実務補習を受けるべし! byなべなべ

あけましておめでとうございます。
タキプロ12期のなべなべです。本年もどうぞよろしくお願い致します。

いよいよ2次筆記試験の合格発表(口述試験を受験する方の発表)が1週間後となりました。
私は手ごたえがありませんでしたので、おそらく無理だろうと試験のことは考えないようにしていましたが、合格発表が近づくにつれてサプライズを期待するようになり、日に日に緊張感が高まっていきました。

合格発表の当日、自分の番号を見つけた時には自然と涙があふれ、執務室からトイレに駆け込んだのを覚えています。

何が起こるかわからない試験です。
今年は2次筆記試験の合格発表後に実務補習の申込が始まる変則スケジュールですので、合格後のことも今のうちにシミュレーションしておきましょう。

ということで、今回は「実務補習」と「合格後の活動」のテーマでお伝えいたします。

過去のブログもご参考にしてください。
フレームワークを押さえましょう byなべなべ
合格体験記 byなべなべ
事例Ⅳが合格を左右する byなべなべ
事例Ⅰ再現答案 byなべなべ
2次おすすめ文房具 byなべなべ
事例Ⅲは得意科目にできる byなべなべ

実務補習は絶対受けましょう

私は昨年2月に5日間コースの実務補習を受けました。

2次試験合格後、中小企業診断士の登録を行うためには15日以上の実務に従事することが必要となります。

私は金融機関に勤めておりますので、普段の業務が実務要件に該当するため、実務補習を受けずに職場で印鑑をもらって最短ルートで登録しようと考えていました。
しかし、同じ会社の先輩診断士から「5日間でいいから実務補習を受けたほうがいい」とアドバイスをもらいました。
ちょっと面倒くさいな~と思いながらも、5日であれば休みが取れそうだったので(土日含む)、5日間コースを受けることにしました。

ここで結論を申し上げます。
最低1回(5日間)は実務補習を受けたほうがいいです!

実務補習を受けて良かったこと

■素晴らしいメンバーとの出会い

私が参加した実務補習のメンバーは、6名のチームでした。
指導員は独立しているプロのコンサルの先生1名です。
メンバーはIT企業勤務(30代)、人事畑(30代)、金融・リース(30代)、メーカー営業(50代)、大企業子会社の社長(60代)、金融の私(40代)という専門分野も年代もバランスの取れた構成でした。

5日間(個人作業を含めると11日間)で90ページの診断報告書を作成し、最終日に診断先の社長にプレゼンを行いました。

メンバー全員が初めての経験であり、短い期間で苦労した部分もありましたが、最後のプレゼンで社長に受け入れて頂いたことで、今までにない充実感を得ることが出来ました。

短い期間でしたが、このメンバーは同じ釜の飯を食う仲間という感覚でした。

皆さんそれぞれの分野で活躍していて専門性が高く、お互いに刺激しあえる大切な仲間です。

実務補習の期間はコロナで飲みに行くことができず残念でしたが、昨年末に初めて飲みに行くことができました。めちゃめちゃ楽しかったです!

この素晴らしいメンバーと出会うことが出来たのは試験に合格できたからです。
あらためて診断士になってよかったと思いました。

■経営診断という貴重な経験が自信になった

私はコンサルの経験がありませんので、試験に合格しただけの素人が百戦錬磨の社長のお役に立てるのか正直不安でしたが、指導員の先生のご指導の下、メンバーに助けられてなんとか診断報告書を仕上げ、提案することができました。

後日、指導員の先生に伺ったところによると、社長が報告書にたくさんの付箋を付けて、持ち歩いてくださっているとのことでした。
私が担当した人事・労務についても、改善提言を一部ご検討いただいているとのことで、とても嬉しかったです。

まさに経営診断の醍醐味を実感することができ、診断士として活動するための自信にもなりました。

■自分の弱みを再認識し、現在の活動につながった

私たちの実務補習にご協力いただいた診断先はソフトウェア業です。
私はITリテラシーが低いと自覚しており、業種としては苦手な分野でした。

メンバー同士のミーティングでは、横文字の知らないワードが飛び交い、その場でググって調べるなど、ついていくので精一杯の状態でした。(お恥ずかしながら、「merge(マージ)」という言葉も初めて聞きました笑)

今後益々中小企業のデジタル活用が不可欠になってきますので、診断士としてこのままでは不味いと痛感しました。
デジタルを語れるぐらいにはなっておきたいと、現在「デジタルマーケティング」の研究会に入会して鋭意勉強中です。

合格後の活動

私は企業内診断士ですが、副業禁止の会社に勤めていますので、報酬をいただいての診断士活動はできません。
しかし、近い将来副業が認められると思っておりますので(希望的観測)、その時に備えて準備している状況です。

主な活動は「研究会」です。
現在参加している研究会は「デジタルマーケティング」「スモールM&A」「企業内診断士連携」です。
様々な研究会を調べましたが、「苦手な分野」「得意な分野」「成長しそうな分野」「実務経験できる」という観点で選びました。

今年は実務経験を積んでいきたいと考えています。副業が解禁されるかわかりませんが、無報酬であれば問題ありませんので、積極的にチャレンジしていきたいと思います。

さいごに

診断士合格後は「人脈が広がる」と異口同音に言われています。
コロナでリアルに出会えないのは残念ですが、確かに人脈は広がります。

しかし、診断士になっただけでは人脈は広がりません。
実務補習や研究会など積極的に活動する中で人脈が形成されます。

自ら積極的に活動して、顔見知りでしかない人脈ではなく、「深くて広がりのある」人脈を広げたいものです。

さいごに。
人脈形成に「タキプロ」は欠かせません!

我々タキプロ12期は、昨年の合格者の約10分の1が活動しておりますので、本当にいろいろな人がいて楽しいです!

合格された暁には、是非タキプロでご一緒できることを楽しみにしております!

次回はコウさんの登場です。
お楽しみに!

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