健康と試験勉強を両立する健康の「30・20・10」のススメ byおでん
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■はじめに
おでんと申します。
二次試験お疲れ様でした。(締めとしてぜひ再現答案作ってくださいね)
一休みの期間となりますが、体調を崩さないよう、また、口述試験や実務補習に向けた体力作りのために、中国漢方式の健康についてお話をさせていただきます。もちろん、来年に向けて診断士の勉強を始めている方も、お役立てください。
おでんプロフィール
・34歳薬剤師(漢方薬局勤務)
・1次スタディング(500h)
・1次終了後2次対策開始
・2次は独学(300h)。ふぞろい10年分、全知全ノウ、30日完成使用
・将来、親の漢方薬局を引き継ぎ経営する上で「知らないことで損をする」ことを避けたいと思い診断士を志す。
■私の仕事である健康相談
私は普段、薬剤師漢方薬局で健康相談させていただいてます。漢方にも中国漢方と日本漢方があり、少しだけ考えも異なりますが、私は中国漢方の立場から日頃の養生を伝えたり、体質にあった漢方をお渡ししています。
■中国漢方とは。その特徴
中国で2000年以上の経験則から体系づけられた医学。中国には西洋医学を学ぶ医学部とは別に、中国漢方を学ぶ医学部があるほど、理論体系ができあがった医学として位置づけられています。
・中国漢方の特徴3つ
①「人の身体は自然とつながっている」→季節や生活環境により人の体は影響をうけている
②「体質にあった治療をする」→同じ頭痛でも、ストレス頭痛と台風前の頭痛では違う漢方を使う
③「病気を未然に防ぐ」→あまり動かない生活をしている人に、血流改善の漢方を使う
■中国漢方の健康三要素
では、そんな中国漢方の考える健康とはどんなものでしょうか。
①胃腸が正常に機能
飲食物から栄養を取り出して生きていくので、中国漢方では古来より胃腸の働きを特に重視しています。
②栄養が身体や臓器に届いている
せっかくうみだした栄養も、身体や内臓にまでいきわたらなければ、冷えなどの不調につながります。
③陰と陽のバランスがとれている
陰と陽というと、陰キャ、陽キャという言葉が浮かんできそうですが、陰・陽には実に多くの意味があります。
陰:静的な要素、冷ますもの、休むこと などなど
陽:動的な要素、温めるもの、働くこと などなど
人が不調を感じるときは、身体の陰陽のバランスがくずれていると考えます。例えば、働き過ぎて睡眠時間が少ない場合は陽が強くて、陰が弱っているので、この状態が続くと身体に不調をおこしやすい、というものです。そんなときは、寝る時間や休む時間を増やして、陰の要素を補うと自然と体調が良くなってきますよ、というわけです。
健康の「30・20・10」のススメ
いよいよ本題です。健康三要素を整えるためには具体的にはどのようなことが必要なのでしょうか。実は無限といっていいほどたくさんあります。その中でも、忙しい受験生に向けて、生活に取り入れやすい工夫をお伝えします。それが「30・20・10」のススメ。
30:食事は30回噛む(食事面)
20:早歩きを1日20分はする(運動面)
10:夜10時以降は寝る準備をする(睡眠面)
というもの。詳しく説明しますね。
30:食事は30回噛む
忙しさのあまり、早食いになって、食後に眠たくなる人はいませんか?これは胃腸に負荷がかかっているサインです。胃腸が疲れると、飲食物を消化吸収し、栄養として活かす機能が低下すると中国漢方では考えます。一口につき30回噛むと、胃腸への負荷が抑えられ、効率よく飲食物を栄養として活かせるだけでなく、食後の眠気も抑えられ勉強にも取り組めるので一石二鳥ですよ。
20:早歩きを1日20分する
仕事も勉強も忙しい生活が続くと、身体を動かす機会が少なくなっていませんか?身体を動かす機会が少ないと、血流悪化により栄養がいきわたりづらく、加えてストレスも溜まりやすくなります。食べて寝ているだけの人がいたとしたら、その人は健康ではないでしょう。通勤時間などで1日20分でも早歩きすると、血流が促進され、身体に栄養がめぐるだけでなく、ストレス解消、体力UPにもなります。勉強の合間に早歩きするのもよいですし、youtubeなどの復習動画を聞きながら歩くのもよいですよ。私はダンシ君を聞いてよく早歩きをしていました。
10:夜10時以降は寝る準備をする
陰陽のバランスをととのえるために、睡眠は絶対に必要です。睡眠は陰の要素ですが、十分な睡眠(陰)があることで、日頃の活力(陽)につながります。診断士試験を受けるくらいなので、日頃からバリバリ働いている人も多いと思います。バリバリ働く陽の要素が強い状態が続くと、陰が不足し、集中力低下、イライラしやすい、気力がわかないなど様々な不調につながります。
睡眠はよく7時間とれといわれますが、中国漢方では、よい睡眠のために何時に寝るかも重視しています。理想は夜10時には寝ることですが、まずは夜10時以降は強い刺激を控え、その日中に寝ることから始めてみましょう。強い刺激とは、テレビ、スマホ、PCなどの強い光や音です。「10時以降は、紙の参考書や自前のノートで復習する時間」と決めておくと、「それまでにスマホで授業みなきゃ」と生活も引き締まり良い習慣につながりますよ。
これは一度ぜひ試してみてください。というのも、良い睡眠がとれた翌朝は、なかなか感じたことのない爽快感があると思います。それがあなたがもっている元々のパフォーマンスなのです。「睡眠不足の最も怖いことは睡眠不足と気づかないことだ」なんていわれるくらい、睡眠不足は心身にダメージを与えてしまいます。元々お持ちのパフォーマンスを発揮するためにも、ぜひ10時以降の強い刺激を控えること、お試しください。
■おわりに
少し馴染みのない話だったかもしれませんが、ここまで読んでいただきありがとうございます。今後、試験や実務補習、なにより診断士として活躍する上で、健康は土台となるものです。イキイキした診断士になるために、今回紹介した「30・20・10」、ぜひ生活に取り入れてくださいね。
次回は、もよろん さんの登場です。
お楽しみに!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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