【6期生合格体験記】 ~「ガウディ」さんの場合~

こんばんは!イーホン@タキプロ5期生です。

本日は6期生の合格体験記をご紹介します。
今回は、「ガウディ」さんです。

ストレートで合格されたガウディさんの「2次試験のポイント」「2次対策の3ステップ」は、必見ですよ。

それでは、ご覧ください


 

①  自己紹介

現在の職業は不動産業。働かなくても生活していけるライフスタイルの確立を目指しています。このライフスタイルが確立できれば、これまで自分が経験した失敗を反面教師として多くの社会人に伝え、人生をマネジメントしていくサポートができればと考えています。

②  診断士を目指したきっかけ

中小企業診断士に挑戦したのは、一昨年、行政書士試験に合格し、やればできるという自信を持ったことと独立するために経営やマーケティングを勉強し、それを仕事に活かしたいと考えたためです。

③  受験歴

1次試験1回(2014年) 2次試験1回(2014年)

※旧制度の商業で1次試験1回(1996年)、2次試験3回程度

④  勉強方法

昨年の勉強対策としてMMCの2次対策通信講座(模擬4回付)をメインに、TAC2次試験模擬、タキプロ勉強会にできるかぎり参加させていただきました。

⑤  勝因

勝因は、2次試験にフォーカスを当てた勉強を行ったことです。

⑥  受験生へのメッセージ

私の考える2次試験のポイントと勉強方法をお伝えします。

○2次試験のポイント

1)設問を読み、事前準備した知識(問題点・課題と改善策=キーワード)で仮説を立て、与件文より仮説の検証を行う(SWOTの確認等)こと(論理的分析力の養成)。

2)題意に沿った質、量ともバランスのとれた相手にわかりやすい解答を作成すること(論理的文章力の養成)。

3)80分間で解答を作成できるようにすること(試験対応力の養成)。

○2次対策の3ステップ(事前準備、文章力養成、タイムマネジメント)

1)事前準備:過去問の設問を読み、模範解答を確認し、中小企業の問題点・課題と改善策を理解します。このステップでは、設問と模範解答から、題意を掴み、模範解答からシンプルな(ロジカルな)因果関係に注目し、与件文のどこを根拠としているかを確認し、当該企業に即した解答となっていることを確認できると良いと思います。

→設問で問われていることを分析する切り口、課題と改善策(成功のキーワード)を作成し、このパターン(知識)で本番試験に臨むことになります。

2)論理的文章力(わかりやすい)の養成:限られた文字数で、効率的で効果的な解答を作成できるように訓練します。タキプロでの勉強会では、他の受験生の答案に触れ、採点をすることにより、客観的に内容やキーワードの過不足、因果関係、与件からの根拠等の文章の骨組みと肉の部分、読み手のわかりやすさへの配慮等の調整を行うことができました。

3)試験対応力の養成:80分間で解答を作れるよう時間制約の中での演習や模擬試験を活用し、設問分析、課題・改善策の仮定、与件文からの根拠等の探索、解答作成までの訓練を行います。

⑦  2次試験の各事例への見解

2次試験の各事例への見解についてお伝えします。

事例Ⅰ:設問の難易度は比較的高いが、大きくはずすことは少ない。

事例Ⅱ:大きくはずすことがあるので、設問の題意をとらえることが重要。

事例Ⅲ:事前準備した切り口、課題、改善策があれば、難易度が高くない。

事例Ⅳ:足切りとならないことが重要なため、問題演習に量を掛けた方が良い。

但し、事例ごとに解答すべき内容に注意して下さい。例えば、A事業の存続を図るために何をすべきか助言せよ。事例Ⅰでは組織・人事面で、営業体制の強化、事例Ⅱではマーケティング面で、既存商品の販売促進、事例Ⅲでは生産面で生産効率も向上等を解答することが必要です。


いかがでしたか

ストレートで合格されたガウディさんの勝因は「2次試験にフォーカスをあてた勉強を行ったこと」です。ストレートで1次試験対策も忙しい中、2次試験をしっかり意識し、しかも、はっきり目標意識を持って2次対策に取り組んでこられた姿勢に感服です。「2次試験のポイント」「2次対策の3ステップ」は、具体的でわかりやすく大変参考になったと思います。

今年1次試験から受験される方も、2次対策はとても重要です。ガウディさんの2次試験のポイントと勉強方法を参考にして今から計画的に2次対策に取り組めば、勝利は見えてきますよ

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