中小企業診断士試験を走り切るために必要なこと by エニスカイ

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■はじめに

今日から、2月に突入です。

相変わらず冷え込みますが、春の訪れも少しずつ感じられるようになってきました。
花粉症の方は、戦いの季節がやってきましたね。

気がつけば9本目、最後のブログとなりました。

最近思うのは、ビジネスで成果を出す人となかなか出ない人で、少なくとも傾向という意味では確実に違いがあるということ。

中小企業診断士試験も、その人の生涯においては一つのタスクですから、同じことが言えるはずです。

自分が、成果を出す側だったという偉そうな話ではなく、自分の反省も含めて振り返ったことを綴ってみたいと思います。

■ゴールは何か

皆さんは、どんな理由で中小企業診断士試験を受けるのでしょうか。
さまざまだとは思いますが、必ず理由があるはずです。

資格をとってどうなりたいか。

この当たり前のことを、常に忘れないようにしてほしいんです。
毎日勉強に追われていると、これが意外と頭から抜けてしまっていました。
勉強の目的は試験に合格することだから、勉強に没頭しすぎると無理もないのかもしれません。

でも、試験の合格はあくまで一つの目標であって、それ自体はゴールでないことは明らか。
ゴールイメージを思い描き、今挑んでいる試験の人生における位置付けを常に明確にしておくことで、モチベーションは高いまま維持できるし、勉強の質も違うと実感しました。

毎日、寝る前でも、起きて歯を磨いている時でもいいので、掴みたい未来のビジョンを頭の中で描くと良いのではないかと思います。

かくいう自分がどうだったかというと、ビジョンは相当漠然としていましたが笑

人生の転機にしたい、守りを捨てて挑戦の道へ進みたい、そのための最初の関門であると位置付けていたので、合格できなければ人生を変えられないと自分に思い込ませて頑張っていました。

■時間の価値

皆さんは、あと何年生きられると思いますか?
あと何年働きたいですか?

私の場合、寿命を全うできても40年、働けるのは30年くらいでしょうか。
そう考えた時、1年という時間は、残りの人生の3%くらいになるんですよね。

私が受験を決意した時、1次試験まで残り5ヶ月。
ネットで情報収集をすると、科目合格というものがある。
戦略的に、複数年で合格を目指す道もある。

でも、迷ったのは本当に5秒くらいでした。

試験に受かりたいだけならそれでもいいけれど、目的はその先にあります。
人生において、1年の遅れはあまりに大きい。
確実に3%を失う道を選ぶなんてできないと思いました。
落ちたとしても、初めから受かる気がないのと、挑戦して落ちるのは全く違います。

科目合格を狙うという戦略を否定する意図は、全くありません(誤解しないでね)。
例えば、3年後の定年に向けて、2年で合格して1年は副業、退職と同時に起業のように考えているのであれば、計画的で良いかもしれません。
ただ、それが自分の目的に照らして適切なのか、自分の人生にとって本当に良い戦略なのかをしっかり考えるくらい、ゴールを明確に意識した方が良いと思うのです。

■努力が報われないこともある?

昨日のYukiさんの記事にもありました。

「中小企業診断士2次試験は運ゲーなのか 」

Yukiさんのおっしゃる通りで、間違いなくその要素はあります。
もちろん、択一試験と比べれば格段にその要素は強いです。

さらにいうと、運ということを言い出せば、あらゆるものに運という要素は絡んできます。

私自身、事実としてその要素はあると思っていますが、挑戦する時に念頭に置いてはいけないと思っています。

運であったとしても、運を引き寄せるのは自分の努力と行動でしかないと思います。

そして、私が大切だと考えるのは、仮に結果がどうであろうと、ここまでやってダメなら自分の力不足と納得できるくらい、努力と行動をすることです。

Yukiさんの記事にある

「運ゲーじゃん」と思うということは、努力をしたという自負があるから

という、この一見投げやりにも見える言葉の本質は、自分の努力に対して納得できているからこその、一種の潔い諦念みたいなものなんだろうと思いました。

■おわりに

私の大切な仲間は、二度目の2次試験に敗れ、この試験から撤退を決めました。
実力的には、合格を信じていただけに、この試験の難しさというものを改めて思い知らされました。

撤退という決断には、いろいろな思いがあったことでしょう。
それこそ、自分のゴールを考えた時に、何年も挑み続ける価値があるのかなど、様々なものを天秤にかけて決断したことと思います。

彼に、後悔があるかないかまではわかりません。
でも、この撤退という決断は、前述の「運ゲーじゃん」の境地に達していないと難しいと思うんですよね。

そこまで努力をしてきたことと、自分のゴールを冷静に見つめて勇気ある決断をしたことが、素直に尊敬に値すると感じました。

後悔のない受験生活を送ってほしい。

頑張ればみんなが受かるような試験ではありません。
どんなに頑張っても、10人いれば9人は落ちる試験です。

落ちる可能性なんて、考える必要はこれっぽっちもないのですが、でも、どんな結果であっても後悔することのないレベルで、頑張ってください!

そして、言っていることが矛盾するようではありますが、みなさん、ぜひ合格を勝ち取ってください!

次回は、たひ さんの登場です。 

お楽しみに! 

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