1次は基礎固め、2次は成長の限界の見極めを!byマーティー

読者の皆様、初めまして!
タキプロ12期の「マーティー」と申します。
タキプロ初ブログです。少しでも私の合格体験記を通じて、皆様のお役に立つ情報をお届けできればと思います。

■自己紹介

まずは、私「マーティー」の自己紹介です。

年代/性別:50代/男性
職種   :電機メーカーで営業企画 → 事業企画 →
      技術営業 → 今は新市場新商品の新分野展開的な仕事をやってます。
受験歴  :1次3回(H31、R1、R2)、2次1回(R2)
勉強時間 :Studyplusの記録上80~110時間/月です。
      毎週25時間/週、平日3時間を目標に勉強していました。
勉強方法 :1次TAC(H31、R1)→クレアール(R2) 
      2次TAC(H31、R1、R2)→クレアール(R2)

■1次試験

 1年目は、10月からTACに通い7科目を受講、テキスト&講義、トレーニング、4月から答練と進み、7月から過去問、8月試験という流れでした。結果は、企業経営、財務、法務の3科目が残りました。敗因は、①暗記3兄弟に時間が取られて企業経営や財務に時間を避けられなかったことと、②法務が超難化して8点加点で40点だったこと、が挙げられます。

 2年目は、10月からTACの上級に進み、7科目を受講、テキスト&講義、過去問。4月から残った3科目に中小政策を加えた4科目に絞り、2次試験も平行して6月中旬まで学習していました。結果は、財務だけが合格となり、企業経営、法務ともに56点、中小政策は48点沈み、財務も大きく積み上げができませんでした。敗因は、①3月まで7科目勉強したこと、①中小政策と法務がTACのテキストからの出題ウエイトが減少したこと、②2次試験に時間を割き過ぎて、財務の積み上げができなかったこと、など中途半端な勉強だったことです。(TAC生の得点率の高まりを試験委員が懸念したのでは?と勝手に思ってます。)

 3年目は、10月から、1次試験合格一本に絞り、2次試験への基礎固めを重視して、企業経営、財務、運営、法務、中小の5科目で受験することにして、クレアールの特有の、①薄いテキスト」、②ハードな1000問ノック」、③13年間の基礎の過去問A・Bレベル」を3周させました。そして、直前期6月からは、「キャッシーこと野網」さんの「まとめシート」で体系的に頭を整理、そのままファイナルペーパーにして、7月の試験直前まで何度も復習していました。

 反省点は、2次試験を意識し過ぎて、1次試験を疎かにしたことです。2次試験、その後の実務補修、事業計画書作り、では一次の知識が大前提となります。今思うと「1次の知識が使えないのに2次試験で60点取れるわけがない。」まず、1次の知識をしっかり使えるようになること。そのため基礎固めを最優先にすることをおすすめします。

■2次試験

 2年目のTACの模試ではB判定でした。しかしながら、3年目は1次に集中していたこともあり、7月の1次試験後は、最初からのスタートと同様でした。そこで考えたのは、「事例を沢山解いて、80分間の解答プロセスを固め、体に染み込ませる」ことでした。クレアール答練1年分+TAC答練1年分+クレアール答練追加で1年分(事務局にお願いしたら無料でいただけました)、合計60問を8月の下旬までにやりました。
 このやり方はあまりお勧めできません。TACの先生からも「過去問と分析が先、その後初見問題でしょ」と言われました。でも、自分はそもそも体育会系で体で覚え、感覚で勝負してきたので、この順序しか考えられませんでした。

 9月になり模試の結果が帰ってきて、クレアールもTACもほぼビリの方でE判定でした。しかし、焦りは無かったです。なぜなら、模試の前に解答プロセスを大幅に変え、グダグダだったからです。
 解答プロセス変更前は、50点ぐらいは取れる状況になりましたが、「このまま継続しても10月の試験日までに60点を超えられない。」成長の限界を悟りました。そこで、読んで整理する時間を短縮し、考える時間(解答骨子を作る)を増やすプロセスに変えたのです。
 具体的には、最初の読みでは、情報整理の時間短縮のため、SWOT分解を意識せず、時制と事例企業の困りことや解決しなければならないことだけにマークする。あとは1問ずつ設問のキーワードを探しならが、該当箇所に線を引く(設問ごとに色を変える)。そして、解答骨子を作る。自信があればそのまま解答欄へ文章化。次の問題へ。

 それでも、骨子の内容は外れていないのですが、得点だけが伸びない。そんな時、たまたま気晴らしに見ていたYOUTUBEで「ねとたす」さんに出会いました。10月5日だったと思います。
※ねとたす氏YOUTUBE https://www.youtube.com/channel/UCw52tGRtjwhGKyk0vkYaeig
 そこから「ふぞろいな答案分析」を3冊6年分購入。一次知識のキーワードを整理し骨子で使う。解答は「AはBなのでCである。」の基本形とその応用の文体にする。最終的にイメージしたのは、「設問を分析して解答骨子をメモしてから、与件分に確認して行くような感じ」です。
 試験当日は、ほぼぶっつけ本番でしたが、初期に60問やっていたので80分間が身にしみており、時間内に十分考え対応できたと思います。

■まとめ

 1次は、最終的にまとめシートの内容を完璧に仕上げ、基礎をしっかり固めること。そして、2次は、初期は情報整理の効率化・定着化させたこと、中後期は骨子・解答の精度向上させたこと。以上が、私を合格へ導いた要因です。
※情報整理のノウハウは次のURL に詳細を掲示しています。https://ameblo.jp/mew34143/entry-12671597046.html
 また、2次では、自分の成長の可能性と限界を客観視、見極めることができたことが最も重要だった。「得点とわかることは違う。」そのことに気づけば、解決策にも偶然出会うことができる、というものです。

皆さん、長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。まずは1次試験。しっかり基礎固め、をお勧めします。

次回はびんちょまさんの登場です。
お楽しみに!

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