【診断士試験に受かりやすい人、受かりにくい人①】~受かりにくい人の共通点とは~
おはようございます。日曜日朝の隔週担当、あっきー@タキプロ4期生です!
1年前の今ごろは実務補習の真っ只中で慢性的な睡眠不足と疲労で毎日がしんどかったですが、まあ、今となっては良い思い出ですね
さて、私が受験生支援を始めておよそ1年が経過しますが、この1年間、タキプロの勉強会やセミナーに参加して多くの受験生を見てきました
また、タキプロとは別に受験生支援に多くの時間を費やしてきました。
受験生時代の恩師が開催している勉強会に定期的に参加したり、私の勉強仲間でまだ合格していない人たちの勉強会や知り合いの勉強会に不定期に参加したり、個別対応で勉強を見てあげたりと、さまざまな受験生と接してきました。(おそらくこの1年間タキプロ内で一番多くの受験生と接してきたと思います。)
そんな私の視点から見た「診断士試験に受かりやすい人、受かりにくい人」について、今週と来週の2回にわたってお伝えしていきたいと思います。
これはあくまでも、私の主観です。当然、こちらに該当しても違う結果になる方もいるでしょう。また、少々きつい表現の箇所もあるかと思いますがご了承ください。
今回は「受かりにくい人の共通点とは」、次回に「受かりやすい人の共通点とは」を以下6つの観点から対比しつつお伝えしていきたいと思います。
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【受かりにくい人】
①自己主張が強い人、頑固な人
講師の説明に対して自分の意見を真っ向からぶつけてしまう人をたまに見かけます。こんな方は社会経験が長くそれなりの役職に就かれていて仕事もかなりできるという方に多いように思えます。これまでのご自身の経験が豊富であるがゆえに、診断士試験の内容に違和感を感じてしまうということが原因でしょう。こんなことは実務ではありえないとか、中小企業の現場ではこんな策は不可能である、のように無意識に考えてしまうのでしょう。
②手広くあちこちの教材や受験校に手を出している人
毎年のように受験校を変えたり、市販の参考書や問題集を買いあさっている人を時々見かけます。そんな方に共通するのが、すべてが中途半端になっていて吸収できていないということ。ただし何年もかけて勉強を継続して苦労されている方であれば、現在の受験校に行き詰まりを感じて新たな活路を見出すために受験校を変えるというのは効果的な面もあると思います。
③試験を楽しんでいる人(特に2次試験)
1次試験はともかく、2次試験は暗記ではなく疑似コンサル体験のようなことができるため、楽しいと感じる人も多いでしょう。楽しいのは結構なのですが、これはいわゆる試験(テスト)です。楽しんでばかりいては合格が遠のきます。学生時代のテストを思い出していただくと実感がわくと思いますが、勉強そのものを楽しんでいた方はごく稀だと思います。多くの方は赤点回避とか、クラスの平均点が目標とか、得意科目であればトップ集団を狙うとか、「テスト」として取り組まれていたと思います。関数や微分が楽しすぎてたまらないとか友達とディスカッションしたという人はあまりいないでしょう(笑)
④本番に弱い人(緊張しやすい、力みやすい等)
数年前、TACの2次チェック模試で断トツの1位をとった人がその年の2次試験で不合格になりました。(翌年、しっかりと合格をされて現在は診断士として活躍されています。)その人が本番に弱いタイプだったかどうかはわかりませんが、同じように模試や演習では好成績を残していたけど、本番で結果が出ないという人もいるでしょう。そんな私も受験2年目にTAC1次模試でA判定でしたがその年は科目合格に終わりました。受験1年目には、TACの経済の養成演習(基礎的な演習)で100点でしたが、本番(H22年度)は難易度が異常なほど高かったこともありましたが、48点しか取れませんでした。本番にいかに普段通りの自分を発揮できるか、前もって準備しておけばこのような事態も回避できる可能性は上がります。
⑤いわゆる学校の成績がずっと良く、あまり挫折を経験していない人
これまで学校の成績で常に上位に位置し、あまり試験で挫折を経験したことがない人も要注意です。学校の試験と診断士試験では、そもそもの勉強方法が異なりますし、試験範囲の広さも格段に違います。難関ではないけどそこそこの難易度の資格を保有されている方も、同じような感覚で勉強をして試験に挑むとよい結果が出ないことがあるように思えます。いわゆる「お勉強」ができる人や高学歴の人がこのような状態に陥りやすいと感じます。頭でっかちにならないことも大切だと思います。
⑥資格取得が目的の人(資格コレクター)
明確な目的もなく、なんとなく資格が欲しい、いろんな資格をたくさん取得したい、という人は、明確な目的意識をもって取り組んでいる人に比べて、モチベーションの維持や集中力の持続性が弱くなりがちです。単に資格が欲しいという目的での受験も否定はしませんが、取得までに費用も時間もそれなりに掛かる診断士試験をそこまでして取得する必要はあるのかとも思います。実際に診断士には税理士や弁護士のように独占業務がなく、資格がなくても経営コンサルタント業をすることは可能です。(診断士を名乗ることはできませんが。)それなりの労力を要する診断士試験なので、取得後のことも頭の片隅に置いて勉強を継続していただければと思います。
今回はここまで
次回は最後ですが、今回の続き「受かりやすい人の共通点とは」についてお伝えしていきたいと思います
タキプロ勉強会のお知らせ
【今後の予定(東京)】
・2/23(日) 9時半~12時 京橋区民館 座談形式タキプロ勉強(相談)会
*持参物:再現答案や本試験の問題用紙があればご持参ください。
→詳細はこちら←
・3/2(日) 9時半~12時 新場橋区民館 題材:H25事例1
・3/13(木) 19時~21時半 堀留町区民館 題材:H25事例2
・3/30(日) 9時半~12時 京橋区民館 題材:H25事例3
*題材の過去問を解いて、解答のコピーを8部 ご用意ください。
*時間の都合上、全部の設問を扱うことはできません。あらかじめご了承願います。
【タキプロ×経士会 絶対合格勉強会in大阪】
去年の2次試験の問題を基にした設問をこちらで用意しますので、グループメンバーで議論や意見交換を行った上で解答を作成していただき、各グループから発表をしていただきます。初学者の方も受験経験者の方もぜひご参加ください♪
2月21日(金)19:00~21:30
◆内 容: グループディスカッション(H25年度2次試験事例Ⅰ)
◆場 所: グランフロント ナレッジキャピタル7階(大阪市北区大深町3番1号)
◆参加費:1,000円
◆定 員:20名
◆持ち物: ・H25年度2次試験問題用紙(事例Ⅰ) ・上記再現答案(作成されている方は併せてご持参ください)
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