【名古屋どえりゃあ合格通信】1次試験の合格って意外に簡単ですよ?

おはようございます。セイジュ@タキプロ9期in富山出張所です。

富山から名古屋、あるいは東京へ行くときはたくさんのトンネルを通ります。特に北陸新幹線に乗って東京へ行くときは、全線の距離が約454km、うちトンネルが約160kmの路線を走り、その中には全長約22kmで全国4位のトンネルがあるそうです。私も今回はじめて知りました。
どおりでいつまで経ってもトンネルの中を走っている気がするわけです。
まぁお陰さまで先週も東京に辿り着くのが早かったのですから有難いです。

さて、今回の「なほこのこ」について答えます。
正答率A+B+C×1/2の学習で合格ゲット!

今回のターゲットは学習範囲について不安感を持っている方です。不安のない人なんて、いないんですけどね。

(Ⅰ)なぜ頻出論点が重要か

まずはこの表をご覧ください。(画像をクリックしたら別ウィンドウで大きくなりますよ)

H27年度正答率 H28年度正答率 H29年度正答率

このデータから読み取れるのがタイトルで述べた結論です。
頻出論点であるからこそ多くの受験生が対策を立ててきますし、だからこそ正答率が高くなるのです。
もう少し具体的に言うと、4割の受験生が正答できる問題を全て正解し、半数の受験生が誤答する問題を正解すれば合格点に達するのです。

ね、難しくなさそうでしょ?

※ ちなみに、このネタをWeb勉強会と名古屋春セミナーで披露しましたが、その後さらに平成22年度~平成29年度を2~4つの分野ごとに分けて集計をとることによって、診えることが増え且つ妥当性が高まりました。

(Ⅱ)手段の取り扱いに注意

1か月超のブランクを挟み、私の自己紹介(後半)をさせていただきます。

1次試験受験成績
年度 経済 財務 経営 運営 法務 情報 中小 合計
H25 48 75 54 52 64 72 72 437
H27 72 76 54 76 64 56 75 473
H29 68 76 71 52 48 72 63 450

※平成26年と平成28年は受験せず

2次試験受験成績
年度 合計
H25 53 44 68 63 228
H26 48 53 60 41 202
H27 46 40 64 55 205
H28 76 44 43 59 222
H29 58 66 62 59 245

※平成28年のみ東京で受験

科目について
得意 1次・2次ともになし(労せず得点できた科目 1次:経済、財務、情報、中小/2次:事例Ⅲ)
苦手 1次・2次ともになし(労して得点できなかった科目 1次:経営、運営/2次:事例Ⅱ)

※得手苦手感覚と得点とは別

私はH26年12月とH28年12月、1次試験学習を再開する前に、保険受験しなかった年度の1次試験問題でセルフ模試を実施していました。
その結果、ブランクが1年あるにもかかわらず、(Ⅰ)で取り上げた問題をだいたい正答したことで400点前後の得点に達しました。
これにより1次知識の維持状態を把握することができたので、強化すべき論点維持すべき論点、そして手を抜いていい論点に分類し、実力に合わせてメリハリのある学習計画を立てて受験勉強を始めることができました。

このやり方そのものは有効だと思うのですが、弊害としては、下手に解けてしまうとメチャメチャ油断してしまうことです。
いや、すみません。私の性根の問題です(>_<)。

最後に受験した平成29年なんて3月の他資格の受験を終えた後、うっかりゲームにハマってしまい 気が緩んでしまい真面目に勉強し始めたのは6月後半からでした。落ちてもやむなし、また来年も受験しよう、受かったら棚ぼた、そんな気持ちで名古屋へ行ったものでした。
それでもこの成績だったのは、過去2年間の蓄積と2次試験学習による相乗効果、そして選択と集中による学習でなんとかなっちゃった♪みたいなものです。

皆さんは他山の石としてやってくださいませ。

(Ⅲ)効果は学習範囲の最適化

受験生の不安トップ5は、
①勉強時間の確保
②学習の進め方
③学習の範囲
④覚えても忘れる
⑤モチベーションの維持
だと思います。異論は受け付けません。

今回のブログで受け取っていただきたいことは、学習範囲を広げ過ぎたり、専門的あるいは重箱の隅を楊枝でつつくように深掘りし過ぎたりする必要はない、ということです。
そして、頻出論点や正答率の高さに基づいた学習をしているのであれば不安になることはありません。そのまま邁進しましょう。
この辺りの迷走は、特に多年度生の陥る罠ですから注意してください。

なお、この情報の留意点は、
①逆説的に言えることであること
②平成28年度(実は平成22年度も)は例外とみなすこと
③だからと言って正答率の低い論点や周辺知識もちゃんと学習しなければならないこと
です。

不安は尽きません。でも悩んでいても仕方がないのです。
いっそうのこと、これを機会に割り切ってしまいませんか。
積み重ねられた過去の出題実績に基づき、学習の範囲を選択し、集中する論点を見極めて、いよいよ直前期に突入するのです!

受験は長い道のりであり、暗いトンネルがたくさんありますが、越えればそこに光があります!
どんな光かは皆さんの想像にお任せします。

セイジュによる次回のブログは、春秋要約による学習についてです。
今日までの活動で不安トップ5の①以外はやってしまいましたので、具体的な学習方法について書いてみたいと思います。

次のブログは本日の夕方、タキプロ関西のふうたさんです。お楽しみに!

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