【合格体験記】仕事・子育てと診断士試験!by TAKU  



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こんにちは!タキプロ15期のTAKUと申します。

先日の中小企業診断士試験の2次試験を受験された皆さま、本当にお疲れさまでした!当日を振り返って、いろいろな思いが浮かんだり、「あの時こうすれば…」なんて後悔が湧いてくるかもしれません。私も同じように、合格発表の日までは気が気じゃなかったです(笑)。

合否や口述試験が気になる方も多いかと思いますが、まずは一息ついてリフレッシュしましょう。ここまで色々な事を犠牲にして頑張って来られたのですから、好きなことを思いっきり楽しんでください!

来年以降の受験を目指している皆さんもいると思いますが、このブログでは、私の合格体験をお伝えします。これからの皆さま挑戦に向けて、少しでも参考になれば嬉しいです!

■はじめに

私は過去ブログにも記載の通り、商社の営業として出張・残業・接待に追われる日々の中、二人の子供を育てながら中小企業診断士試験に挑んで、令和5年度の試験で合格を果たしました。これまでの投稿記事と重複する部分もありますが、この体験記では、仕事や子育てと並行して勉強するための工夫ついてお伝えできればと思います。

■自己紹介

  • 年代/性別:40代 男性
  • 職種:商社/マネージャー
  • 受験歴:1次2回、2次2回
  • 勉強時間:1次600時間、2次300時間
  • 勉強方法:独学(Studying利用)
  • 得意科目:1次/企業経営理論、2次/事例Ⅰ・Ⅲ

■受験のきっかけ

現在の仕事では中小企業の経営者と接する機会が多く、経営者の方々の経営課題に対してもっと踏み込んだ支援を行いたいと感じていました。また、士業資格への興味や、地方の企業に貢献したいという思い等もあり、診断士の資格取得を目指すことにしました。

■1次試験勉強法

商社の営業職という仕事柄、平日は接待や出張が多く、まとまった勉強時間を取るのが難しかったため以下のような形で、通勤時間や移動時間をフル活用しました。

  • Studyingで基礎を学び、TACのスピ問で計算力を強化
  • TAC過去問集のAランク・Bランク問題を2〜3周して反復学習
  • 要点整理ポケットブックに重要ポイントを書き込み、移動時や子供との外出中にも活用

特に役立ったのが、要点整理ポケットブックの活用です。どこに行くにもポケットに入れて持ち歩き、通勤時や待ち時間で何度も見返しました。他、YouTubeの「ダンシ君のサブノート(1次科目別)」で耳勉も取り入れ、暗記の効率を高めました。

■2次試験勉強法

2次試験では、「ふぞろいな合格答案」シリーズを中心に、実際の解答パターンを体得するよう努めました。平日夜や移動中は、YouTubeなども活用してインプットを進めました。

  • YouTubeの耳勉:「ダンシ君のサブノート」や「ねとたす」等を利用
  • 設問分析トレーニング:電車の中で設問だけを読んで解答を考える練習
  • ファイナルペーパー作成:重要ポイントを整理し、試験直前まで繰り返し見直し
  • 要約トレーニング:日経新聞の「春秋」を30~50字に要約する習慣を通じ、要約力を強化

ファイナルペーパーはタキプロの過去ブログ等でも先輩方が素晴らしいものを作成されてますので、是非ご参考してみてください。ですが、参考にしつつも、やはり最終的にはご自身のオリジナルを作成されることをお勧めします。

■子育てとの両立

子供と一緒にいる時間を大切にしつつ、勉強も進めるために、次のような工夫をしました:

  1. 図書館やカフェで勉強
    • 子供が本を読んでいる間、私も近くの席で勉強。移動中は子供と本の内容を話しながら帰宅するなど、親子の時間も大切にしました。
  2. ショッピングモールでの隙間勉強
    • 妻や子供の買い物中、車の中やモールの空いている席でポケットブック(一次)やファイナルペーパー(二次)を使って暗記
  3. ランニング中の耳勉
    • 夜のランニング時にはYouTubeで勉強し、思いついたことや気になったことはすぐに立ち止まりスマホにメモ。健康管理と勉強の両立も心がけました。

平日夜は子供が寝静まった後に勉強し、土日は半日だけ妻に勉強時間をもらうなど、家族の協力も得ながら受験勉強を進めていきました。(その分、妻の自由時間も確保するため、二人の子どもを連れての外出もしてました)

■家族への感謝の気持ち

診断士の勉強には、多くの時間と労力を費やしましたが、家族の理解と支えがなければ成し遂げられなかったと感じています。妻には定期的に感謝の気持ちを伝え、家事や育児をできる限り分担することで、なんとか乗り切ることができました。一方で、正直なところ、子どもが小さい頃の時間は本当にかけがえのないものなので、受験期間中も悩みながらでしたが、今でも多少は「あの時間をもっと子どもとの時間に使っておけばよかったかな…」と思うこともあります。ですが、診断士資格を取得したことで、素晴らしい先輩方との出会いや新しい挑戦の場を得られた今、後悔よりも達成感や成長の実感が勝っていることは間違いありません。今後も家族への感謝を忘れず、診断士資格も活かしながら、家族をしっかり支えていきたいと思います。

■おわりに

診断士試験は長期戦ですが、少しずつ進めていけば必ず道は開けます。たとえ合格までの道が遠く感じても、諦めずに進み続ければ必ず結果が出ます。私も何度も壁にぶつかりましたが、その都度、周囲の支えで乗り越えることができました。

診断士合格は、「新しい可能性の扉を開くパスポート」だと言われていますが、今まさにそれを実感しています。先輩診断士との交流は刺激的で、自分の成長を日々感じています(自分の未熟さや不勉強も身に染みてます・・・)

ぜひ皆さまも、このパスポートを手にして、新しい世界に飛び込んでいって頂ければと思います。診断士としての道は決して平坦ではありませんが、その先には素晴らしい出会いや成長の機会が待っています。一歩ずつ進んでいけば、きっと道は開けます。

皆さまが診断士というパスポートを手にし、次のステージで活躍される日を心から楽しみにしています!

次回は、ビビタク さんの登場です。 

お楽しみに! 

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