共働き&育児しながらの診断士試験 byまなを
読者のみなさん、ごきげんよう。
タキプロ13期のまなをと申します。
■はじめに
まなを1回目の記事:「中小企業経営・政策」ッテナンダ・・・?(2022年3月24日)
さて改めて自己紹介でございます!(ほぼ前回のコピペ)
年代/性別 :30代/男性
職種 :運用SE→2022年コンサルティングファームへ転職
受験歴 :1次1回、2次1回
勉強時間 :1次500時間、2次80時間
勉強方法 :1次 診断士ゼミナール/2次 独学
保有資格 :情報安全確保支援士、応用情報技術者、基本情報、医療情報技師、ITIL、CCNAなど
得意科目 :1次/企業経営理論、運営管理 2次/事例Ⅰ/事例Ⅱ
苦手科目 :1次/経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策 2次/事例Ⅲ
得点開示 :1次/経済56、財務56、企業78、運営78、法務52、情報 免除、中小50 合計430点 平均61点(ギリギリ)
2次/事例Ⅰ 78、事例Ⅱ 84、事例Ⅲ 62、事例Ⅳ 56 合計280点 平均70点
今回の記事は勉強方法ではなく、共働き&育児を行いながら1年間診断士試験に挑戦した心境や
苦しかったこと、嬉しかったことを書いていこうと思います。
■診断士を目指したきっかけ
まず、私が診断士を目指したきっかけですが、
業務を通じて日々お客様の課題解決を行っており、あれ?俺コンサル向いてんじゃね?という謎の自信と、
このまま昇格して管理職になっても数字や経営戦略の部分が全然わからないな、という不安からでした。
そしてコンサルティング業についてネット検索していた所、中小企業診断士という存在を初めて知りました。
その日のうちに妻の了承を得て診断士ゼミナールへ申し込み、勉強を開始していくのであります。
勉強環境
予備校は地理的にも時間的にも通う余裕は全く無かったため、初めから除外していました。
そのため、最後まで他者との進捗比較が出来ず、不安な想いをしていました。
そして妻が業務多忙なため、子供の送り迎え、夕食、お風呂、寝かしつけまでほとんど自分が担当していました。
勉強できるのは子供の寝かしつけを完了した後の22時から0時まで。
朝は苦手でギリギリまで寝ているため、朝勉は全くできず。
休日も日中は子供がいるため勉強できず、平日同様寝かしつけをしてからになります。
一番の強敵は、寝かしつけ中の気持ちよさです。マジ最高です。
子供よりも早く自分が寝てしまい、朝を迎えることばかりでした。
※早く寝たからと言って早く起きる事もできず・・・。
■いざ勉強開始!
私が勉強を開始したのは2020年9月15日です。
1次試験まで半年以上もあるので、結構余裕を持って勉強開始できたと思います。
勉強開始して2か月ほどたった頃、Twitterでは2次試験を受験した方たちの
アンゾフに対する阿鼻叫喚を尻目に、来年は自分も同じステージで戦っていくぞ!
と邁進した覚えがあります。
苦労した科目その1 財務会計
経営戦略の次に財務会計の勉強を始めましたが、聞き慣れない貸借対照表や
損益計算書を何度も復唱して覚える。そんなレベルでした。
そして、講義を聞いてもあまりにも理解できず、段々と腹が立ってきたのです。
仕方なく簿記3級から学び直し、1か月後同じ講義に戻った所、少し理解できている自分に喜びを感じました。
過去問では80点をとる事もありましたが、本番では56点でした。
苦労した科目その2 経済学
経済学。これはやばかったです。講義を聞いてもこの人は何を言っているんだろう状態。
人間の行動や思考なんて人それぞれやろ!と思いましたが、これは学問なので割り切りましょう。
ようやくミクロを倒し終わったと思ったら、次はマクロ。
最終的には試験に出てくるグラフを機械的に覚えることで克服し、ミクロマクロ君と友達になることが出来ました。
過去問では80点をとる事もありましたが、本番では56点でした。(デジャヴ)
苦労した科目その3 中小企業政策
これもやばかったです。細かい数字を覚えまくらないといけなく、
各業界の順位なども覚える必要があり、非常に苦痛でした・・・。
もしよかったら以下の記事も見ていただけるとその時の苦しさがわかると思います。
まなを1回目の記事:「中小企業経営・政策」ッテナンダ・・・?(2022年3月24日)
■ドキドキの1次試験
1次試験当日
糖分補給のラムネを握りしめ、いざ出発!受験票を絶対忘れずにネ!
試験会場では予備校生同士が仲良く話していたり、楽しそうでした。
1日目終了~感想
あれ?傾向変わった?めっちゃ難しくない?なにこれ?
そして予備校の解答速報で自己採点しつつ、点数の低さに絶望。
1日目で稼いで2日目は40点キープで通過する作戦が見事に失敗。ここで大いに焦り始める。
2日目終了~感想
あれ?これ合格できる人いなくない?
とにかく自己採点!と思っても、予備校によって答え違うしなんなの!
→結果は合計430点/平均61点の超ギリギリで通過できました。(ほっと)
■ドキドキの2次試験~合格発表
2次試験の勉強は1次試験が終わって翌々日くらいから開始しました。
(翌日は1次試験通過した喜びではしゃいでいました。)
事例Ⅰ~Ⅲは過去5年間を一周ずつ、事例Ⅳは念入りにやりました。
事例Ⅲは本当に苦手で、過去問演習では最後まで答案を埋めることが出来ませんでした・・・。
2次試験当日
朝カレー食べたらお腹壊した。ヤバい。
試験中は、与件読解、設問理解、答案記載ととにかく時間が無い。焦りに焦る。
事例Ⅲでは予想通り、全然答えられず泣きそうに。笑
試験終了後
会場を出て、またも予備校の解答速報を受け取りましたが、
「あれ?違う試験の答案かな」と本気で思った記憶があります。
合格発表までの2か月は本当に長く、とにかく再現答案や予備校回答を
かき集め認知的不協和の解消ばかりしていました。
この頃特に合格体験記を読み漁り、みんな不安だったんだぁとしみじみ。
なお、ぬか喜びしてしまうのが怖くて予備校採点は行わず。
合格発表当日
発表は朝の10時。診断士HPより確認。
しかし時間になってもなかなか表示されない・・・。
そうだ、枠がすぐに一杯になっちゃうから実務補習を先に申し込んでおこう!
→実務補習申し込み完了。
あれ?申し込み完了したけど落ちてたらキャンセルできるのかな?
いや受かってるから申し込みできたのか?落ちてたらぬか喜びか!?
と頭ぐるぐるの状態で、TwitterでURLを直接いじれば行けるとわかりようやく結果確認。
・・・。
・・・おっ開いた。
何順で並んでるんだこれ・・・。
ポチポチ・・どこだ・・。
・・・。
→うお!番号ある!!ウオオオォオ!
■おわりに
共働きや育児をしながら診断士試験に挑戦されている受験生もたくさんいらっしゃると思います。
この記事を通じて、少しでも皆様の自信や力になれれば幸いです。
次回はアライさんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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