紙一重の勝敗を決めるもの
おはようございます。ナリ@タキプロ5期生です。
地域によって風習は異なるとおもいますが、鏡開きが済んだところが多いとおもいます。正月気分も抜けて、いよいよ中小企業診断士試験合格に向けた勝負の2015年が本格的に始まるといった感じでしょうか。
前回の記事(1月6日)で診断士試験の受験生にはレベル差は少なく、紙一重の争いになることを書きました。では、その紙一重の差で勝利者になるには何が必要なのでしょうか。
私は、合格したいという「おもいの強さ」がもっとも肝心だと考えています。決して「運」などの外部要因が合格・不合格を決めるのではありません。
私は、何をやるにも「よ~し!」と握りこぶしをつくるようなやる気を持つことが大切だとおもっています。日々の生活でも「よ~し!」とおもうと、はつらつとした気持ちになりますし、活き活きと頑張る意欲が湧いてきます。
少し先人の言葉や足跡に触れてみます。
「永久の計は一念の微にあり」(安岡正篤)という言葉があります。
ちょっとした心もちの差が結果において大きな差になることを戒めています。
ローマ時代にカエサル(シーザー)がローマを攻める際の決断を語るのに「賽は投げられた」と言ってルビコン川を渡る場面があります。私の聞くところではルビコン川は狭い所で1ⅿ、広いところでも5ⅿの川幅だそうです。1ⅿならヒョイと飛び越えられる幅ですし、5mであっても難なく渡れる幅です。大決断を象徴するような規模の川ではありません。でも、不退転の決意をした上で、川を渡ったことで歴史が動いたわけです。
いずれも覚悟の大切さを示しています。これから約1年間におよぶ診断士試験突破を目指す過程では、今までの生活に比べて劇的な変化(例えば、毎日5時間勉強するぞ!的な)が必要なのではなく、合格への決意を固めることがまず必要なのです。ただし、それは他力本願に合格を願うレベルではなく、何がなんでも合格をつかみ取る固い決意であるべきです。その決意の程度が高いほど、効果は大きく、合格に到達する力は強くなります。
お正月に読んだ稲盛和夫さんの本(『生き方』)に「人生は心に描いたとおりになる。強く思ったことが現象となって表れてくる」とあり、さらに「不可能を可能に変えるには、まず『狂』がつくほど強く思い、実現を信じて前向きに努力を重ねていくこと。それが人生においても、経営においても目標を達成させる唯一の方法なのです。」とありました。なるほど、とおもったしだいです。
仕事が忙しい方が多いとおもいます。そうした状況の中で必死になって資格試験の勉強時間を捻出する生活を長期間にわたって続けるには、相当な覚悟がいります。
「継続は力なり」。でも、継続させるのに力がいるのです。
「強いおもい」こそが、その力を与えてくれます。
今日は以上です。
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