合格体験記~勤務時の「勢い」のままに平日重視で勉強習慣化~byきたっち
タキプロ15期の きたっち と申します。あと2週間ほどで1次試験本番となりますが、みなさん如何お過ごしでしょうか。直前期でございますので、まずは体調管理優先で、勉強に臨んでいただきたいと思います。どうモチベーションを維持し勉強を継続するか悩みながら、なんとか合格することができました私の体験記を記載しますので、参考にしていただけますと幸いでございます。
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■プロフィール
・年齢・・・・・満40歳 男性
・職業・・・・・商社 法人営業職
・受験回数・・・1次:1回 2次:2回
・勉強時間・・・1次:300時間 2次:800時間
・得意科目・・・1次:企業経営理論 2次:事例Ⅲ
・苦手科目・・・1次:経済学 2次:事例Ⅰ
・受験理由・・・40歳までに有用性の高い国家資格を取得し、将来的な副業や兼業、開業に活用したかったため。
■合格までの学習法
【1次試験】
ある専門学校の基本テキストを授業以外で、電車の中や自宅にて数周読み込みました。その上でひたすら各科目の過去問(直近の過去5年分)及び専門学校の問題集を繰り返し学習し、全ての問題の解答選択肢の正誤の理由まで突き詰めて復習を繰り返すようにしました。受験直前期はひたすら出勤前に1科目1年分を解答⇒通勤及び移動時間にその科目のテキストの苦手な部分の確認⇒帰宅後、朝解いた問題の復習を、1週間バランス良く計画立てて実践しました。
【2次試験/1回目(通学)】
1次試験受験後すぐ始まった2次試験内容ガイダンス等を受講し、週末専門学校のオリジナル問題の解答及び復習を繰り返しました。途中から本試験過去問と専門学校のオリジナル問題の内容の違いにとまどい、専門学校に受講する意味があるのかと疑念を感じつつ、並行して情報収集(タキプロや一発合格道場ブログ、ふぞろい)もしながら学習を進めていました。しかしながら、受験の1ヶ月前に事例Ⅳの理解度の無さに気づき、焦ってしまい、事例Ⅳに重きを置いた学習法に切り替えましたが、全ての事例の理解が中途半端のままとなり、また1次試験受験での息切れ(モチベーションの低下、心身の疲れ等)も影響し、不完全燃焼で終わってしまいました。(総点221点、事例Ⅰが43点と一番悪く、事例Ⅳも解答自体は半分もできませんでした。)
【2次試験/2回目(独学)】
事例Ⅳについては、全知全ノウ(事例Ⅳ版)及び30日特訓テキストを活用し、昨年2月より1日1問づつ継続して問題を解く習慣を形成していきました。問題を解答し、誤った場合はその理由について追究し、メモをとって、ノートに残していきました。
事例Ⅰ~Ⅲについては、全知全ノウテキストとタキプロブログ過去記事、一発合格道場ブログ過去記事、ふぞろい過去問分析等を活用し、昨年5月のゴールデンウィークから自習室を借りて独学を開始しました。1日に3事例解き、全知全ノウテキストのコンテンツを復習、翌日に様々な媒体を通じてその3事例を多面的に復習しました。
どちらかと言いますと復習に重点的に時間を割き、自分の中でしっくりくる良い解答例等を真似したりしておりました。自習室を借りた効果は大きく、強制的に学習できるスペースに身を置くことで覚悟を決めて学習できるように自らをシフトチェンジできるようになりました。
その後、お盆休みとシルバーウィークをじっくりとした復習に費やし、その他は平日の早朝・移動時間・帰宅後の自習室時間をメインに過去問学習を継続していきました。ふぞろいの自己採点で継続的に60点前後は取れるようになってきましたが、明確にいわゆる開眼したような感覚はなく、迷いながら受験日を迎えました。しかしながら、受験前日に自分が作成した解答用紙の束を見て、とにかくいつも通りの感覚で受験しようと覚悟を決めることができました。(と言いながら、当日解法を急遽方針転換しております。)(総点280点、事例Ⅳも計算過程の復習を含めて余裕を持って対応できました。)
1回目の受験は、久しぶりの資格受験であった為、独学では困難と感じ、実績が高い専門学校での通学を選択しました。1次試験内容の理解や学習には役立ちましたが、2次試験内容については、時間が限られていたこともありますが、少し曖昧な理解で終わったことと、過去問ではなく、専門学校オリジナル問題集メインの学習となった為、過去問との相違にとまどい学習が思うように進みませんでした。
2回目の受験は、1回目の受験の反省点を活かし、過去問学習及び研究を重点的に取り組む為に独学を選択しました。2次試験の事例Ⅳ対策及び定期的な事例Ⅰ~Ⅲの過去問答案作成を実践し、インターネット情報や過去問解説本を頼りに復習を実施しました。(テキストはふぞろいや全知全ノウを使用)
■学習時のエピソード
仕事が平日勤務で、土・日・祝が休みであったので、当初は休日重視で勉強を進めておりましたが、精神的なストレスがきつくなってきたため(特に2次試験勉強)、仕事の勢いそのままに、平日の早朝、移動時間、帰宅後の時間を最大限活用し、休日は復習と余暇を楽しむ時間を確保することで、モチベーション維持及び継続した勉強時間を確保することができました。
■受験時のエピソード
1次試験受験時、普段は時間ギリギリの行動スタイルでありましたが、1時間半ほど早く自宅を出発し、途中の落雷等によるモノレールの遅延に余裕を持って対応できました。やはり受験時は、余裕を持った行動が有益であると考えられます。
2回目の2次試験受験時、事例Ⅰの与件分の文章量があまりに多かったため、急遽下書き無しで、直接解答用紙に記入するスタイルに切り替えました。本来は与件分読破&マーキング1回目(15分)⇒設問要求解釈(5分)⇒解答骨子作成(20分)⇒解答用紙記入(40分)のスタイルでしたが、骨子を作成せず、直接解答用紙に記入しました。解答用紙記入後、各事例とも20分ほど時間が余ったので、その時間で再考及び修正を解答用紙に直接行いました。結果的にこの判断が吉となった可能性が高いと思っております。
■おわりに
1次試験時もそうですが、特に2次試験が手書きで相当な文章量を記述したり、読み込んだりする為、気持ち的にも体力的にもめげてしまうタイミングが来るかもしれません。乗り気にならない時でもテキストを少しだけ読む等少しでも勉強を継続し、筋トレのように習慣化されるのが良いかと思います。
当資格勉強をしている中で、本業にも活かすことができるフレームワークや知識も多分にございますし、特に2次試験で因果関係のはっきりした明瞭な文章を作成、推敲する経験はとても価値のあることかと思いますので、合格すればなお良しですが、この資格をチャレンジする過程と内容だけでも今後の人生に十分活かすことができると思います。
とにかく最後まであきらめず、勉強を少しでも継続化・習慣化し、上達を楽しみながら取り組んでみてください。
次回は、ねぎレモン さんの登場です。
お楽しみに!
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