実務補習の参考図書

こんにちは、名古屋のしんちゃんです。

現在続々合格体験記が発表されていますが、昨年度の試験に合格された方は
次のステップとして、来月から始まる実務補習が待ち構えています。
私は前回投稿「実務補習の衝撃」にも書きましたが、この実務補習が試験勉強や試験本番も含めて資格取得までで一番印象に残っています。

そんな実務補習を迎えるに当たって、自分が読んで(もしくは読んでおけばおけば良かったな)と思った参考図書を紹介しますね。

1、業種別審査事典

様々な業種の業界環境情報(販売・生産額や経営指標の動向)が記載されている事典です。元々は金融機関の方などが、融資先を審査する際に活用されるものだそうで、非常に幅広く業界を網羅しています。診断先の外部環境分析を行う際にデータ情報として重宝します。
分厚い事典が計10巻ありかつ高価なので購入は難しいと思いますので、大きな図書館に行って読むことをお勧めします。基本は貸出禁止なので該当ページをコピーして使う事になります。

2、フレームワークを使いこなすための50問

診断士受験でも学習してきたフレームワーク(3CやSWOT分析など)をどのような場面でどのように使うのがよいのかを解説している本です。1の審査事典の業界環境情報やヒアリングで得た情報を用いて現状分析を行う際によくフレームワークを使うのですが、どれを使うべきか迷う事があると思います。私は診断士受験の際にはいつもSWOT分析を行っていたので、これですべての環境分析はOKなんて思っていたのですが、、、苦笑
例えば、SWOTや3Cを行って、外部環境に変化点やKSFがありそうだったらPESTや5Fsをやる、内部環境にあるならバリューチェーン分析をやるとか。5Fsは新規参入or撤退判断の際に行うとか。PPMは独立した複数の事業がある際にどの事業に経営資源の配分を行うか判断する際に使うとか。そんな事が書かれています。

3、4DX~4つの規律~

診断して提言した戦略や施策に対して言われるのが、「わかっちゃいるけど、それが出来ないんだよね」というセリフ。さすが経営者の方々で、知識というより経験からか我々診断士の卵が提案するものは、大体分かっている。分かっているけども出来ないの。リソース、特に従業員の意識、能力を含めた人的リソースが圧倒的に足りない。
そんな状況「分かっちゃいるけどできない」、戦略を実行できない組織に対するメソッドを紹介した本です。私は特に、「スコアボードをつける」が効果的と考え、自身の業務上のチームマネジメントに活用しています。

4、儲かる中小企業 人で不足に負けない111のポイント

診断先の課題が見えてきた時の悩み、どうしたらいいんだろう、、上述のように人的リソースもないし、、そういえば他社ではどうしているんだろう、、
そう思った際に成功している他社の事例を参考にするための本です。
すでに名古屋のみやさんが過去に紹介されているので、詳細は割愛します。というより、みやさんの記事で私も知りました。(みやさん、勝手に引用失礼します。笑)

 

以上、簡単ですが実務補習に使えそうな参考図書を紹介させて頂きました。
厳しい実務補習を乗り越えるため、お時間あれば参考にしてみてください!

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