将来の選択肢の増加byやまじゅん

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のやまじゅんと申します。
合格体験記を書かせてもらうということで、自分の合格までの道のりを読んでもらい少しでも背中を押せたらなと思います。
あくまで私自身の考えなので違う考えの方も多いかと思いますが、一意見として受け取ってもらえると幸いです。

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■自己紹介

名前:やまじゅん
年代:20代
性別:男性
職種:メーカー営業
受験歴:1次:2回、2次:1回
勉強時間:1250時間(1次:1000時間、2次:250時間)
勉強方法:通信講座
得意科目:1次:運営管理、中小企業経営・政策 2次:特になし
不得意科目:1次:経営法務 2次:事例IV

■診断士を目指したきっかけ

新卒では地元大阪での配属になったのですが、玉突き人事もあり、ものの半年で広島へ異動となりました。当時広島には同期数人以外の知り合いはおらず、暇を持て余していました。また、仕事にやりがいを感じられず、将来転職・異動・独立をしたいと思った場合にいつでもできるよう自分自身の市場価値を高めておきたい気持ちが生まれ、資格を取ることに決めました。
昔からコツコツ続けることは得意でした。(RPGのレベル上げなど笑)そこで「どうせ挑戦をするんだったら難しいものがいいし、かっこいいな!」と思い、元々興味のあったマーケティングや経営について学べる中小企業診断士を目指すこととしました。

■全然足りなかった1回目の診断士試験

受験をしようと思ったのが3月下旬でした。なので1回目の受験で暗記3兄弟と経済学の4科目、2回目の受験で残り企業経営・財務会計・運営管理の3科目と2次試験という1.5年計画で始めました。

独学で合格できる自信もなかったので、よく広告で見かけた「スタディング」で勉強を開始しました。
しかし、結果から言うと、1回目の受験は経営情報システムのみの合格でした。
経済学:52点
経営法務:44点
経営情報システム:64点
中小企業経営・政策:46点
4ヶ月ほど勉強期間があったにもかかわらず、このような結果になった理由として以下が考えられました。
経済学:何となくの理解のまま進めており、感覚で解いていた。
経営法務:民法の改正があったにもかかわらず、全く勉強をしていなかった。(その年は民法が8問?くらい出ました)
中小企業経営・政策:白書は読まず、過去問マスターとスタディングの勉強のみで十分にカバーできていなかった。

総じて勉強不足でした!!!泣

毎日勉強はするものの、休日に当時始めたカメラで出かけることも多く、本気で取り組めていなかったのが原因だと思います。

■気持ちを入れ替えた2回目の診断士試験

1回目の1次試験を終え、1ヶ月間休養としました。それから6科目合格のためプライベートを全て犠牲にして本気で取り組みました。
経営法務と中小企業経営・政策は暗記のため後回しとし、理解が求められる他4科目を先に仕上げることにしました。

社会人経験も浅く、実務との関係もなかったので、分からないことばかりで始めは本当に辛かったです。
しかし、やると決めたなら最後までやリ抜く。猪突猛進が似合う私は言葉そのまま突っ走ってやりました。
その結果、6科目40点オーバーの400点で合格することができたのです。

1次をなんとかパスした私でしたが、2次の勉強を一つもしていませんでした。さらに例年より試験までの期間が短かかったため、正直絶望していました。が、やるしかない!とギアをさらに上げていきました。
元々財務会計が苦手な私はもちろん事例IVも苦手でした。しかし、あほな私は事例IVは後回しにして事例I〜IIIを楽しく解いてしまっていました笑。
模試の時期になっても事例IVの勉強をしていなかったので全くできず、かといって事例I〜IIIの点数も悪く、軒並み判定はDでした。
正直結果は気にしていませんでしたが、事例IVは高得点を取るのは今年はできないと見切りをつけ、事例I〜IIIで事例IVをカバーする作戦にしました。

事例I〜IIIの勉強で効果が大きかったかは分かりませんが、私は事例を解くごとに各設問どうしてそういった答えにたどり着くのかを図式でもなんでもノートにまとめていました。
そのノートを隙間時間に見ることで、こういった聞かれ方はこういう方向性で答えるというのを頭に染み込ませました。
また、まとめた後にふぞろいなど様々な回答を参考にしながら、自分にとっての100%回答をもう一度書くようにしていました。

2次試験当日は1次試験に比べ圧倒的に緊張をしていました。緊張をしすぎて線が上手く引けないという事態でした笑。事例I〜IIIはどれも1問何を書いたらいいのか分からなく、事例IVはとりあえず部分点狙いでたくさん書いただけという、気持ち的に散々でした。試験終わってすぐ心の中では白旗をぶん回していました笑。
そのせいで合格番号を見つけてからしばらくの間「やばいやばい」以外言えなかったです笑。
動かずにはいれず、会社を出てめちゃくちゃ走りました笑。

ちなみに2次の結果は、事例I:65点、事例II:63点、事例III:68点、事例IV:47点の合計243点です。
まさに作戦勝ちでした笑。
しかし!今でこそ言えますが、事例IVが一番点数の安定がしますので、1次のうちから事例IVの勉強も並行して行うことをおすすめします。1次が終わってからだと苦手な人は本当に苦労するかと思います。

■おわりに

今は合格のイメージがつかなくても時間を捻出してひたすら勉強に時間を充てることが大事です。
勉強をしても不安は募る一方だとは思いますが、確実に力はついていきますので自分を信じてがんばりましょう!


次回はなっくさんの登場です。
お楽しみに!

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