合格後は実務従事に突き進みました。 byやっすん

実務補習 実務従事

タキプロ14期の やっすん と申します。
まずは、先週末の2次試験を受験された方々、
ものすごくお疲れ様でした!

私も昨年受験した際は絶望でへとへとになりながら
帰路についたことを覚えています。

絶対落ちた、と思いながら帰ったのですが、ふたを開けると合格という、状況でもあったので、
まず、出来は一旦忘れて美味しいものでも食べて
ご自身の努力(と協力してくれたご家族)をねぎらってください。

落ちたと思っても意外に受かってる、なんてことがそこそこあるのがこの試験です。 
まずは休息しましょう。

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■はじめに

私のブログ担当も4回目となります。本日は合格後の実務従事について
お話ししたいと思います。

2次試験後で疲れて、合格するかどうかもわからないのに受かった後のことなんて
考えられないよ、という方もいらっしゃるかと思いますが、合格後はどういう動きになるのかを想像しながらリラックスしてお読みください。

結論だけ先に申し上げますと、合格後、自分から積極的に動き出せばチャンスは無限大になる
資格です。それだけははっきり言えます。

逆に自分から動かないと何もすすまない、起こらないくらい両極端だったりもします。

その診断士活動の最初の関門となる資格登録申請に向けての実務従事について今回は
記載したいと思います。

■2次試験合格後の最初のステップ(登録申請)

診断士2次試験に合格後、登録するための要件というのがあります。診断士に登録するためには
「実務ポイントを合格後3年以内に15ポイント取得、申請」
が条件になります。まずここが合格後に立ちはだかる最初の試練です。

このポイントを取得して、中小企業庁に申請、登録されて初めて診断士を名乗ることができます。
※この状態ではまだ名刺でも名乗れない点にご注意ください。私も登録予定とか記載してました。

この際に、ポイントを取得するにはルートが大きく分けて2種類あります。
言葉がややこしいのですが、

実務補習で取得
実務従事で取得

です。

実務補習?実務従事?ってどういう意味?と思われるかもしれませんが、ざっくり、
①は中小企業診断協会が提供する初期研修の場、
②は民間企業などが提供する研修や
実際の業務のお手伝いや診断業務をする場、の違いがあります。

どちらでポイントを取得してもOKですが、大体皆さんいきなり伝手がないケースがほとんどなので、①を受講してポイントを取得します。

色々な諸先輩方からも教えてもらえるのがまず①なので、協会が提供しているという点からも①をまず検討するという流れです。

私もそう考えていました。ですが、
①の実務補習激しい「争奪戦」になるのです。

最初の実務補習は合格後、最短だと2月頃に実施されるのですが、この受付が
一瞬で終わってしまう(受けたい方がこぞって申し込みするのですぐ席が埋まる)
という事態が毎回発生します。

私も例にもれずその一人でした。
※受付開始時間に会議が入り、30分後にサイトに入ったところすでに手遅れ。。
 まあ、こんな時に会議を入れてた自分が悪いのですが(笑)

■実務補習にあぶれてからどうしたか?

登録の最短ルートは、この2月の実務補習で15日間の実習(15ポイント)を終了して
申請が最短になります。
※養成課程修了の方はもっと早いパスがあるかもしれません。

では、この実務補習を受けられなければ次回のチャンスまで待つ必要があるの?
という所ですが、ご安心ください。

巷には実務従事という名の研修サービスを提供している民間会社があります。
提供する研修を受講してその分のポイントを発行しますよ、という仕組みです。内容は座学から実際の提案コンサルを実施する等、提供する会社によって様々です。

内容は玉石混合なので、ここで個別に紹介するのは避けますが、やはりニーズに合わせたサービスが出てくるのは世の常ですね。

私はある会社の実務従事サービスを受講しました。
結果的に補助金の基礎知識の講義や実際に事業計画書を作成する等、実践的な
内容が学べたので、振り返ると選択としては非常に良かったかなと思っています。
※この後申請し、無事、私も7月に診断士登録が完了しました。

■登録後の実務従事について(資格更新に必要)

登録後は実際に補助金申請のお手伝いや、先輩診断士からお声をかけて頂き
各種事業者様の支援活動の機会を得ることがあります。

その場合は「実務従事」の扱いになります。指定の様式書類に記載して、提出することで
今後の更新に必要なポイントとしてカウントすることができます。

ちなみに、診断士登録は有効期間が5年なので、5年間で30ポイントを獲得して
資格の更新をする手続きというのが必要になってきます。

これ以外に更新に際しては、理論更新研修というのも5年で計5回受ける必要があるのですが、
こちらは機会も色々提供されているので、何とかなる条件かと思いますが、
30ポイント取得の方が企業内診断士の方は頭を悩まされる問題として良く挙げられます。

ここは登録後の自分の活動で取得するか、また有料のサービスを受講するか、活動状況に合わせて対応していく形になると思われます。

ここからは完全に自分の活動次第ですね。冒頭申し上げた、何かしら自分から動きを取れば
そういった実務従事のポイントを取得できる機会は増えますし、動かなければ
有料サービスで補完するという形になってくるのかもしれません。

資格の登録・更新要件は下記にも載ってますので気になる方はご参考ください。
※受かってから気にする、で十分だとは思いますが。。

中小企業庁:申請・届出の手引き (meti.go.jp)

■おわりに

いかがでしたでしょうか?
実務従事は合格後と資格更新の活動でもかかわってくるのと、
私の様に最初の申し込みで実務補習にあぶれないように、
合格されたら自分はどう動くか、皆さんはご注意なさってください。
※実務補習自体は必須ではないので、別に実務従事でいいよ!という方はそれでもOKです。

今思えば一回は実務補習を受けておいてもよかったかなあ~と感じる次第です。

次回は、たいポン さんの登場です。 

お楽しみに! 

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合格後は実務従事に突き進みました。 byやっすん” に対して1件のコメントがあります。

  1. マイク より:

    貴重な情報をありがとうございます。実務補習を受けた方の体験談を伺うと徹夜をするというような厳しい状況で心配してました。ご紹介頂いた実務従事であればそのようなこともないかと思いました。

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