独学ならではの失敗だらけ!の、残念な合格体験記byしふぉん
みなさん、こんにちは!
タキプロ13期しふぉんです!
(女性合格者座談会でご一緒させて頂いた、ちーこさん、まっぺさんのまねっこです笑)
3回目のブログとなる今回のテーマは、合格体験記。とほほ…な失敗盛りだくさんなので、同じ過ちを繰り返さないように、最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
この記事は、
これから中小企業診断士試験を独学で受けてみようかと考えている方や、
独学で2次試験に向けて勉強をしている方のヒントになればと思って書いています。
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目次
■はじめに
まずは簡単に自己紹介です。
受験歴:1次2回、2次2回
勉強方法:独学
主な使用教材:
1次試験→スピードテキスト、1次試験過去問題集、中小企業経営・政策 スピードテキスト問題集
2次試験→ふぞろい、財務会計 計算問題集
仕事と育児もあり、自分のペースで勉強できる、独学以外の選択肢はなく
(通信はあまりうまくいった経験がなかったので考えていなかったです)
勉強を始めました。
■残念ポイント① 1次試験に勉強が間に合わない
私が中小企業診断士試験を受けようと、本格的に勉強を始めたのは1次試験まで約3ヶ月くらいの頃でした。
育児と仕事の合間を縫っての勉強で、3ヶ月で1次7科目全ては時間的に間に合わないだろうとは思っていましたが、少し勉強を始めてみると、ひとつずつに時間がかかる。。。
慣れない言葉を読もうとするだけで眠くなり、テキストを見ながら寝てしまうこともしょっちゅうでした。
全然間に合わないのは確実でしたが、
それでも、やってみたいと思ったタイミングに、まずは勉強をしてみること、試験を受けてみることが大事だと思い、科目合格狙いで1次試験を申し込みました。
勉強を始めたばかりのタイミングは、診断士試験をどうやって勉強するのが自分に合っているか探りながらだったので、回り道をした気がします。
テキストを読んで、練習問題で少し慣れてから、過去問をやる、
という流れでやろうとしていたのですが、本当に寝てしまうのであきらめ(笑)、
途中で、過去問中心に切り替えました。
過去問も初めは分からないことばかりなのですが、試験の感覚を知るには一番いいですし、
過去問をやってみて、解説やテキストを行き来するというスタイルに変えました。
予備校等通っていれば勉強のやり方、ペース作りもやってくれると思いますが、
自分で考えるしかないので試行錯誤しながら、自分に合ったやり方を見つけていきました。
結局、3科目プラス1科目少しを勉強したところで、試験当日を迎えました。
結果は、なんとか2科目合格。
そして、1年かけて残り4科目をマイペースに勉強しました。
とはいえ、1年かけると飽きもでてくるので、別の資格試験の勉強をしている時期もありましたが、
時間にゆとりがあるので、テキストよりも読みやすい、関連する内容の書籍を読んで、
理解度を深めたりもできたのがよかったと思います。
あとは、過去問を繰り返し解くというのを中心に、
中小企業経営・政策だけは新しいデータに基づいた問題を解きたかったので、問題集も繰り返し解きました。
そして、2年目で1次試験を無事にクリア。
とここまでは、良かったのですが、
私が1年目に受かった科目というのが、財務会計と運営管理でした…
はい、2次試験に出る科目です。
■残念ポイント② 科目合格にあぐらをかいて、2次試験にも出る科目を勉強していない
1次試験をクリアすることに集中していたので、財務会計と運営管理は科目合格後ほぼ勉強していませんでした。。。
いきなりの不安要素を抱えながら、2次試験の勉強スタート
2次4科目のうち2科目もしばらく勉強していなかった…というハンデを抱え(ただの準備不足)
2次試験問題は果たして解けるのかという不安を抱えながら勉強開始。
初見で事例Ⅰ~Ⅲの問題を解いたとき
これは、読解力でなんとかなるんじゃないか!?と感じました。
遠い過去に受験でたくさんやった、長文読解と記述がここで生かせるとは。
読解問題は割と好きな方だったので、そこで希望を見出します。
もちろん読解力だけじゃ足りなくて、知識が必要!!!なので、
科目合格した科目をきちんと復習しておかなかったことは後悔しています。
1次の内容の復習もたくさんしましたが、
ひたすら知識を詰め込む1次試験より、2次試験の方が私には楽しく勉強できました。
2次試験の勉強全体では、過去問を解いて、ふぞろいで合格答案と見比べて、書き直したり、知識が足りていない部分はポイントをメモしたりを繰り返していました。
ただし、事例Ⅳだけは別物!
財務会計という科目の特性上、読解力が生かせる部分が格段に少ない…
計算問題集にも繰り返し取り組んで、忘れかけていた財務会計を必死で取り戻そうとしていました。
そうして迎えた初めての2次試験。
事例Ⅰから、え、何この問題・・・何を書いたらいいの!?という問題が続出。
焦りながらも、何か書かないとと、
与件分と問題文を何度も見直して、書けることを拾い出してなんとか答案を埋めました。
そんな事例Ⅰのあとだったからか、事例Ⅱは、やたら楽しくなり(アブナイ…)調子に乗って思い付きのアイデアを書いたり、定番の解答から少しずれたことを書いてしまっていました。
そういうわけで結果は不合格。。。
■残念ポイント③ 本番で動揺。。。アイデアに走り、不合格
焦って書いた事例ⅠやⅢ・Ⅳは合格ラインに達したものの、
事例ⅡだけがC評価・・・思い切り足を引っ張ってしまいました。
そして3年目は、
1次試験はすべて科目合格で免除だったので、2次試験対策に集中して取り組みました。
2年目の失敗から、基本に忠実にということを意識しました。
何年分もふぞろいで合格答案の解答を見ていると、例えば人事施策ならこういうパターン、IT化ならこういうパターンで解答すると良さそうだなというのが見えてきます。
その解答パターンを身に染み込ませるために、
人事施策だったら成果主義・公平な評価制度・・・といったように、
連想ゲームのようにキーワードを書く練習もしていました。
迎えた2回目の2次試験。
事例Ⅰ~Ⅲは、何を書くか迷う問題もありましたが、前年の経験もあり、落ち着いて対応できました。
そして、最後の事例Ⅳ。。。
しょっぱなから、例年と違う形式で焦り・・・財務指標と記述問題はとにかく埋めたものの、
計算問題にわからない問題が多すぎてどこから手を付けていいのか分からなくなり
全然書けていないのに、時間だけが過ぎ・・・残り15分くらい・・・!
白紙で出すよりマシと思って、式を書く欄にひたすら分かることだけ解説文を書いて、
なんと
ほぼ計算できずに時間切れになりました。
これはどう考えても絶対に落ちたと思っていたので、合格発表日を迎えても、
見る勇気もなく確認せずにいました。
書留が届いたので合格を知り、衝撃を受けるとともに、
口述試験の準備に慌てることに。
過去問で見たことがないような問題が出ても、
できないのは皆一緒で点数には響きにくいということなんだと思います。
皆さんは、絶対落ちたと思っても合格発表は確認してくださいね。
試験直後になんとか作っていた再現答案と、ネットで配布されている口述試験の予想問題を参考にしながら、話す練習をしました。
当日は緊張しすぎて、話が短すぎたり、決してうまくできたわけではないですが、
試験官に助け舟もだしていただきながら、
なんとか合格をいただくことができました。
さて、次は登録に向けて、実務補習!!
と思ったのですが、合格発表後には申し込みがすでに締め切られていることを、知らずにいました・・・!
■残念ポイント④ 合格発表の時には、実務補習の申し込みが締め切られていることを知らなかった
気づいた時には、すでに実務補習の申し込みは締め切り済み。
実務補習のある2~3月はちょうど仕事が繫忙期で受けられそうもなかったので、
私の場合は問題なかったのですが、2月に受けたいとお考えの皆様は、口述試験の案内が来たら、実務補習も申し込むことを忘れずに。
さて、ここまで4つの残念ポイントがありましたが、
事前にきちんと情報収集をしていれば防げるようなことがほとんどです。
独学だと自分で情報収集しようと動かかない限り、知らない・気づかない・・・ということになりがちです。
つい勉強を優先して、情報収集を後回しにしていませんか?
読者の皆様は、診断協会の情報やタキプロブログをチェックして、私のような失敗をしないように、早めに情報収集をしてくださいね!
■おわりに
次回はタイニーさんの登場です。
お楽しみに!
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