テレビ局内診断士の置き手紙 by かさゐ
タキプロ14期の かさゐ と申します。
ブログ班員として、今回が最後の出稿となります。
1年間でわずか5本の記事でしたが、自分にとっては受験期間を振り返る貴重な機会となりました。
タキプロは活発に活動している受験支援団体ですが、ブログ出稿に特化する私のような者もおります。
あまり時間が取れそうにないからと15期への参加を迷っている方は、後に続く受験生の皆さんに恩送りするつもりでブログ記事を執筆されてはどうでしょうか。タキプロブログ班、オススメです。
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☂オススメ記事のご紹介
ブログ班リーダーズの名采配により、下記の通り、合格に資するテーマについてまんべんなく担当させていただきました。
【合格体験記】令和診断士試験・炎の七番勝負
【1次試験(経営情報システム)】非IT中年の免除考
【2次筆記試験】事例Ⅱは「朝ドラ」のように読む
【直前・当日】1次試験3日前のオススメ心技体
【合格後】診断士「実務補習」ヒッチハイクガイド
我ながらどれも興味深い記事ですが(最後なので自画自賛です)なかでも最も心血を注いだのは、渾身の合格体験記「令和診断士試験・炎の七番勝負」でした。
諦めなければ必ず合格するのが診断士試験ですが、その年度ごとに問題による運不運の要素が多分に含まれます。
そのため私は「勝とうとするより、負けないことが大事」と考えるに至りました。
「令和診断士試験・炎の七番勝負」では、苦い実体験から抽出した「負けない戦い」をするためのヒントを連打しています。
受験生の皆様にとっては、ストレート合格・短期合格の方の「少ない成功体験から出してこられた体験談」よりも、3度の2次筆記試験で9つのA評価を得た私の編み出した方法論のほうが役立つと確信しています。
自分は「あと一歩」で足踏みして苦しみましたが、他の方々がその辛酸を味わう必要はないと考えています。
この合格体験記が合格への踏み台になれば幸いです。ぜひお目通しください。ぜひ!
☂「中小企業診断士のテレビ局員」が考えていること
ラジオ等も含む放送業界には診断士が何人かおられるようですが、現役テレビ局員の診断士は希少種です。
テレビ局が弁護士や公認会計士・税理士が中途採用するケースはありますが、診断士はプロパー社員が取得するしかないためだと思われます。
また、私の周囲の大多数は、いまだに私以外の診断士を知りません。「診断士? それおいしいの?」です。
これは「足の裏の米粒」(取っても食えない)と揶揄しているのではなく、シンプルにこの資格を知らず、会社にどういう貢献ができるのかも全く認識されていないのです。
診断士が出てくるドラマ、バラエティ、情報番組が増えるきっかけになれたらいいな、…と考えています。
一方、診断士として訪れる診断先企業では、テレビ局出身の診断士に何を聞いたらいいか戸惑われることがあります(同じ企業内診断士であっても金融機関やメーカー出身の診断士にはお願いしたい助言のイメージが湧いているのに対し、ということです)
これは診断士として新米である自分の実力不足なので、実務を重ねて領域を開拓していこう、…と考えています。
「テレビ離れ」などと言われますが、テレビっ子育ちであり、長年勤めたテレビ局が衰退していくのを見るのは忍びない、今後もわが愛するテレビ局には末永く健やかでいてもらいたい、というのが偽らざる気持ちです。
だからこそ、会社が活路を開くために、われわれ社員も診断士レベルの知見・力量が必要だろうと思って刻苦勉励しているわけです。
合格前からの予定通り今後も「テレビ局内診断士」・「中小企業診断士のテレビ局員」として活動し、まずは古巣に貢献しよう、…と考えています。
☂診断士の「知識の補充」
中小企業診断士は登録後、5年ごとに更新が必要になります。
「知識の補充」5回以上と、「実務の従事」30ポイント以上の両方を満たすことが必要です。
理論政策更新研修は1回4時間の受講で「知識の補充」1回分にあたります。
先日、初めて理論政策更新研修に参加しました。
国が規定する研修のため、遅刻・中抜け・早退などが禁止され、リアル会場での実施だと計4時間着座している必要がありました。
加えて「時間中にスマホやパソコンを使ってはいけない」という制限がありました。
参加している間は講師の話をしっかり聞いて、研修に参加しなさい、という趣旨のようでした。
モノクロ印字された紙資料が配布されたのですが、「詳しくはダウンロードしてみて」、「白書の元データにあたればカラーなのでよくわかります」という補足があったので、今後のためにダウンロードするなりして入手しようと考えているのが下記の資料です。
中小企業白書・小規模企業白書
2023年度版中小企業支援施策利用ガイドブック
中小企業庁・事業再構築に向けた事業計画書作成ガイドブック
中小企業基盤整備機構・小規模事業者支援ガイドブック
診断士業界に一大旋風を巻き起こした「事業再構築補助金」についても概要や事例紹介を聞かせていただきましたが、一連のご説明からは「実施主体となる事務局のあり方によって政策の実効性は大きく違ってくるんだな」という教訓を見出しました。
☂今後は”推し活”の延長線上に
私には幅広い分野にたくさんの「推し」がいます。
手始めにアイドルだけでも具体例をあげ始めると長くなるのでやめておきますが(2024年は日向坂46が飛躍する年です!)私の「推し」は現代を生きる人間に限りません。
ということで、私の診断士人生は「推し活」の延長線上で進めていくことに決めました。
すなわち 診断先企業を「推し」として、推し企業の今後を共に真剣に考えるスタンス です。
一生推させていただきます!
私の推し受験生支援団体であるタキプロにこの1年間関われて、とても良い記事が書けたと思います。
タキプロ14期メンバーの今後のご活躍と、受験生のみなさまのご健闘をお祈りして擱筆いたします。
いつかどこかでご一緒できるとうれしいです。
本当にありがとうございました。
次回は、かやの さんの登場です。 お楽しみに!
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