合格体験記〜合格突破口とモチベーションの維持〜by けー

合格体験記

読者のみなさん、こんにちは。
夏の実務補習参加に向けて気持ちだけは昂っている、
タキプロ13期のけーと申します。
早く診断士登録前の仮免の状況から脱出したいです・・・。



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■はじめに

今回は主に多年度生向けた試験合格の突破口と、合格するまでのモチベーション維持の仕方についてお伝えします。
私もそうでしたが何度も何度も二次試験に落ち続けていると、何が駄目なのか分からないまま気持ちも不安定な状態で毎年苦しい思いをしながら試験を受けることになるんですよね・・・。

その苦しい気持ちを抱えている皆様のモチベーションを少しでも高めることができたらと思い、合格体験記を兼ねてお伝えします!

■私の受験歴について

まずは、私の診断士受験歴について公開します!!
色々ツッコミどころがありますねー(笑)

受験年一次試験二次試験学習方法
平成28年合格BBAAの総合B独学
平成29年不合格CCAAの総合B独学
平成30年合格BADAの総合B独学
令和元年合格BACAの総合B独学
令和2年合格BDCAの総合B独学
令和3年合格AABBの総合A
(事例Ⅰから順に68 71 59 57 総合255点)
通信講座

ご覧の通り、私は試験に合格するまで6年を要しています。
ストレートで合格されている方や、1・2年程度の受験で合格されている方を沢山見てきた中で試験を6回も受けるのは本当にしんどかったです。
令和2年まで独学で勉強をしてきたので明らかに私の学習法に問題があるのは分かっていましたが、どうしたら良いか分からず中々次の一歩を踏み出すことが出来ずにいました。

学習方法を基に結論を言うと、我流にこだわって合格出来ないなら塾に頼ろう!!ということになりますね(笑)
それだと話が終わってしまうので、私が試して良かった試験合格の突破口についてお伝えします。

■ズバリ!!合格の突破口は、「問題を解く前に、目標を立てる」

目標を立てる?良く分からないと思うので、具体的にお伝えします。
皆さんは二次試験の過去問なり予備校の模試なりを解く際に何を考えて解こうとしていますか?
私は、合格出来なかった5年間、ただひたすら問題を解き、自己採点をして点数に一喜一憂をすることを繰り返していました。
問題の数をこなすことで、80分の使い方や得点になりやすい答案などについては何となく理解出来るようになったのですが、
「意表をついた問題に出会うと思考が停止してしまう」「解答に使う与件文の場所を誤ってしまった」「点数が安定しない」など度々スランプに陥ってしまい、自信を持って本番に臨むことが出来ませんでした。

そこで、昨年意識して行ったのが「問題を解く前に、目標を立てる」ことです。
例えば、「設問文の題意から外れた解答をしていないか意識する」「与件文で使わなかった重要論点は無いか必ず確認する」など、その都度テーマ=目標を決めていました。
これにより、何も考えず自己採点をしただけで満足をしていた過去と違って、緊張感を持って取り組むことが出来たので、6年目にして一気に安定して合格点を取れるようになったかなと思います。
「そんなの意識してやっているよ」という方もいらっしゃると思いますが、長年二次試験の問題に取り組んでいると正直だれてしまい先を見通せなくなるんですよね・・・。
そのような壁にぶつかった方、問題を解く前に何か一つで良いので目標を立ててみて下さい。

■診断士受験の経緯と苦しみ

モチベーション維持の話をする前に、私が診断士になりたい!と思ったきっかけと取得までの苦しみについて説明します。

私は前職でIT企業に勤めており、主に中小企業に対して基幹システムのパッケージを販売する活動を行なっていました。
中小企業に対してコンサルティングをしていく中で、もっとお客様のためになる様な包括的なコンサルがしたい!と思い立ち、
診断士を受験することを決意しました(診断士愛が強くて、その後中小企業支援機関に転職してしまいました汗)。

難易度が高すぎて合格基準点の調整がされた平成28年度の一次試験にストレートで合格したため、
「ああ、診断士に合格することは自分にとって運命・宿命なんだな・・・」と自分に酔っていた時期もありました。
実際は・・・そこから見事に大苦戦して結局二次筆記試験に合格するまで6年かかりました。。
試験に落ち続けている最中は「運命なんてないんや・・・」「自分は診断士に向いていないんじゃないか・・・」と精神的に苦しい時期もありました。

■モチベーションの維持

そんな時は、自分の本当にやりたいこと、家族のこと、仕事のこと、これまで関わってきた中小企業の方々のことを考え、
「自分の人生の使命は中小企業の皆様を一人でも笑顔にすることだ!」と自分を奮い立たせて勉強を進めてきました。
具体的に、モチベーション維持のために実際に起こした行動について記載すると、

1.自分の人生のミッション・ステートメントをノートに書き、定期的に見直す
2.診断士の学習だけでなく、自己啓発本や経営戦略に関する本を読み己を奮い立たせる
3.診断士になったらやりたいこと、実現したいことをノートに書くなどして意欲をかけ立てる

受験生の皆様も、診断士を受ける理由は千差万別だと思います。
ストレートで合格しようが、20年かかって合格しようが、自分の人生をかけてやりたいことだったら関係ないと思います。
是非みなさんも診断士の学習が苦しいと感じた時に、何故診断士になりたいのか、診断士になったら何をやりたいのか、
自問する時間を積極的に設けるのが良いかと思います。

■おわりに

いかがでしたでしょうか。
多年度受験は本当にきついですが、6年かけて合格出来た今の私は自信とやる気に満ち溢れていますし、
諦めないで頑張って良かったという思いしかありません!
多年度生の皆様にも同じ気持ちを味わって欲しいです。諦めず頑張って下さいね。


次回はS@buさんの登場です。
お楽しみに!

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合格体験記〜合格突破口とモチベーションの維持〜by けー” に対して3件のコメントがあります。

  1. 徳原 より:

    けーさま

    突然失礼します。
    一点お聞きしたいことがあります。
    令和3年に受講された通信講座はどこの講座ですか?
    差し支えなければ教えていただけないでしょうか?
    よろしくお願いいたします。

  2. けーちゃん より:

    徳原様

    ご連絡いただきありがとうございます
    私はAASの通信講座を受講しました。
    二次試験に特化しており、単に講義を受ける→模試や過去問の採点をしてもらう、だけでなく自己採点し、反省点やポイントなどを自分で答案に書き込んだものを塾講師に提出するので、考える癖がつきました。
    我流で5年間勉強して上手く行かなかった私にはとても為になった講座でした!
    ご参考までに

    1. 徳原 より:

      けーちゃんさま

      ご返信ありがとうございました。
      参考になりました。

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