【合格体験記】 日々の努力を信じよう byフミッキー
読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ14期のフミッキーです。今回、3回目の投稿となります。
2次試験も終わりましたね。受験された皆様、本当にお疲れ様でした。つかみどころのない試験であったのは去年の私の感想です。この時期は2次試験の結果を待つ時期ではありますが、この時期だからこそ、ご自身の再現答案を時間を見て作られる事をお勧めします。
理由は、口述試験(面接試験)の時に、それぞれの事例に基づいて面接官が質問してくるからです。1月の合格発表時、慌てないためにも今のうちに作成しておくことをお勧めします。正確なものでなく、キーワード等でメモしておくだけでも十分かと思います。
それではみなさん、今回もよろしくお願いいたします。
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■合格体験記・なぜ診断士資格を目指したのか
私がこの資格を目指したのは、さかのぼれば社会人2~3年目くらいに頭の片隅にあったくらいのものでした。大学は経営学部だったので、社会人になっていつか取りたいなぁ・・・くらいの気持ちでした。経営全般の広い視野を持てる資格であり興味は強かったのですが、難関資格ということも資格ガイド本に記載されており、夢のまた夢・・・のようにぼんやり思っていただけでした。当時は行動に起こすこともありませんでした。それよりも会社の仕事を頑張ろうとか、会計知識を活かして何かできないかと思い、ビジネス会計の資格勉強をやりながら、本格的にこの資格を取ろうとは、思っておりませんでした。
そんな私が取ろうと思ったきっかけは外部環境の変化でした。
<外部環境の変化→中小企業診断士獲得を目標へ>
2020年に大きく外部環境が変わったこと、それは新型コロナウイルスの流行でした。それは仕事の働き方を変える事もさりながら、飲食店もほぼ閉店しており、お酒好きな私!?にとっては、まっすぐ家に帰り、色々と見つめなおす時間ができました。
最近は人生100年時代、人材の流動化や会社の終身雇用制度崩壊など、将来に不安な事も多く感じるようになりました。学び直しではないですが、何かしないとまずいのではないか?という危機感が日々大きくなっていきました。
そんな折、昔ぼんやりと考えていた「中小企業診断士」の資格取得を、いい機会だと思いやってみようと考え、目指した次第となります。しかし、難関資格ということもあり、計画を立てて実行する必要性や独学だけでは無理だと思い、資格の学校や通信教育も頼りに、選んだものは「スタディング」でした。2021年合格目標をもち、2020年の夏ごろに申し込みしました。
■1次試験
<1度目の失敗>
この資格は1000時間必要とかネットに記載されておりますが、当初の私はなめてかかっておりました。夏に申し込みましたが、秋くらいから始めればいいやと思っていたら、あっという間に時が過ぎ、結局冬からスタートしました。
しかし、時すでにおそし・・・。7教科ある事はわかっていたのですが、ボリュームが多すぎるということに気づき、各教科のテキスト解説を見終わったときには、たしか6月ごろ(笑)。
過去問演習もろくにできないまま、2021年1次試験当日を迎えました。あきらかに準備不足という状況でした。結果は財務会計以外全て点数足りずという状況で、惨敗。場の雰囲気にも圧倒されていた感がありました。改めて試験の厳しさを感じました。
<2回目の挑戦>
1回目の失敗から、まずは原因を探りました。その中で繰り返し問題を解く(アウトプット)の重要性を痛感しました。また、1次試験の先にある2次試験も難しい・つかみどころのない試験だと聞いておりましたので、TAC2次試験模試を練習として受けました。結果はボロボロ・・・。20点到達していない事例もありました(笑)。但しこれを悔しさ・糧として、来年の試験(2022年度)に照準を絞るしかないと思い、一発奮起し勉強を開始しました。
まずは情報分野が弱かったこともあり、11月にITパスポート試験で情報分野をカバー。また「スタディング」は基本としながらも、問題集・過去問の繰り返しや1次模試等を受けて、本番当日に向けて準備しました。自分の中でもこの1年はすごく真面目だったと思います(笑)。今までの社会人人生で一番勉強したのではないかと思うくらいに・・・。
そして2022年度1次試験当日を迎えました。財務・会計以外の6教科で挑み、テスト結果を自己採点してみると、なんと359点・・・。360点以上が合格バーでしたので、当時は本当に悔しかったですね~。しかしそんな時に、運営管理で没問題が発生し、なんと361点で1次試験通過。運命の神様は見てくれているのだと、その時強く思いました(笑)。最後まで諦めない事が大切です!
■2次試験
<2次試験の勉強>
1次試験が上記状態だったので、取り組み始めたのは少し遅かったのを覚えています。お盆明けくらいから模試の申し込みを行いました。また「スタディング」以外に「ふぞろいの合格答案」シリーズ、「解き方の黄金手順」「事例Ⅳの全知識&ノウハウ」を購入し、すき間時間を活用しながら対策を行いました。
私の実践方法は、「解き方の黄金手順」をベースに、朝に1事例を解き、夜に答え合わせしていくもの。解いた回答用紙はふぞろいを見ながら、足りない点・認識が間違っていた点を「ファイナルペーパー」に記載し、次回同じ間違いを起こさないように気をつけていく方法でした。
最初の答案は間違いだらけでしたが、過去問を5年間実施する中で、最後の方は、自分の認識と再現答案が徐々に近づいていったことを覚えています。なお事例Ⅳは、すきま時間と週末の時間を使いながら各設問を繰り返し解きました。なにせ財務会計は一年のブランクがありましたので、知識を呼び戻す事が大変でした。そして運命の2次試験当日を迎えました。
<運命の2次筆記試験>
事例Ⅰから事例Ⅲまでは、順調に推移しておりました。80分の試験時間内でほぼ回答用紙を書き終えることができました。しかし雷のような衝撃が落ちたのは、事例Ⅳでした。落ち着いていればできたとは思いますが、まず出鼻をくじかれたのが、経営分析において生産性に関する指標を入れなさいという問題でした。軽くパニックになったのは言うまでもありません・・・(笑)。調子が狂わされるのと同時に、その後の問題も調子を戻す事ができず、事例Ⅳが終了したとき、今回の試験は撃沈したと確信しました。とりあえずは文章問題と計算過程は埋めましたが、帰りは脱力感しかなかった事を鮮明に覚えています。
<口述試験へ>
2次筆記試験の合格発表日、私は会社の会議室におりました。受験から3ヶ月も経過しており、記憶も薄れていました。事例Ⅳで撃沈していた私としては、受かっていないだろうと思いながらも発表をみると、なんと、自分の番号がある!え…と思いながら、この時は3回くらい見直して、一人会議室で喜んでいたのを覚えています。
しかし、口述試験がある事をすっかり忘れていました。これはまずいと思い、2次試験の記憶を甦らせながら色々とネットで模索している中で、タキプロの口述対策セミナーにたどりつきました。藁をもすがる思いで申し込みをして、模擬練習を実施しました。面接はこの年になって久々ということもあり、練習時は躓きながらも回答しました。しかし模擬練習のおかげもあり、当日は多少リラックスしながら挑むことができました。みなさん、口述試験は慣れが重要です。ぜひタキプロ以外にも対策セミナーが実施されると思いますので、いずれか一つは申し込みされる事をお勧めします。
■終わりに
いかがだったでしょうか。今回は自分の経験を有り体に記載しましたが、勉強時間の息抜きとして皆様のご参考になれば幸いです。努力をすれば必ず報われる、それを信じてぜひ合格を勝ち取ってください。
次回はMokaさんの登場です。
お楽しみに!
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