ワッキーの実務補習と実務従事の比較

皆さん、こんにちは。東京10期のワッキーです。
今日は二次試験の合格発表ですね。
合格された方、おめでとうございます。

これから中小企業診断士として登録するために、実務ポイントというものを１５ポイント取得する必要があります。この実務ポイントを取得するために、皆さんは実務補習または実務従事に参加されることと思います。
そこで実務補習と実務従事について少しご紹介いたします。

①実務補習

協会が主催する「実務補習」が毎年、春と秋にあり、１回（正味５日間の活動）で５ポイント取得できます。春は、５日間コース（１回）と15日間コース（３回）があり、15日間コースを受講すると、最終日にその場で登録申請をすることができます。
費用は、５日間コースで約５万円、15日間コースで約15万円です。

実務補習のメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
・総合的な診断実務の標準的なものが分かる。
・指導員がいて、細かい質問にも答えてくれる。
・一緒に実務補習を実施した仲間と深い絆ができる。
・確実に５ポイントまたは15ポイント取れる。
・15日間コースの場合は、3月の実務補習最終日に登録申請できる。
デメリット
・15日間コースの15万円は高い。
・15日間で7日、5日間で3日の休暇が必要。
・15日間コースで、仲間に恵まれなければ大変な15日間を過ごすことになる。

②実務従事

協会以外の団体で実施していたり、あるいは独自に中小企業を診断することで、ポイントを取得するものです。協会主催のものもありますが、これは既に登録している人が更新のために参加する、と聞きました。
診断協会の様式18号または19号を用いて申請をします。
費用は、有料のものから無料のものまで様々ですが、有料でも実務補習よりは安いようです。

実務従事のメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット
・無料のものもある。
・比較的自由な環境で取得可能
・土日や定時後のものもある。
デメリット
・総合的な診断でない場合が多いため、全体像がつかみにくい。
・タイミングよくやっていない場合もある。

私は、実務補習の15日間コースを受け、3月には登録申請をして、5月15日に登録されました。仲間にも恵まれたので、スムーズに受講することができました。実務補習の仲間とは、今も一緒に診断活動をしています。

どちらがいいかは、人によって違うので一概には言えませんが、会社を休みやすいか、金銭的余裕はあるか、いつ頃の登録を目指したいか等、総合的に判断すれば良いと思います。

明日は「おーじ」の登場です。お楽しみに！！

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