昔、諦めた夢をもう一度追いかけてみます!

こんばんわ。やなちゃん@タキプロ6期です。
 
さて、一年間、隔週で続けてきたこのブログも今回で最後です。つれづれととりとめもなく、それでも何かの参考にならないかなと思いながら書いてきました。最終回も、この1年を振り返りつつつれづれといこうかとおもいます(笑)最後ですのでお付き合いを。
 
中小企業診断士というなんでもできる可能性のある新しい切符を手に入れて約1年がたちました。この1年は恵まれたことに、経営者の方とお話をさせていただく機会や、経営支援にもかかわることができました。
 
そんな中で印象深かったのは、つい先日の話ですが、80歳を超えた経営者の方とお会いした時のことです。経営者自ら製造にかかわられており、製品に関して、「ここがうまくいかないのが、悔しくて悔しくて仕方ないんだよ。何とかうまくいくようにしたいんだ」と、何度も語られていました。家族経営の企業です。きっと楽しい事や夢ばかり語っていられるような状況ではないこともあると思います。それでも、自分よりもはるかに年上の経営者の方が、自分のつくる製品にとてもとても愛情をもち、明日はもっといい製品がつくれるようにと懸命に取り組んでおられる様子はとても素敵だなと思いました。今後、その経営者の方が熱く語られている製品づくりができるようなお手伝いをさせていただくことになっています。
 
診断士という切符がなければきっとそんな人に出会うこともなかったし、素敵だなと思える人のお手伝いができるチャンスもきっと訪れなかったのだと思います。
 
わたしは、若いころ、ドキュメンタリー作家になりたいという夢がありました。当時は、芸術家とか政治家とか研究者とかそういったサラリーマンとは少し違う属性の方が周りに多く、そういった方はたいていがビジネス哲学ニアイコール人生哲学でした。それらの方が語るビジネスや人生は私にはとても興味深く、そういったものを広く伝えて他の誰かの力になれたらと考えていました。結局、就職するときに諦めてしまいましたが。
 
でも、そんなはるか遠くに置き去ってきた夢が、診断士としてまた追いかけられるのではないかと、実は二次試験におちた一年目に漠然と思いついたのです。実は経営者も会社の経営や仕事がそのままその人の人生に近いのではないかと。もちろん、経営者の方は成功体験だけではなくて、たくさんの苦労や経営者にしかわからない苦悩もあると思います。そういった部分には寄り添いながら、それでもたくましく生きているさまをお伺いして発信することで、それらの人生は他の誰かを元気づけたり勇気づけたりできるのではないかと。先ほどの経営者の方のような素敵な方に出会うと、世の中にはこんな素敵な会社もあるし、こんな素敵な経営者もいる。伝えたいなぁと思うのです。
 
いつになるのか、どんな形になるのかいまは全く分かりません。10年後、20年後になるかもしれません。でも、若いころ持っていた、仕事と人生がニアイコールであるような素敵だと思える人の生きざまを伝えたいという夢を診断士になったからもう一度追いかけられるのだと思うのです。この先がとても楽しみです。
 
つれづれに最後までお付き合いいただきありがとうございます★タキプロ6期としては、これで最後のお勤めです。とはいえ、まだまだOGとして何かの機会でお目にかかれればと思います。また、先日タキプロ7期の関西メンバーとお会いしましたが、6期以上のパワーでブログにセミナーにと活躍してくれそうです!あたたかく見守りたいなと思いつつ、受験生のみなさんは、ぜひ、彼らの活躍に期待してください!一年間ありがとうございました♪
 
 
 

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