【祝!合格体験記】勉強会参加で見事合格!/いくみんさん
こんにちは!
タキプロ9期アホ代表、きらです!
今週は、平成30年度に見事合格された皆様の合格体験記をお送りしています。
本日は第4弾!
いくみんさんの合格体験記です!
いくみんさんは、タキプロ勉強会の常連で、私も勉強会や懇親会で何度もお会いしています。
というか、勝手に友達だと思っています(笑)
バリバリ働く一方で、育児などの外部環境と両立しながらも見事合格を勝ち取ったいくみんさん。
合格までの道のりは、いったいどんなものだったのでしょうか?
ではでは、さっそくご覧ください!
合格体験記/自己紹介
【ハンドルネーム】
いくみん
【自己紹介】
30代会社員の女性です。診断士を目指した理由は、会社で色々な仕事を任せてもらうために中小企業診断士試験の体系的な知識を身に着けることが武器になると考えたためです。また、学ぶことや働くことが好きな新しい友人に出会い、新しい価値観に触れ、社外での生活を充実させるためです。
【受験歴】
1次試験2回
2次試験4回
計4年間
合格体験記/私の勉強方法
【1次試験の勉強方法】
♦予備校通学 (1年目、3年目)
勉強を始めた当初はちょうど仕事が忙しく、一度立ち止まって戦略を考える余裕がありませんでした。そのため、予備校のカリキュラムをペースメーカーとしながら、とにかく隙間時間を全て勉強に充てて分量をこなす方法で勉強しました。
具体的には、山口真由さんの「7回読み勉強法」をベースとした方法で、じっくりと理解しながらひとつずつ進めるのではなく、テキスト全体に目を通すことを重視して何度も繰り返し読むことで、まずは全体像を頭に入れ、何度読んでも理解できないところから優先順位をつけて知識を補充していきました。
問題集、演習や模試、過去問は、複数回解くことで「ア」や「イ」などの解答を覚えてしまっては意味がないので、全ての選択肢について、合っているか、間違っている場合はどこが間違っているのかを「ア」~「オ」まで説明できたら1回正解というルールで7回正解するまで解きました。
なかなかまとまった時間は取れませんでしたが、通勤時間などを活用して少しずつ積み重ねたことで1次試験は2回とも7科目合格することができました。
【2次試験の勉強方法】
♦予備校通学(1年目、3年目、4年目)
♦予備校通信(2年目)
♦予備校の自主勉強会参加(3年目、4年目)
♦タキプロ勉強会参加(4年目)
力技の勉強で合格できた1次試験とは異なり、2次試験は性質上、戦略的に取り組む必要がありました。
ところが、1回目の2次試験と2回目の2次試験は妊娠・出産、3回目の2次試験は育休明けの仕事復帰と重なってしまい、戦略を立てるどころか勉強すらあまりできない中で受験したため、当然に不合格となってしまいました。
4回目の2次試験となる今年は、仕事との両立が軌道に乗ってきたこともあり、どうしても合格したかったので思い切って時間を確保し、やれることは全部やる方針で積極的に行動しました。
具体的には、「知識面」「スキル面」の両面からアプローチする戦略を立てて進めました。
「知識面」では、予備校の講義や勉強会、書籍などで得た新しい知識を過去問にあてはめて、与件文や設問でどのように問われていて、それをどのように答案に反映したら予備校の模範解答や合格者の答案になるのかをひとつずつ検証することで、実践で活かせる形で知識をストックしていきました。
「スキル面」では、読む力と書く力を向上させるために、問題用紙へのメモ方法のノウハウをできるだけ集めてどうしてメモするのかを検討したり、予備校や勉強会で見た解答の型や知識の切り口をストックしたりすることにより80分で60点以上の答案を仕上げる解答プロセスを構築していきました。
合格体験記/エピソード
【1次試験のエピソード】
1回目、2回目ともに試験前の3日間は夏季休暇を取得し、暗記3科目の「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・中小企業政策」の総復習をして臨みました。
1次対策では予備校の演習や模試の成績で合格点数をずっと取り続けるという小さな成功体験を積み重ねることができていたので、それが自信となり、当日は割と落ち着いて取り組むことができました。
【2次試験のエピソード】
合格した4回目の今年は、1週間前から睡眠時間を増やして当日のコンディションを最高に持っていくように調整して臨みました。
それでも試験当日の朝はとても緊張して泣きそうな気持ちで試験会場に赴きましたが、試験会場まで予備校の先生やタキプロの皆さまが激励に来てくださり、かなりうれしかったです。
【敗因の分析】
不合格だった1回目から3回目の敗因は、圧倒的な勉強不足が一番ではありますが、2次試験の勉強方法がわかっていなかったことにあると思います。
知識も断片的に持っているだけで体系的に整備できていませんでしたし、どのような解答プロセスで80分を過ごすのかも曖昧だったので、問題との相性に結果が左右されてしまう状態でした。
【勝因の分析】
色々ありますが、そのうちのひとつとしてタキプロの勉強会に参加したことが挙げられます。
よかったと思う理由は3つあります。
1、過去問を解くペースメーカーになること
タキプロの勉強会に参加するためには、その日に指定された過去問を解き、自分の答案のコピーを持参する必要がありました。仕事や予備校の演習の復習で忙しくなると過去問からしばらく離れてしまうことがありがちなのですが、タキプロの勉強会に参加しつづけることで週に1事例は解くペースを確保することができました。
しかも、その答案のコピーを他の受験生と交換してディスカッションする勉強会であるため、恥ずかしいと思いをしないために真剣に解きました。家で事例を解くときにありがちな、だらっとしてしまうことを防止できました。
2、知識や解答プロセスのブラッシュアップができること
タキプロの勉強会では、色々な予備校、通信教育、まったくの独学など、さまざまな勉強スタイルの合格者や受験生の方とディスカッションする機会がもらえます。
同じ過去問に対してでも、解答プロセスや答案の仕上がりが全く違うので、違うところと同じところを比較していくと、いつも新しい学びがありました。
特に、自分が過去問に最適化された状態ではなく、予備校の演習や模試で高得点を取る解き方になってしまった時も軌道修正することができました。
3、楽しいこと
勉強会に参加される合格者も受験生も、皆さまとても個性的で魅力的な方ばかりでした。そのため、お話するのが楽しかったですし、合格後のポジティブなイメージが沸いて、勉強のモチベーションが上がりました。
合格してからも同期となる合格者の方から「いつもタキプロの勉強会にいましたよね?」とお声がけいただけたりして、人の輪が広がりました。
受験生へのメッセージ
私はとても緊張しいなので、試験当日に自分がどうしたらいつもどおりを発揮できるかを考えて勉強してきました。
たくさん勉強したこと、予備校の演習や模試で結果を出してきたこと、色々な人が励ましてくれたことを思い浮かべながら当日は気持ちを落ち着かせました。
また、2次試験では、万が一頭が真っ白になった時に備え最初の10分で何をするかを全部決め、たくさん練習しておきました。
日々の勉強は、試験当日に最高のパフォーマンスを発揮するためにあります。
受験生の多くの方は本業のお仕事でもご活躍されている方ばかりで、お忙しい中での勉強は大変だと思いますが、どうしたら悔いなく試験当日を乗り切れるかをお考えになられると、きっとご自身にあった勉強方法に出会えると思います。
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【編集後記/きら】
いくみんさん、貴重な体験記ありがとうございました!
今でも思い出します、昨年4月に開催したタキプロ勉強会のことを。
当時私は運営側としてはまだ勉強会未参加で、「せっかくタキプロに入ったんなら勉強会も参加せにゃ」と思い、勉強会班リーダーよこよこさんにお願いして勉強会班に混ぜてもらいました。
タキメンと参加者が集まり、勉強会がスタート。
お題は、平成29年度事例Ⅲ。
最初にお互い簡単な自己紹介をするのですが、私が担当でついたテーブルに少しだけ緊張気味な参加者の方がいました。
その方は女性で、なんでも今回初参加だそうです。
うんうん、わかるよ~、俺も受験生として初参加したときはガッチガチだったもん。
しかし、彼女の答案を見ると…。
こ、こいつ、できる…!!( ゚Д゚)
もう、圧倒的でした。
まず、とてもシンプルで読みやすく、内容が明瞭なこと。
それでいて与件文から素直にキーワードが盛り込まれていること。
当然、ベストアンサー(テーブルの参加者のベスト答案)を獲得しました。
その彼女こそ、いくみんさんです!
初参加でベストアンサー。
過去の自分と重なり、思わず勉強会終了後に「絶対いけますよ!頑張りましょう!」と声を掛けました。
その後も、積極的に何度も勉強会へ参加してくださったいくみんさん。
彼女の頑張っている姿を見て、心を打たれたタキメンや受験生は、私だけじゃないはずです。
そんないくみんさんの合格の報を聞いたとき、私は思わずウルっと男泣きしてしまいました(笑)
自分が合格したときは泣いたりなんか一度もしなかったのに…。
タキプロ冥利に尽きるとは、このことですね!
こうして4月に初めて会った時のことを思い出しながら書いていると…
アカン、また目から汗が…。
最後に、何度も伝えているけど…
いくみんさんーーいや、いくみん!!
合格おめでとう!!
頑張ったね!!
明日は、私が兄貴分としてお慕いしている人気ブロガー。
いかさんによる合格体験記です!
今度はどんな方の体験記なんでしょうか?
お楽しみに!
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