実務補習で最も気をつけた事【しょぱん】
こんにちは火曜日隔週担当のしょぱんです。
先週、タキプロの実務補習セミナーにパネリストとして参加してきました。パネルディスカッションでは「先生のメールに早く返信すべき理由」や「社長報告プレゼンの練習をすべき理由」などをお話させていただきました。今回は、その時にお話しできなかった「私が実務補習で最も気をつけたこと」をお伝えします。
私は昨年実務補習5日コースを3回受講しました。3回のうちで大変だったのが、メンバー全員が初実習であった1回目でした。私は組織・人事パートを担当したのですが、毎日が報告書の書き直しの連続でした。ようやくOKを貰えたのが報告前日(4日目)の午後。心が折れそうな位しんどいものでしたが、途中で投げ出すわけにもいかず、なんとか第1回実務補習が修了となったのでした。
ここで実務補習の流れを簡単に説明します。
【初日】インタビュー項目の整合、社長インタビュー、工場見学
【2日目】インタビュー結果のまとめ、分析、経営課題抽出
【自主学習期間(約5日)】担当部分の報告書(課題と提言)作成
【3日目】各自が持ち寄った報告書のレビュー・修正
【4日目】報告書の合体・印刷製本、協会に提出すべき資料類作成
【5日目】社長報告
なんで自主学習期間から4日目にかけて毎日書き直しをすることになってしまったかというと、組織人事パートの課題や提言の内容についてリーダーや指導員の了承を得られていなかったからです。内容を整合しないままに、独りよがりに報告書を作成していたことが書き直しを招いた要因でした。(メンバー全員が診断先企業のあるべき姿や経営課題の抽出に夢中になって、パート毎の課題設定まで行き着かなかったという要因もあります。)
このような辛い経験は二度としたくないと思った私は、2回目の実務補習ではちょっとしたアクションを起こすことにしました。営業・生産・人事等全てのパートの課題と提言内容を、実習2日目までに固めるようリーダーに提案したのでした。さらには課題と提言内容骨子について、2日目終了時点までに指導員のOKをもらうようリーダーにお願いをしました。
リーダーがこの提案に賛同してくれた結果、2回目の実務補習ではメンバー全員が書き直し無く報告書を書き終えることができました。もちろん実務補習3回目も同じ提案をリーダーにして、幸い上手く進みました。
ということで、実務補習で私が最も気をつけたことは、「2日目終了時のゴール設定(リーダーとの意識合わせ)」です。2月に初めて実務補習に参加する方の、ご参考になれば幸いです。
<私が失敗から学んだこと>
・マイルストーンの設定が大切。
・報告書は骨子が整合されてから書き始める。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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