【合格体験記】1次試験多年度生が2次試験に1回で合格できた理由 by ぱくちー

読者のみなさん、こんにちは。
タキプロ13期のぱくちーと申します。

今回で4回目のブログ記事です。

普段は弁護士として活動していますが、先日、中小企業診断士登録を終えましたので、これからは診断士業務も行っていく予定です。

詳しい自己紹介は1回目の記事をご覧ください。

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■中小企業診断士試験を受験するきっかけ
■1次試験の長いトンネル
■2次試験はタキプロzoom勉強会におまかせ
■おわりに

■中小企業診断士試験を受験するきっかけ

1回目の記事にも書きましたが、受験の経緯は司法試験を受けてから合格発表までの約4カ月間、勉強の習慣を崩さないようにするため、でした。

ですが、実は付き合っていた彼女（現在の妻）が先に中小企業診断士試験の勉強を始めていて、それを横で見ていて「面白そうだな」と思ったのが最初のきっかけです。

なお、妻はずいぶん前に診断士になり、今では独立診断士として活動しています。

■1次試験の長いトンネル

初めて受けた平成27年度の1次試験は、勉強不足もあり3科目の科目合格で終わりました。

残念ながら平成27年度の司法試験が不合格だったので、平成28年度は司法試験に全集中して、司法試験は無事に合格しました。しかし診断士試験は2科目の科目合格のみ。

平成29年度は司法修習生だったので勉強する時間はあったはずですが、毎晩のように飲み歩いていて、診断士試験は1科目の科目合格のみで終わりました。

平成30年度は弁護士になり、多忙な毎日で…（以下略）

そんなこんなで、結局令和2年度に1次試験を突破するまで合計6回受験しました。

なお、令和2年度については、2次試験の3日前に妻の早産があり、妻と子の入院対応などで受験どころではなくなってしまったのでパスしました。

当時は予想外の早産で非常に心配しましたが、母子ともに健康で、子供はすくすくと育っています。

■2次試験はタキプロzoom勉強会におまかせ

子育てがようやく軌道に乗り、子供が保育園に通い始めた令和3年4月、facebookでタキプロのzoom勉強会があることを知りました。

※タキプロzoom勉強会についてはこちらをご覧ください。

それまで育児などでほとんど2次試験の勉強に手が付けられていなかったのですが、勢いでzoom勉強会に参加したところ、散々の出来で最初は凹みました。

なにしろ、2次の受験生は皆知っていると思われる「だ・な・ど・こ」という言葉や、「課題」と「問題（点）」の違いなど、2次試験のノウハウを何も知らなかったのです。

当時のタキプロメンバーは（現メンバーもだと思いますが）みなさん紳士的で、的外れな回答でもやんわりと間違いを指摘してくださいました。

そして、へこたれずにタキプロzoom勉強会にほぼ毎回参加し（数えてみたところ4月から10月までの約半年間で合計15回参加していました）、タキプロメンバーや他の受験生の有難いお言葉に耳を傾け続けました。

なお、タキプロzoom勉強会に参加する際に気を付けたのは、以下の点です。
・試験時間の80分間をきっちり測って、勉強会の検討対象になっていない設問も含めて全て手書きで回答用紙に書く（本番のシミュレーション）
・回答はできるだけ短文で書く、主語と述語を明確にして読みやすい日本語に
・回答作成後は、自分で出来が悪いと思っても回答を修正せずに勉強会で発表し、なぜそのような出来が悪い回答になってしまったかを自己分析したうえで発表する
・zoom勉強会中に頂いたアドバイスは適宜メモを取り、他の受験生の素晴らしい答案は書き写したりし、勉強会後にそれらを見て一人で反芻する

するとどうでしょう、zoom勉強会に参加するにつれて自分の答案が右肩上がりで良くなっているのが実感できたのです。

2次試験まで1カ月を切った頃は、体感で「事例Ⅳさえ乗り切れれば受かるだろう」というレベルになっていました。

その後は事例Ⅳの演習を集中的にこなし、無事合格に至りました。