にtakipro2010@gmail.com宛に6期生希望の旨のメールをお送りいただいている方は「アンケートフォーム」の送信は不要です。
ご応募ありがとうございました。
お問い合わせ先:タキプロ事務局 takipro2010@gmail.com
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