民間実務従事サービスの体験談 by N

実務補習 実務従事

タキプロ15期のNです! 2次試験まであと1か月と少し。我々も少しでも力になれるよう情報配信していきたいと思います。今回は受験対策ではありませんが、中小企業診断士になるために必要となる、「実務従事」に関するお話です。 



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■はじめに

 中小企業診断士としての登録申請を行うためには、合格後3年以内に「実務補習を受講した日数」または「実務に従事した日数」の合計が15日以上あることが条件となります。私はこの15ポイント分すべてを民間実務従事サービスで取り切りました
周りのタキメンと話しても、ブログを見返しても私のような例はあまりなく、今後同様のサービスの利用を検討される方の参考に少しでもなればと思います。
実務補習については他の方が色々と書かれていますのでそちらをご参考ください。

■なぜ実務従事を選択したか

 それでは、なぜ実務従事を選択したか、ですが

合格後のことをあまり考えておらず、2月実務補習

の申し込みすっぽかした。。。

のが1番の理由です。。( ゚Д゚)恥ずかしぃぃ

元々知識の習得が主な目的だったので、合格後のことをほとんど調べていなかったのが敗因です。
ただ合格後は、早めに資格取得して活動を始めてみたい!という思いも強くなっていたため、何かできないか、と思い色々調べたところ、民間の実務従事サービスがあることを知りました。
平日夜に受けられるため仕事終わりで参加でき、さらにZoom参加も可能ということを知り、参加を決意しました。

私は6ポイント分の実務従事と9ポイント分の実務従事の2回分を、同じコンサル会社のサービスを利用したため、それぞれの回について概要と感想を記したいと思います。
※あくまで私が利用したサービス、私の主観での感想のため、一概にすべてのサービスのことを示しているわけではないです。

■1回目の実務従事

 全くどんな感じかわからないのでドキドキ。。    しながら近所のネカフェでパソコンをつないでました。

以下に大まかな流れと概要、全体を通しての感想をまとめて記載します。


大まかな流れと概要

1回目オリエンテーションここでメンバーの自己紹介と会社概要の説明、今回診断する事業者様の概要の説明、が行われました。
メンバーは8人で初回は3人Web参加でした。リーダー的な役割の人決めと、2回目のヒアリング内容もこの時議論しました。
2回目事業者様へのヒアリング実際に事業者様のところへ行きヒアリングでしたが、Web参加も可能とのことだったため私はWeb参加しました。
実際に始まってみるとWeb参加は私1人だったので、ちょっと申し訳ない気持ちに。。
事業所の見学もありましたが、インストラクターの方がスマホでつないでくれました。
3~5回目提案内容検討・資料作成ヒアリングした内容から大まかな提案骨子を決め、提案骨子ごとに2~3人ずつのグループに分かれて資料作成を進めました。
6回目事業者様へのプレゼン事業者様への報告はコンサル会社のオフィスで行いました。
比較的好意的に受け取られた。。かな?

全体を通しての感想
Webでのやりとりやりづらいぃぃ・・

思いっきりアナログ人間の私にとっては反応が分かりづらい分、少しストレスに感じました。

インストラクターの人は各回に参加してはいましたが、特に議論に加わったり、意見を言ったりすることはなく、完全に受講者に任せている状態でした。現地参加している人はもう少し話す機会があったのかもしれませんが、ノウハウ習得の機会は少なかったかなと思います。

ただ診断士再登録のために受けている人や、実務補習を1回受けた後に参加している人もいたため、各回の議論の中身はレベルが高かったなと思います

■2回目の実務従事

 流れは1回目とほぼ同じだったため割愛しようと思います。

2回目のメンバーは9人で、1人1回目にも参加している方もいらっしゃいました。この回では、2班に分かれてそれぞれ事業者さんに提案するコンペ形式をとっていました。この方式自体は同じテーマで他の人の考え方も知れるため、いい方式かなと思いました
同じ班になった人は合格して初めて、もしくは2回目に実務従事に参加した人しかおらず、1回目と比べると手探り状態のところが多かったように思います。またリーダーとなった人のやる気もそんなになかったので、全体を通してあまり活発な議論はできなかったです。これは実務補習でも同様かもしれませんが、メンバーの能力、やる気に内容が大きく左右されるので、そういうものだ、という割り切りも必要かもしれません。
上記の通りこの回はかなり内容が不安だったため、インストラクターの人に意見を求めたこともありますが、1回目と同じく特に意見などを言われることはなかったため、こんなものなのかなぁーと割り切ることにしました。

報告は事業者様の都合で東京からも少し離れた場所だったため、現地参加は1人のみで残りはWeb参加でした。
結果としては今一つな感じ。。もう少し何かできたかな、と悔しい気持ちもありました。

■おわりに

あくまで私が感じたメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

メリット・デメリット

メリット
①遠隔地でも参加できる。
②金額が(少し)安い。
③平日の仕事終わりに参加できる等、時間の制約が少ない。

デメリット
①人との繋がりは作りにくい(Web参加の場合特に)。
②ノウハウ習得できるかは微妙。


 ただ私としては実務能力向上のためには結局登録後に勉強、経験していかなくてはならない、と思っているので、ポイント取得だけ考えると良い選択だったのかな、と思っています。
是非選択肢の一つとして、参考にしていただけると幸いです。

次回は、えがさんの登場です。 

お楽しみに! 

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