中小企業診断士2次試験は運ゲーなのか by Yuki

タキメンからのメッセージ

タキプロ15期の   Yuki と申します。
一際寒さが厳しいこの頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は冬は月1くらいでスノボに行きます!  年と共にスノボよりも美味しいご飯を食べて呑んで、温泉に浸かる方がメインになってきてしまってますが。
さて、今回は私の最後のブログです!

タキプロ16期メンバー募集
★参加応募受付中★
下記バナーから参加申し込みいただけます!

■はじめに

今回のブログは中小企業診断士2次試験に残念ながら不合格だった方へ向けたものです。
合格者の得点も開示され、不合格の方は次回の試験に向けてどうしようかと考えている時期かと思います。

よく議論になるのが、「診断士2次試験は運ゲーなのか」ということ。
人によって色んな考えがあって然るべきだと思いますが、私は運ゲー要素も含んでいるとは思います。

私の試験受験歴を元にその辺をお話していきたいと思います。

■運ゲーだと思った通関士試験

私は中小企業診断士試験はストレートで合格しましたが、10年以上前に通関士試験を受験した時は一度不合格で二度目で合格しました。私は診断士2次試験も通関士試験も独学です。

通関士試験の合格に必要な勉強時間は約500時間と言われていますので、中小企業診断士試験よりは勉強時間は短いとされています。ただ、合格率は10%前後ですので、難関国家試験の1つです。

10年以上前の当時、通関士試験は予備校に通って受験する人がほとんどでした。市販の参考書や問題集なども全く充実していませんでした。そんな中、私は参考書や問題集、過去問を頼りに独学で勉強していました。

自分なりに、しっかり勉強して試験に臨みました。試験後には診断士試験と同じように各予備校が解答速報を出していました。ただ、各予備校でその解答が割れていました。通関士試験は法律に基づいて判断し解答する側面もある試験なので、解釈の仕方によって解答が割れてしまうのです。ちょうど昔やっていた「行列のできる法律相談所」というテレビ番組で相談者が慰謝料が貰えるかどうかを複数の弁護士が判断するときに答えが割れていたような感じです。

その時に私は強く思いました。「予備校講師の解答が割れるって、これ運ゲーじゃん」って。
同時に、努力をして成し遂げられなかったことがそれまでほぼ無かった私は、この努力してもそれが実らないという現実に酷く虚無感を覚えました。自慢というのではなく、当時「何かを成し遂げられないのは、成し遂げられるまで努力を続けないからだ」という信念を持っていました。その信念が折られた瞬間でした。

そして、翌年の通関士試験を再度受験。もう運ゲーだと割り切った私は二年目はほぼ勉強しませんでした。明らかに知識量は一年目より下がりました。通関士試験は事例Ⅳのように計算問題もあるので完全に運だけで合格することは不可能なのですが、選択問題もあります(事例Ⅳにも若干選択問題のようなものがあるように)。
もう運ゲーと割り切った私は、その選択問題は鉛筆を転がして解答するくらいの気分で臨みました。

試験後の手ごたえはほとんどありませんでした。一年目より実力が落ちていて運に頼った部分が増していたので。
ほぼ期待せずに合格発表を迎えたら、奇跡的に合格していました。

効率的な試験勉強の情報などが当時ネットにありませんでしたので、ほんと非効率的な独学だったのだろうと思います。
効率的に勉強したら、もしかしたら独学でもあれほど運ゲーだとは思わずに攻略できたのかもしれませんが。
それも今となってはという後日談です。

■中小企業診断士2次試験は運ゲーなのか

私は通関士試験と比較すると、診断士2次試験の運ゲー要素は低いと思います。相対的にです。
「この試験は運ゲーだ」と絶望するほどではありません。ただ、多少の運ゲー要素は含まれるのかなとは思います。

事例Ⅰ~Ⅲの運ゲー要素を出来る限り抑えるには、与件に忠実に当たり障りない解答を書いて70点くらいを取得することだと思います。色々な受験生の話を聞いていて、人事・労務の専門家が事例Ⅰで足切りになっているケースを時々見かけます。

それは素晴らしい提言なのかもしれません。ただ、診断士2次試験の採点の枠組みには合わないわけです。試験に受かりたいのなら、そこは割り切って与件に忠実に「試験」として求められる解答を書くべきなのです。
要領がいい、勘所がいい人はその辺を掴むのが早く「開眼」するのだと思います。

とは言え、試験後に各予備校から出る模範解答も内容は様々ですよね?
2次試験採点サービスの得点もかなりバラつきますよね?

だから、多少の運ゲー要素は少なからずあるのです。

努力しても不合格だったとき、「運ゲーじゃん」って思いたくなりますよね?
その気持ち、よくわかります。私も通関士試験に落ちたときそう思いました。
「運ゲーじゃん」と思うということは、努力をしたという自負があるからです。そこは努力をした自分を誇るべきです。
自分でも努力が足りないと感じている人は、仮に不合格でも運ゲーだとは思いません。

運ゲーだと思えるほど努力をした自分をまずは褒めてあげてください。

翌年度に向けて、対策を立てて再受験するもよし、運ゲーだと割り切って気軽に臨むもよし。
どれも間違いではないはずです。
自分の選択した道を進むのみです。

■おわりに

中小企業診断士2次試験に関しては、タキプロのブログのように有益な情報がネットに溢れています。
それらをフル活用することが運ゲー要素を抑えるために大事なことの1つだと思います。

皆さまのご健闘をお祈りしています!
いつか私のブログを読んだことがあるという人に同じ中小企業診断士として出会える日が来たら嬉しいですね!

次回は、エニスカイ さんの登場です。 

お楽しみに! 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
↓下のボタンを押して、読んだよ! と合図していただけると、とっても嬉しいです。
(診断士関連ブログの人気ランキングサイトが表示されます[クリックしても個人は特定されません])

にほんブログ村

皆様の応援がタキプロの原動力となります。
ぽちっと押して、応援お願いします♪

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です