試験当日の心構えbyふぃっしゅん

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のふぃっしゅんと申します。

二度目のブログ執筆となります。
今回は「合格体験記」を担当することとなりました。

■はじめに

7月を迎え、いよいよ1次試験まであと約1ヵ月。
試験対策もいよいよ大詰めとなってくる時期ですね…

今回は「合格体験記」ということで、書きたいことは山ほどありますが、直前期のため、実際に試験を経験した立場から、受験当日に「こうしておけば良かった」点をお伝えできればと思います。※学習方法ではなく、メンタル的な要素が強いですが悪しからず…

最後の追い込みの時期になろうかと思いますが、息抜き程度に読んで頂けると幸いです。

■初めての1次試験

私の受験歴は、1次試験2回、2次試験1回となります。

令和3年度に初めて1次試験を受験しました。

この時は中小企業診断士試験の学習を開始して間もなく、「来年の受験に向けて、試験の雰囲気を感じておこう!」と完全に記念受験モード。

試験日当日は、他の受験生には申し訳ないと思いつつ、非常に落ち着いた心境で、受験の雰囲気を楽しんでいました。

試験後は自己採点等一切しなかったのですが、結果の通知が届いてビックリ、企業経営理論と経済学が科目合格していることが判明…

これが、1年後の受験に向けた学習を本格化させる大きなきっかけとなりました。

ここで私からのアドバイス

①試験は何が起こるか分からない。諦めずに受験することが大事。

■二度目の1次試験

まさかの科目合格を受け、翌年(令和4年度)は企業経営理論と経済学を除く5科目で勝負することに。

試験日当日は、昨年のリラックスモードとはうって変わって大きな緊張感がありました。

1日目は、財務会計と運営管理。金融機関勤務ということもあり、財務会計を得意科目と位置付けていたのですが、例年の出題傾向と異なる問題が多く(そういう印象を受けました)、初っ端からテンパります。

どうにか平常心を保とうと意識するものの、時間にも追われ、最後まで冷静さを欠いたスタートとなりました。また最初から躓いた印象が強く、焦りが募る1日目となりました。

2日目は、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策の3科目。前日の財務会計ショックから吹っ切れ、ある程度落ち着いた気持ちで試験に望むことができました。

しかし、昼前の経営情報システム受験時、別の問題が発生。それが「空腹による集中力の低下」です。

朝食は食べていたものの、科目毎の合間に間食を取らなかったため、急激な空腹感が押し寄せました。加えて、お腹の鳴りが収まらず、集中力が一気に低下…。何とか、用意していた飲料水を一気飲みすることで事なきを得ましたが、こうしたハプニングもあるのだなと実感しました。

そうしたアクシデントもありながら、何とか2日間に渡る受験が終了。手応えがあったとは言い難い2日間でしたが、結果的には、財務会計76点、運営管理70点、経営法務80点、経営情報システム68点、中小企業経営・政策69点と、いずれも60点を上回る水準で合格。

特に、全く手応えのなかった財務会計で悪くない点数を取ることができ、手応えと結果が必ずしも一致する試験ではないと痛感しました。

ここでも私からのアドバイス

②手応えと結果は必ずしも一致しない。想定外の事がおきても一喜一憂せず、自分を信じて解答を進めること。

③普段の生活等を通じて、自分の体についてよく把握しておくこと。当日全力が発揮できるようにセルフコントロールを行うこと(科目毎の合間に軽く摂取できる軽食等を持っていくといいかもしれません)。

■2次試験

1次試験の結果を受け、初の2次試験を受験することとなりました。

1次試験終了後から2次試験対策を開始。ひたすら過去問演習を行い、ある程度「自分の型」を作ることが出来たため、試験本番でも時間内に完答ができれば、合格の土台に乗せることが出来ると考えていました。

当日は、事例Ⅰ~事例Ⅲまで順調な滑り出し。過去問と比べると、出題傾向が変わったという印象がありましたが、1次試験の経験もあり、それ程焦らず解答を進めることが出来ました。

そして、締めくくりの事例Ⅳ…。上述の通り、職業柄から財務会計をベースとした事例Ⅳに対しては、比較的得意な印象をもっていました。

しかしながら、いざ解答を進めてみて唖然…。さっぱり分からない…

時間との勝負もあるので、分からない部分を飛ばして進め、一通り目を通しましたが、自信を持って解答できた問題はほとんどなく、最終的に数問空欄のまま試験を終えることとなりました。

事例Ⅰ~事例Ⅲまでの手応えが一切吹飛び、もう1年間学習を続けなければならないという喪失感の中、帰路につきました。

その後は事例Ⅳの足切りを覚悟し、再現答案を作ることすらしませんでした。それとともに、改めて難易度の高い試験であると痛感したことを覚えています。

こうして2次試験を終え、次回に向けた覚悟を決めるため合格発表を確認したところ…

なんと、なんと、まさかの受験番号発見!!

大変な驚きとともに、改めて1次試験同様、手応えと結果が一致しない試験なのだと実感しました。

因みに、足切り覚悟していた事例Ⅳは48点でした。おそらく全体的に正答率が低かったのだと思います。

■おわりに

ここまで読んでくださりありがとうございました。

直前期ということもあり、学習方法よりも試験当日の心構えといった部分について書かせて頂きました。

試験当日は想定外の事象が多少なりとも発生しがちです。特に、長期間に渡り勉強を頑張ってきた皆様ですから、当日不安になることや焦りを感じることもあろうかと思います。

でも、そんな時こそこれまでの努力を思い出して、自分を信じて、存分に試験を楽しんでくださいね!

皆様の健闘を祈っています!

 

次回はしんさんの登場です。
お楽しみに!

 

■読者の皆様へご案内

最後にお知らせです 電子書籍でタキプロの本が4冊出ます!
①4人合わせて43年!超多年度合格者が贈る受験生へのラプソディ: ~
 → こちら
②ストレート合格の裏側〜私たちの事情〜
 → こちら
③これでキミも合格できる!2次試験を突破するためのノウハウ
 → こちら
④合格者の数だけ合格ノウハウがある!「タキプロブログ」の活用法
 → こちら

ストレート合格者の考え方を参考にするのも良し、
または超多年度合格者の思いに共感(あるいは涙)するのも貴方次第。
上記リンクから Amazon にジャンプできます!

——————————————————————

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
みなさんの合格をお祈りしています! バナーをクリックしていただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

にほんブログ村
皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

タキプロ中小企業診断士 WEB勉強会の参加申請はこちら↓

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です