LAST CLIFF(最後の壁) ~実務補習~
みなさん、こんばんは!shuttleです。
さて、「実務補習」シーズン到来ですー
私は、昨年の2月と8月の2回、5日間コースを受けたのですが、
3回目を受講する時間が取れず、、、
まだ、名刺は、「中小企業診断士登録【予定】」の身です。(涙)
今回で、晴れて、診断士登録!!となるヨテイ。
この辺で、???な受験生の方も多いのではないか、と思いますので、
軽く、実務補習の紹介をば。。。
実務補習は、二次試験に合格した後、診断士登録するまでに、
超えるべき、最後の壁です。
中小企業診断協会のホームページを見ると、
http://www.j-smeca.jp/contents/002_c_shindanshiseido/002_shindanshi_doushitara.html
中小企業診断士実務補習は、中小企業診断士試験合格者を対象に、
15日間の実習方式で実施します。
この実務補習は、1グループを受講者6名以内で編成し、
指導員の指導のもと、実際に企業に対して
経営診断・助言を行います。
3企業に対して、現場診断・調査、資料分析、診断報告書の作成、
報告会を行います。
とのこと。
診断士を名乗るためには、
1次試験、2次試験を突破するだけではダメだったのです。
考えてみれば、当たり前ですよね。
中小企業診断、コンサルティングの専門家を名乗るのに、
・教科書的な知識(1次試験)と、
・紙にまとめられたケースに対する回答(2次試験)
だけでは、
肝心の経験があまりにも不足しています。
実務補習は、現場の様々なケースに対して、
1次、2次で学んだ知識と、自身の様々な経験を組み合わせて、
経営コンサルティングの実践演習を行なう場。
おもしろくない訳がないです!!
なんだか、ワクワクしてきませんか?!
実際に、指導員の指導のもと、
中小企業を訪問し、コンサルティング業務を見習いとして実施します。
見習いとはいえ、指示通り、会社見学をする訳ではありません。
指導員はアドバイザ的な役割のみ。
自分たちが、主体的に何をするか決めていかなければなりません。
1.スケジュール計画、役割分担
2.社長ヒアリング
>「社長の思い」の把握
3.企業の現場訪問
>役員、社員のヒアリング、アンケート、工場見学
4.現状整理
>強み・弱み・機会・脅威 など
5.今後の大きな戦略立案
>「全体戦略」
進むべき方向性、現状とのギャップ
6.領域ごとの施策検討
>「財務」「営業・マーケティング」
「生産管理・開発」「人事・労務」「システム」等々
7.診断報告書執筆
>上記、領域ごとに担当を分けて執筆
8.社長報告
できるのかな?
という???ランプが、点灯してしまったかもしれません。
確かに、限られた時間、リソースをどう使うのか、
解の無い問題に対して、どういう結論を導き出すのか、、、
とても頭を使いますし、調査や執筆にかなりの時間もかかる
たいへんな実践演習の場です。
でも、そのために必要な最低限のツールを、
1次試験、2次試験で身に付けてきた訳です。
たいへんだけど、超えられない壁ではありません。
いや、むしろ、、楽しくてしょうがない壁です。
だって、こんな実践的な能力を身に付けるために
これまで地道な勉強を続けてきたんですからね。
実務補習の現場で、中小企業の社長さんの話を聞くと、
今まで、自分が学んできたことが、
いかに一面的だったかがわかります。
また、現場の悩みに対して真摯に向き合うことで、
こんな若造の言うことでも、耳を傾けてもらえる感激があります。
受験勉強を始めたばかりの方には、
なかなかイメージが沸きにくいかもしれません。
・何のために診断士を目指すのか?
・先生と呼ばれる立場になったら、どんな仕事をしていきたいのか?
少しずつイメージを膨らませながら、
勉強のモチベーションを高めていけるといいですね。
それでは、お互い頑張っていきましょう!
-shuttle
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