2次筆記試験合格=診断士!?byもっち
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のもっちと申します。
(私のプロフィールはコチラ)
2次筆記試験が終わってちょうど1週間が経ちますね。
ほとんどの方が、「あぁ、あのキーワード入れなかったぁ」「なんなん、あの問題。勉強の意味ないやん!」などなど、ああしておけばよかったこうしておけばよかったと悶々としてらっしゃることでしょう。
そして、その悶々は2次筆記試験の合格発表1月12日まで続きます。
この日程考えた人、鬼ですよね。心穏やかに年末年始を過ごさせてくれないっていう・・・
しかも、なんとか心を持ちこたえて1月12日を迎え、見事合格できたとしても
2次試験にはまだ続きがあるのです
今回のブログでは、2次筆記試験に合格してから、中小企業診断士として活動できるまでのプロセスについて書きたいと思います。
あっさりした内容ですので、軽く読んでいただき受験直後の悶々を少しでも緩和いただければ幸いです。
■はじめに
繰り返しになりますが、2次筆記試験が最後の試験ではありません。
1月12日に筆記試験の合格が確定した受験生は次の口述試験に進みます。
口述試験に合格したら、ようやく中小企業診断士試験合格となります。
しかーし!
中小企業診断士試験合格=診断士
ではないのです。
■2次筆記試験合格後のプロセス
2次筆記試験合格後のプロセスは下記となります。
2次筆記試験合格⇒2次口述試験受験⇒2次口述試験合格⇒実務補習を修了または診断実務に従事⇒中小企業診断士として登録
最後の「中小企業診断士として登録」までいって、初めて中小企業診断士を名乗ることができます。
筆記試験に合格した喜びのあまり、Twitterのアカウントを○○中小企業診断士とされる方がたま~にいらっしゃいますが、ここはぐっと我慢しましょう。
■口述試験って?
2次口述試験の要綱は下記となっております。
中小企業の診断及び助言に関する能力について、筆記試験の事例などをもとに、個人ごとに面接の方法により行います。(令和4年度中小企業診断士第2次試験案内より抜粋)
口述試験の詳細は過去ブログ記事を参考いただくとして、簡単に口述試験について説明すると
社会人として基本的なコミュニケーションが取れればまず合格する試験
です。
当然筆記試験の与件文はある程度頭に入れておくとして、聞かれた問に関して的を得た回答でなくても落ちることはない試験、と言われています。
なので最大の敵は自分!ではなく、病気です。
当日37.5℃以上の熱が出た時点でアウト、受験ができません。
■実務補習って?
口述試験に合格すると、ようやく2次試験合格者になれるわけですが、中小企業診断士として名乗るには実務補習を修了するか、診断実務に従事し、中小企業診断士として登録(経済産業大臣登録)する必要があります。
登録には実務ポイントが15ポイント必要となり、この実務ポイントの取得方法は下記のような方法があります
・中小企業診断協会が実施する実務補習に参加する
・一般企業が主催する有料/無料の実務従事に参加する
・本業のコンサル業務を行い、勤務先の社長にポイントをもらう
・知り合いの社長にお願いをして、実務をさせてもらいポイントをもらう
有料/無料という文字があるように、基本的に実務ポイント取得にはお金がかかります。中小企業診断協会実施の実務補習も有料です。
ざっくりですが、1ポイント=1万円が大体の相場感です。
■おススメのポイント取得方法
実務ポイントはすべて同じ方法で取得する必要はありません・・・
実務従事で10ポイント、実務補習で5ポイントでもいいし
本業で5ポイント、知り合いの社長から10ポイントでもいいのです。
ちなみにおススメは、実務補習5ポイント(5日間コース)、その他で10ポイントです。
理由は
①実務補習は、濃い~グループコンサルを体験できる(担当指導員によりますが・・・)ので、長く付き合える同期と出会えたり、いい疑似実務経験になるので1回は参加すべき
②とはいえ実務補習は中々ハードなので、15ポイントではなく5ポイント分で十分
③無料の実務従事は探せば結構ある
です。
気分転換に一度WebやTwitterで「実務従事」で検索してみてください!
■おわりに
いかがでしたでしょうか。
今はまだ合格後のことは考えられないかとは思いますが、少しでも前を向くきっかけになればうれしいです。
次回はやまじゅんさんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓みなさんの合格をお祈りしています! バナーをクリックしていただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])
にほんブログ村
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪