実務補習 自分の限界を超える15日間
おはようございます
金曜朝担当、破れ障子@タキプロです
今週のお題は、1次・2次試験を合格した先に待ち構える、診断士への最後の関門「実務補習」について。
私は、15日間コース(2月2日~3月12日)を受講しました。最近ようやく受講を終え、登録の手続きも済ませてきました。
こう書くとあっさりしていますが、他のメンバーも書いているように、その道のりは長く厳しいものでした。(仕事、ブログ、勉強会、セミナーの準備、これが全部というのはなかなかハードでした…)
この実務補習で得られたことは、3つあります。
マネジメントの経験と仲間
異なる背景・強みを持つメンバーと協力する経験は貴重でした!
自分のアウトプット能力を把握できた
個人作業の所要時間と、アウトプットの分量から計算すると、自分のアウトプット能力がわかります。さらに、過剰な負荷がかかった時の心理状態を体験できました。これが、自分の限界を知ることにつながり、これから限界を超え、能力を伸ばす意欲につながりました。
中小企業の戦略の実態
結局、どの企業もそうですが、強みなんて限られていて、重要な経営課題を解決する方策だって、そんなに多くはない。そんな戦略上の「相場観」を感じることができました。
他にも挙げればきりがないですが、いずれをとっても診断士の受験と同等か、それ以上の経験を得ることができました。この中でも、特に読者の皆さんにお伝えしたいのは、
自分のアウトプット能力を把握できた についてです。
診断士試験の本番は、タイムマネジメントがかなり重要です。(2次は特に)
自分が解答を書き始めてから何分で何文字書けるのか。この予測が甘いと、時間内に解答を書ききれず、せっかく考えた内容が点数に全くつながらない事態に陥ります
私はこの予測が甘く、演習でも必ず1問は真っ白のまま、試験時間の80分を終えていました。そのため、演習では毎回、自分が解答を書き始める前に、「この内容」「この分量」なら「どのくらいの時間」で書き終えられるか、肌感覚をつかむことを重視して臨んでいました。(解決方法の詳細は別の機会に紹介しますね)
この肌感覚は、1次試験でも重要です。特に、企業経営理論や財務・会計は時間が足りないことも多く、模試や演習でタイムマネジメントの感覚をつかんでいたことが、本番でも活きました。
これからの時期、各受験校でも模試や演習が多く開催されます。まだ全科目の学習が終わってない、という方も、早めに本試験の時間割で問題を解いてみることをおススメします!
普段の勉強なら頑張って解いている難しい問題も、本試験の時間感覚の中でいかに見極めをつけるか、などの気付きが得られるはずです。
さて。いよいよ明日に迫って参りました。
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