【合格体験記】試験勉強の振り返りと合格のその後 byよよぽ
こんにちは、タキプロ14期の よよぽ と申します。
今回は合格体験記ということで、私の実践した試験勉強の振り返りから良かった点と反省点、また、合格のその後についてご紹介します。
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■改めて自己紹介
●年代/性別:40代、女性
●職種:金融 企画
●受験歴:1次・2次ともに1回
●勉強方法:1次 STUDYING、2次 主にふぞろい
受験のきっかけは、✨実務に役立つ資格✨として紹介されているネット記事を目にし、現在の業務に活かせそうだと感じたのと、転職やリタイア時の選択肢の一つにできたらいいなと思ったことです。 資格自体を上述の記事で初めて知り、勉強を始めたのは1次試験半年前の2月からでしたが何とか合格することができました。
■試験勉強の振り返り
私が試験勉強で実践したことをざっくりご紹介します。やってみて結果的に良かったことと反省点です。
<1次試験>
小学生低学年の子がおり仕事も忙しいうえ、1次試験まであと半年弱だったので、短期で試験に合格するためには、①勉強時間の確保と②効率的な学習が必要でした。
➀は平日のスキマ時間の活用と家族の協力のおかげで週末にまとまった時間を確保、➁はスマホ一つで勉強できるSTUDYINGを選択し、また、得意・不得意と目標点数による科目や範囲の優先順位付けで効率化を図りました。
具体的には、朝の身支度やお料理、ランニング等手がふさがっているスキマ時間は講義動画を1.5倍~2倍速で視聴し、ランチタイムや帰りの通勤時などは過去問を解くアウトプットにより多くの時間を割き、わからない点はネット検索等で補足しました。
また、科目・範囲の優先順位付けでは、
- もともと仕事柄少し知識のある企業経営理論、財務、経済は過去問を回すアウトプット重視
- 得意でも不得意でもない運営管理、法務、情報システムは60点を目指し出題頻度の高い分野に絞り難問は深追いしない
- 中小企業経営・政策は足切り回避で、政策の最頻度のみをインプットする
という3分類であくまで試験合格を目標にした効率化を図りました。
そして結果的に良かったことをもう一つ。朝の通勤時は新聞を読むのが日課ですが、試験前は少しでもその時間を勉強に充てるべきか迷いましたが結局新聞を読むことを続けました。振り返ってみると、新聞を読むことで中小企業向けの政策やITトレンドなどが自然に目に入り、試験勉強にプラスになったと感じます。
反省点は、時間がないこともあり1次試験合格が目的になってしまい、2次試験を見据えた勉強を全くしていなかったことです💦
<2次試験>
1次試験後、夏休みもしっかり楽しみ、いよいよ2次試験の過去問をやってみて愕然としました。どうしようと焦りながら自分が納得できる勉強方法を模索していた時に、ふぞろいに出会いました。
事例I~Ⅲに共通しているのは、「対象会社の問題や課題を抽出し、打ち手を考え、その際に経営者の思いや、ありたい姿に寄り添う」ことですが、これはまさに言うは易く行うは難し、です。
私個人の感想ですが、ふぞろいの解説により、各事例の課題や打ち手のそれぞれの型のようなもの、得点源となるポイントや記述表現を自身に取り入れることができたと思います。
反省点は何といっても事例Ⅳです。問題演習が足りず本番で手順が混乱したほか、何より最後の科目で疲労が半端なく、試験終了後は目が痛くて開けられず、会場を出てすぐ薬局で目薬を購入したほどです。疲労は私の場合年のせいもありますし、対策は人それぞれとは思いますが、せめて本番で慌てなくてすむくらい、もっと演習問題に取り組んでおけばよかったと思います。
<口述試験>
2次試験は不合格だと思っていたので、ネットで合格発表を見ることもせず、口述試験の案内のハガキが届いて慌てて、口述試験についてネット検索をし、タキプロの口述試験対策講座にたどり着きました。おかげさまで、本番さながらのシミュレーションができ、心の準備もばっちりできました。
■合格のその後 ~Connecting the Dots、実務補修で将来にワクワク~
<Connecting the Dots>
中小企業診断士の勉強を通じ体系的に概要を学ぶことで、実務で聞きかじっていたことやなんとなく知ったつもりになっていたことの解像度が上がり、また、関連知識を面で取り込むことで、勉強中から点と点がつながる実感がありました。
実務では、事業計画の策定や施策立案・推進等の業務で様々なテーマにおいて様々な人と議論しますが、例えば人事評価制度の背景知識はエンゲージメント・採用・育成等のテーマに役立ち、IT関連の施策の検討ではビジネス側代表としてIT側と話すのが以前より楽しくなり、東証によるPBR1倍割れ上場企業に対する改善要請といったテーマにおける議論でも自信が持てるようになりました。
スティーブ・ジョブズのスタンフォード大卒業式のスピーチに出てくる「Connecting the Dots」は、今やっていることの意義が今はわからなくても、後に予期せぬ形で意味を持つといった内容だったと思いますが、私も似たような経験がありました。試験勉強中に現在の業務とあまり関連がないと思っていたマーケティング手法や顧客への訴求方法ですが、社内のデジタル・リテラシー向上のために用意している自由参加プログラムをさらに多くの社員に利用してもらうにはどうしたらよいか、という施策検討の場面で、自身の中にすでに知識に基づくアイデアが引き出しとしてあることに気付き嬉しくなったのです。
<実務補修を経験し将来へのワクワクが高まる>
まだ1度ですが、9月に実務補修を経験しました。実際の経営者と真剣に向き合い、限られた短い時間の中で提案書を作成しなければならないわけですので、事前に聞いていた通り、本業との時間調整、提案を形にする苦労、自身の未熟さを痛感するなど大変なことも多かったですが、私はその何倍も楽しく有意義な経験ができたと感じています。指導員の先生と班のメンバーに恵まれたことが何より大きかったです。バックグラウンドが全く異なるメンバーでしたが、皆さんの真摯かつ、熱意を持って取り組む姿に感動し、多くの刺激を受けました。
また、実際に経営者からお話を聞き資料を頂き、その思いやありたい姿に触れることができたと同時に、業界動向などの外部環境や社内の様々な内部環境からくる要因が複雑に絡み合って生まれる課題や打ち手の実施の困難さなど、リアルな現場を少しですが垣間見ることができた、貴重な経験でした。
指導員の先生に普段どのようにお仕事されているのかお聞きすることもでき、いつか仕事として関わることを思い浮かべ将来にワクワクした機会でした。
■おわりに
中小企業診断士の試験勉強は大変ですが、得られる知識や合格後の経験を含め、頑張る価値のあるものだと思います。合格に向けて勉強中の方、応援しています!
次回は、しばちん さんの登場です。
お楽しみに!
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