【初学者&独学者向け】来年の受験をお考えの方へ、今すぐはじめよう
みなさんこんにちは、あぶじゃ@名古屋です。このところ、秋を通り越してすっかり初冬に来てしまったような日々ですね。
先週2次試験を受験されたみなさん、本当にお疲れ様でした。大変な天気の中での受験となったわけですが、何年か先に振り返ったときに、きっとよい思い出になっているのではないかと思います。みなさんの努力が、実をむすびますよう私も祈っております。
本年の筆記試験は終了してしまいましたが、このブログを読んでくださっている方の中には、来年の診断士試験を目指されている方も多いのではないかと思います。その中には時間的な理由、経済的な理由などによって、独学での挑戦をお考えの方もいらっしゃるでしょう。
そこで、今回はそういった「来年診断士の試験を受けたいけど、まだ何もしていない or 勉強をはじめたばかり。」という人向けの、ニッチなテーマで記事を書きたいと思います。
まずは前提の確認から。例年通りであれば、平成30年の中小企業診断士1次試験は8月4日と5日、同じく2次筆記試験は10月21日に行われるものと考えられます。つまり、今日現在で1次試験まではあと278日、2次試験までは356日残されているわけです。
とはいっても、何もしないでいたらどんどん減っていってしまいます。世の中には勉強をはじめて3か月で受かってしまう人もいるのですが、準備に時間をかけたほうがよいのは言うまでもないことです。
と、いうことで、まだ考えているだけのあなた、今すぐ行動を起こしましょう。とりあえず1次試験の中で自分がとっつきやすいと思われる科目の参考書を1冊購入してください。せいぜい数千円の出費ですし、少しやってみて向いてないと思ったらそこでやめればよいのです。蛇足ですが、やめようと思ったらすぐにやめられるのは独学者の強みでもあります。
そして、すでに何らかの形で学習をスタートされている方には、ぜひ実践してほしい学習法があります。1次試験の参考書7科目分を、今年中にとりあえず1周終わらせてください。
例えばTACのスピードテキストを使用する場合、テキスト1科目のページ数は大体350ページ強程度なので、7科目で約2500ページになります。これを年末までの残り2か月、約60日で終わらせるということは、平均して1日あたり40ページ程度テキストを進めていくということです。
なかなか大変だとは思いますがぜひやってみてください。
ここで大切なことは、わからないところはわからないままでよいので、とにかく進めるということです。
これを行う目的は2つあります。
- 診断士1次試験の出題範囲を知る
- 1. を知ったうえで自分の強み、弱みを知る。
診断士1次試験の特徴として、とにかく出題範囲が広いということが挙げられます。また、名前だけを聞いても、具体的に何が問われるのかよくわからない科目もあります、中小企業経営・中小企業政策なんてまさにそうですよね。なので、まず速やかにその全体像を把握する必要があります。
そして、全体像を知ることで自分の得意不得意がわかるようになります。つまり、この段階でようやくSWOTができるようになり、合格するために何が必要なのか、具体的にイメージができるようになります。
そのイメージをもとに学習計画を立てて、年明けから本格的な勉強をはじめてゆきましょう。まずは1次合格を目指して、5月の連休明けからぼちぼち2次にも手を出してゆくことを基本線にして進めてゆけば、来年の今頃みなさんの目に映る景色はかなり違ったものになっているんじゃないかと思います。
ということで、今すぐはじめよう!