自分に合った勉強方法を見つけて2次試験に合格しよう! by tanayan

読者のみなさん、こんにちは。
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■はじめに

今回は合格体験記です。

テーマは「自分に合った勉強方法を見つけて、2次試験に合格しよう!」です。

私は4回目の2次試験で合格することができました。

合格することができた理由は、上に書いた通り、

「自分に合う勉強方法が見つかった」

ことに尽きると考えています。

私は予備校通学、通信、独学と色々と経験(迷走)しましたが、なかなか合格することができず、昨年、合格年度は初めてオンラインの勉強会に参加しました。

この「オンライン勉強会への参加」という勉強方法が自分に合っていたために合格できたのだと思っています。

そこで今日は、

・2次試験初受験の方

・多年度生だが、勉強方法を模索中で、まだオンライン勉強会には参加したことがない方

に向けて、勉強方法の選択肢の1つとして、「オンライン勉強会」を活用した勉強についてお話させて頂きたいと思います。

■1. オンライン勉強会のススメ

タキプロでは受験生のために、

・ZOOM勉強会

・Facebook勉強会

という2つの勉強会の場を提供しています。

ZOOM勉強会は、過去問の事例を解いた解答を事前にGoogleフォームで提出しておき、ZOOMミーティングに参加した受験生同士でお互いの解答にコメントし合う

(タキメンも最後にコメントします)という勉強会です。

Facebook勉強会は、自分の解答を期間内にFacebookグループ上にアップロードしておき、他の受験生の回答にコメントを付ける(タキメンも最後にコメントします)という勉強会です。

基本的に内容は似ているのですが、それぞれの特徴を表にまとめると以下のようになります。

要は、ライブで参加するタイプの勉強会か、そうでないか、という違いであり、当然、その違いに基づいたメリットとデメリットがあります。

昨年、私の場合はどうしていたかというと、ZOOM勉強会、Facebook勉強会の両方に参加していました。

その理由は

独学だとどうしても視野が狭く、独りよがりな解答を書きやすくなってしまうため、

「第3者から見ても客観的に納得してもらえる回答の視点」

を早く自分の回答に取り入れたかったからです。

ZOOM勉強会で合格者の方から直接頂いたアドバイスも、Facebook勉強会で他の受験生から頂いたコメントも、どちらも自分の回答をブラッシュアップしていくために、非常に参考になりました。

また、ZOOM勉強会は時間が限られているため、あまり他の方の回答にコメントする時間はないのですが、Facebook勉強会では自分の時間に余裕があれば、いくらでも(何回でも)コメントすることができます。

そこで私はFacebook勉強会では、

参加されている「全ての」受験生の解答にコメントしてみる

ということを一時期、意識的にやっていました。

他の受験生の方の解答をもっと良くするにはどうしたらいいか、考えてコメントする「量稽古をする」ことが、結果として、「自分の回答を客観的に見ることができる」ことに繋がったのだと考えています。

(これはFacebook勉強会に参加される受験生の人数が増えると時間もかかって大変なのですが、おすすめしたい勉強方法でもあります)

また、私はタキプロの勉強会だけでなく、ココスタ」という別のオンライン勉強会にも参加していました。

こちらのコミュニティでも毎週、勉強会が開催されています。

運営は受験生主体で行われており、こちらの勉強会も非常におすすめです。

これらの「オンライン勉強会を自分の勉強のペースメーカーとして活用する」ことと、「オンライン勉強会を通じて知り合った同じ受験生の方との交流があった」ため、独学でもモチベーションが下がったり、勉強をサボってしまうことがなく、昨年は試験当日まで勉強を継続することができたのだと思います。

■2.2次試験を「論点ごとに」タテに解く

私が次にこのブログを書く時期は2次試験の直前期になります。

そのタイミングよりは、まだ2次試験まで時間的に余裕のある今回のうちに、2次試験の1つの勉強方法を提案させて頂きます。

1次試験を勉強された方ならお分かり頂けると思いますが、同じような論点の問題をまとめて学習すると知識が記憶に定着しやすく効率的な勉強ができるように思います。

(例えば『過去問マスター』は論点ごとに過去問が収録されています。2次試験の『事例Ⅳの全知識・全ノウハウ』 もそうですね。)

これを2次試験でもできないか、と考えてみました。

例えば、事例Ⅰが苦手なら、事例Ⅰの問題だけを最新年度から遡って解いていく、ということはよく行われていると思います。いわゆる「タテ解き」です。

ただし、この方法の場合、確かに事例Ⅰの問題の形式には慣れることはできますが、毎年、同じ論点の問題が出題されるわけではないため、苦手な論点の問題が数年ぶりに出題された場合、以前何を解答に書いたのか、忘れてしまう(つまり知識が記憶になかなか定着できていない)ということが起こります。

そのような状態を克服するために、2次試験の事例I~Ⅲでも、「論点ごとに問題をまとめてタテ解き」しておけば、ご自身の弱点克服に有効でないかと思うのです。

具体例を挙げてみます。

例えば、事例Ⅰで「成果主義」に関する論点の問題が苦手だとした場合、

①最初に、過去問の設問を見て、「成果主義」に関する問題をピックアップします。

→すると、「R2 第4問」、「R1 第4問」、「H28 第3問」、「H27 第4問」などが見つかります。

②次に、その年度の他の設問は解かずに、ピックアップした問題だけをタテに解きます。

もちろん、与件文は年度ごとに読む必要はあるので、多少の時間はかかりますが、

同じ論点の問題だけに集中して取り組むことで、

その論点において問われやすい問題の傾向

・回答に共通して使える、絶対に覚えておかないといけない1次知識

 (メリット・デメリット・導入時の留意点など)

が分かってくると思います。

このように、2次試験も論点ごとにタテ解きすることで、知識を効率的に記憶できるようになる、ということです。

あとは、これを他の論点についても繰り返して行い、自分の使える知識・道具を拡充・整理して、2次試験本番でも、設問を読んだ瞬間に取り出せるようにしておきましょう。

■おわりに

今回は「2次試験に合格するための、自分に合う勉強方法を見つける」というテーマで勉強方法の選択肢の例として、「オンライン勉強会の活用」「事例の論点別タテ解き」についてお話させて頂きました。

2次試験の勉強方法に迷われている方のご参考にして頂けましたら幸いです。

次回はアライさんの登場です。
お楽しみに!

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