ポカヨケ
こんばんは。水曜夜担当、名古屋のまひろです。
いよいよ決戦の10月ですね。朝晩は肌寒く感じるようになりました。「勉強の秋」ラストスパートがんばってください。
さて、もうすぐやってくる本番当日。どんな精神状態で迎えることになるのか?はじめて2次試験を受験される方の中には、心配されている方もいらっしゃるかもしれません。(余程の天才でなければ)結構な時間とお金を投資して、やっとたどり着いた場所。一年に一回しかないその日ですから、緊張して当然です。
前の日の晩、寝つきが悪いくらいは想定しておきましょう。字を書くときに手が震えるって話もよく聞きます。緊張してるのは自分だけじゃないって思えたら少しは気が楽になりませんか?
ただそういった目に見える緊張はまだ良いんです。当日、「わりと平常心でやれてるな。」とか「オレって本番に強いのかな?」とか思ったら危険です。緊張してるはずなのに気づいてないだけなのでは?と自分を諌めるようにしてください。あとで振り返ってみると、緊張のせいで自分が思ったより「読めてない」「考えてない」「書けてない」と思うはず。
当日は緊張からのミスが起こってしまうと織り込んで、今から対策しましょう。ポカヨケですね。
ポカ① 解答用紙に名前を書きわすれる。
その時点で不合格確定です絶対最初に書くクセをつけてください。去年の事例Ⅳでやりそうになりました。(教えてくれた試験官の方、その節はお世話になりました。)本試験では時間が足らなくなる恐怖から、「はやく問題を解き始めたい」と、なってしまいがちなので気をつけてください。自宅で事例問題解くときもサインして始めてみるとか?
ポカ② 設問文を読み違える。
設問での読み違えを防いでください。その設問が0点になる可能性があります。与件文は長いので緊張の中、読み飛ばすなど失敗を防ぐのは難しいかもしれません。だからこそ、まずあの短い設問文に集中してください。「課長以上の社員を対象に~(H23 事例Ⅰ第5問)」とかをさらっと読み飛ばすと解答変わってきてしまいますよね。
ポカ③ 与件文の段落をまるまる使わない。
「与件文に無駄なところはない。」と言われます。キーワード読み飛ばすくらいの失敗は織り込んでいいので、せめて少しの時間をさいて、使ってない段落がないかチェックしてください。どの設問に使っていいかわからないときは、類推が必要な問題に詰め込んでしまうのも当日の対応としてはあり。
ポカ④ 与件にない一般論で解答しているのに気付かない。
与件に書いてないことを解答しても点が入りません。「いいこと思いついた!」と思い付きで解答しても、それが与件にない一般論ならすべてのマス埋めても、0点だと思ってください。「A社が特許を取らない理由(H22事例Ⅰ第2問)」に「お金がかかるから」って100字書いても多分0点に近いはずです。ついでに言えば、100字の解答に1つの解答要素ということは考えにくいです。たとえば理由を問う設問では、3個くらいの理由は挙げておくべきだと思います。(20~30字の文が3つのイメージでしょうか)
ポカ⑤ 読めない字で解答する
採点者に読めなくては採点しようがありません。ていねいに書きましょう。手書きの報告書を社長に提出するイメージですね。
これらのポカを防げば、少なくとも「D判定」は防げるはずです。2次試験では受験者の実力は拮抗しています。大きなミスを犯さないのも合格のために必要となるのです。皆さんのポカヨケの参考になれば、これらの失敗をいくつも重ねてとった自分の「D判定」も浮かばれるというものです。もし機会があれば本試験前に「不出来すぎる再現答案」を晒して反面教師として再度お目にかかりたいと思います。
季節の変わり目です。皆さんも風邪などひかない程度に追い込んで勉強がんばってください。応援しております。
最後に勉強会のお知らせです。
タキプロ勉強会のお知らせ
【今後の予定(東京)】
・10/6(日) 9時半~12時 京橋プラザ区民館 題材:H23事例2
・10/10(木) 19時~21時半 京橋区民館 題材:H23事例3
・10/14(月) 9時半~12時 堀留町区民館 題材:H23事例4&相談会
*経験者の方は題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。あらかじめご了承願います。
【タキプロ絶対合格勉強会in大阪】
タキプロでは経士会と共同で、大阪で2次試験対策の勉強会を開催しています。ぜひお気軽にご参加ください
◆日 時:
・10/ 2(水) 19:00~21:00 題材:事例Ⅰ
・10/ 4(金) 19:00~21:00 題材:事例Ⅱ
・10/ 9(水) 19:00~21:00 題材:事例Ⅲ
・10/11(金) 19:00~21:00 題材:事例Ⅳ
◆内 容:
事例問題(過去問)と解答用紙をこちらで準備しますので、80分の時間内で解答を仕上げていただきます。残りの30分を解説と質問の時間に充て、80分で解くためのテクニックをお伝えします。
◆場 所:
グランフロント ナレッジキャピタル7階(大阪市北区大深町3番1号)
※ナレッジキャピタルへは、北館北3のエレベーターで7階までお越しください。また、7階の受付では森藤啓治郎(もりどうけいじろう)の名前を言っていただき、来館受付書に記入し、ゲストのバッチを受け取ってください。
◆定 員:各回10名 ◆参加費:500円
◆持ち物:筆記用具、時計、電卓(事例Ⅳの場合)
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