合格体験記 by じぇん
いつもorときどきタキプロブログをご覧になってくれている皆さん、こんにちは!じぇんです。(じぇんの紹介については3月23日のブログを是非ご覧ください。)
もう6月も後半。「もう準備は万端。8月の一次試験が待ち遠しい!」という方もいれば、「あと1か月ちょっとしかない!ラストスパートしないと!」と戦々恐々の方など皆さん様々な想いを持たれていることと思います。もちろん一次試験免除で二次試験に向けて着々と歩を進まれている方もいると思います。
今日は私の合格体験記をご紹介したいと思います。試験勉強も佳境に入っていることと思いますが、ここは息抜きがてら気楽に読んでいただければと思います。その中で少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
1. 勉強開始時期・合格までの受験回数・勉強時間
〇 勉強開始時期:2019年1月
〇 受験回数:1次2回、2次1回 ※1年目は経営情報システム・運営管理2科目の科目合格
〇 勉強時間:1次…1年目650時間、2年目400時間 ※2年目は3月より勉強再開
2次…380時間(実質350時間。初期はガイダンス動画などのリサーチ)
2. 勉強の進め方
入り口として中小企業診断士の合格までに必要な期間・勉強時間をリサーチ。最初は2か年計画くらいで考えていましたが、会社の通信教育制度で申し込んだ教材に入っていたオリエンテーション動画で勉強時間600時間くらいで合格できる、と言われていたので、慌てて勉強をスタートさせました。
とりあえずは600時間勉強することを目標に、試験までのトータル期間・1か月・1週間・1日で何時間勉強するか計画をたて、カレンダーに書き込みました。そしてそれを達成したら〇をつける、未達成なら△をつけるなどして日々の勉強時間を管理していきました。
この時間管理は個人的にはおすすめです。小さな目標を達成することで達成感を感じ、充実感・さらなるやる気に繋がるからです。その積み重ねで中目標、大目標を達成し、それが自信になると思います。
3. 1年目の勉強方法~時間のロス。そして挫折。~
通信教育の教材を何も疑わずに使い始めました。まずはテキスト1科目分を通読、その後重要ポイント問題集で用語を確認するという方法をとりました。
しかし、教科書をひたすら読むというのは大学?以来でかなりの苦痛。なかなか進まないうえに、読み終わったころには最初の方は忘れているという残念な状況でした(自分のダメさっぷりをこんなところで公開するのは惨め極まりないですが、皆さんが万が一でも同じようにならないことを願い、ここでお伝えします)。
それを数科目こなすうちに3か月が経過していました。ようやく5月ごろから実践的な問題として、TACのスピード問題集に着手。3周することを目標とし、自信もって正解:〇、一応正解:△、不正解:×を問題の欄外に書き込み、1つ1つの問題の理解度を見える化しました。それにより少しずつ知識の定着が進みました。
しかし5月末の模試は運営管理以外はすべて不合格レベルという悲惨な結果になりました。。。そこから7月上旬の一次試験に向けてラストスパートしましたが、過去問は目標とする5年分3回に到底届かず3年分2回という進捗度で本番を迎えることになりました。結果は、7科目合計404点、法務36点で足切りという、あまりに悔しい結果となりました。
法務さえできれば…と思っても後の祭りですよね。うまくいかなかった原因は、どういう勉強方法がよいかのリサーチを怠り、とりあえず始めてしまったこと。そしてテキストを1冊通読するという頭に入りにくい勉強方法をとったことと考えます。
4. 2年目。1次試験のリベンジ
不合格の後、完全に試験勉強から離れ、ようやく翌年3月から(遅すぎる!!)重い腰を上げ勉強を再開。1年目同様のスタンスで問題集3周、過去問5年2周(3年分は3周)を実施しました。苦手意識の強い経営法務は法律改正もあったのでTACのスピードテキストを購入し、知識の補完として使用しました。
そしていよいよ2度目の試験を迎えました。しかし、初日にそれなりにできるだろうと思っていた経済学と財務会計で多少なり築いた自信が打ち砕かれました。相当のプレッシャーの中、二日目を迎えましたが、なんとか挽回することができ、試験を終えることができました。
打ち上げでお酒を飲みながら、どきどきしながらの答え合わせでしたが、なんとか合格ラインに達していました。あのときのお酒はとてもおいしかったです(笑)。過剰に苦手意識をもち、必死に頑張ったことで、弱点の法務を克服できたことが大きかったです(苦手意識をもつというのも弱点克服に繋がる良い効果があるのかもしれないですね)。
5. さあ2次試験!
まず、目標の勉強時間を300時間と定め、勉強時間を計画だて、次いで全く勉強方法がわからなかったため、半月はリサーチに費やしました(1次試験の反省)。ありきたりかもしれませんが、「過去問を5年分3回解く」を目標としました。
勉強は独学だけでなくタキプロ勉強会も活用しました。自分の回答に対する客観的な評価をもらえるのは気づきになりますし、合格した先輩方の勉強方法・回答方法も大変参考になりました。皆さんも参加してみてはいかがでしょうか?
勉強の中で心がけていたのは、過去問を解くごとに「点数」「何ができて何ができなかったか」「ポイントとなる(自分の頭からでてこなかった)キーワードを記録し続けたこと」です。時々それらを読み返すことで、成長を感じつつ、復習にもなったのだと思います。
勉強開始当初は過去問を解いても時間切れしたり、とんちんかんな答えだったりとサンドバック状態でしたが、2か月もすればそこそこできるようになっていました。ただ、それが単に答えを覚えてしまったためかとも思えてきたので、追い込み時期には力試しで解いたことのない過去問にチャレンジし、実力が正真正銘ついたことを確認しました。
このようにして、目標の勉強時間も達成し、「これだけやれば受かるはず!」という自信をもって2次試験に臨みました。試験は前半はいい感触(思い込み?)でしたが、やはり1日で4科目をやりきる強行スケジュールは厳しく、後半に行くにつれて調子が落ちていきました。
特に最後の事例Ⅳは心を折りにかかるような長文問題もあり辛かったですが、そういう問題は後回しにするなどの対処をし、なんとか乗り越えることができました。
試験後は予備校の解答や採点サービスを使い、自分の解答が何点か?を調べに調べました。答えが気になって気になって仕方がありませんでしたが、結果的には一喜一憂を繰り返しただけかな、と思います。
そして結果発表。受かっているはず、と信じていましたが、それでも自分の受験番号を見つけた瞬間は本当に嬉しかったです。その結果発表の日は、有休をとって、自転車で海に行き、解放感にどっぷり浸りました(笑)。
筆記試験のあとに面接試験はありますが、模擬面接を1~2回やっておけば、雰囲気もつかめて問題なく臨めると思います。やっぱり緊張しましたけどね。。。
6. おわりに
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
長期間にわたる試験勉強はとても辛いと思います。ちょっとした達成感、自分へのご褒美などがモチベーション維持の助けになると思いますので、無理をしすぎないように、体調に気を付けながら試験まで残された時間を充実したものにしていってください!
合格した時の喜びはもちろんのこと、その先にも明るい未来がきっと待っています!
明日は、ぶらんちさんの登場です!お楽しみに!
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