【まいど!関西です。】試験の手ごたえを見積もって、復習に活用しよう [2]
みなさん、こんにちは!
じょー@タキプロ関西7期です。
じょー@タキプロ関西7期です。
最近、タキプロメンバーの勉強ノウハウを吸収して、新しく勉強を始めようかなと思い始めた今日この頃です。
今回のテーマは「試験の手ごたえを見積る」の第2弾、2次試験対策編。(1次試験を受ける方は前回の投稿も参考に。)
みなさんは過去問や演習を解いた後に、自分がどのくらいできたか、見積もっていますか?
じょーの2次試験を振り返ると、1年めはマス目を空けることが「嫌い」な性格から、1次で得た知識を押し付けた解答や解答用紙をメモのように使い、(肝心なことを記述せず)思いつくまま答案を作っていました。
総合C判定。
その「メモ」によって部分点を取れることもあったかもしれませんが、持ち帰った問題用紙だけでは何を書いたか思い出すことができず、再現答案を作れなかったことが反省点でした。
そこで2年めは、事例を解いて復習にも有効に使えるように解答のプロセスもちょっと変えてみました。
①解答フレームを決める。
まずは、要求事項に直接的に沿うように、「理由」「対応策」「効果」などに分けて対応付けする。これに加えて、事例Ⅲでよくある「問題が生じている」という設問文には「問題が起こるようになった背景」を書けと言われているな、と反応する。例えば、”短納期要請”や”多品種少量化”など、変化を表す表現に着目。
まずは、要求事項に直接的に沿うように、「理由」「対応策」「効果」などに分けて対応付けする。これに加えて、事例Ⅲでよくある「問題が生じている」という設問文には「問題が起こるようになった背景」を書けと言われているな、と反応する。例えば、”短納期要請”や”多品種少量化”など、変化を表す表現に着目。
また、「助言(提案)せよ」はバクっとした要求ですが、相手に説明したい項目ごとに割ってしまうと、100字や120字もハードルは低く感じるようになります。
枠 | 内容 | 例示 |
方策 | 具体的かつ実現性がある策 | 〇○と連携して共同開発、過去の成功体験、持っている媒体(HPなど)、顧客データベースを活用し |
理由 | その方策が妥当である理由 | ニーズがある、〇社の強みや経営資源(余剰資源含む)を活かせる |
効果 | 実施したことによる効果 | クチコミの喚起 ⇒ 新規顧客の獲得 ⇒ 売上拡大と因果でつなぐ |
そして、このような情報を盛り込んで説明したら、説得力が高まりませんか?
②表現の仕方を工夫する。
短い文字数が要求される設問(「整理せよ」や「概要を述べよ」など)の場合は抽出した文を抽象化したり、用語を言い換えて下書きメモをする。
短い文字数が要求される設問(「整理せよ」や「概要を述べよ」など)の場合は抽出した文を抽象化したり、用語を言い換えて下書きメモをする。
例えば、「X社以外の食品スーパーにも販売数量を増加させ(22字)」 ⇒ 「X社に依存せず、新規顧客を開拓し(16字)」
ただし、モットーや企業理念など「社長の思い」にあたる表現はそのまま引用しよう、と決めていました。
③解答した順番を記す。
解いた順番を設問の横に①②③、、と記して、個別設問に解答する。
解いた順番を設問の横に①②③、、と記して、個別設問に解答する。
④自分の解答の「手ごたえ」を自己採点する。
解答フレームの数や多面的に書けたか(リスク分散)、キーワードっぽいことが明示できたかを評価して、設問毎に配点に対して何割くらい得点できたかを見積る。
※通っていた予備校の解答用紙には得点見積の欄があり、それを活用。
解答フレームの数や多面的に書けたか(リスク分散)、キーワードっぽいことが明示できたかを評価して、設問毎に配点に対して何割くらい得点できたかを見積る。
※通っていた予備校の解答用紙には得点見積の欄があり、それを活用。
じょーは毎事例、試験終了直前に自分の得点を認識するために電卓を叩く、という迷惑な受験生だったと思います。。
⑤はい、80分、試験終了です。
解いた後は必ず、復習です。ここが肝心です。
復習の対象は主に、①対応付けに漏れがなかったか(認識力)、③解答の優先度、そして④得点力です。
①では、自分の問題用紙の中で、解答や根拠として使うべきところにチェックがなかったら、見落とした箇所やキーワードは目立つ色のマーカー(ピンク)を引いて、その傾向を認識します。
例えば、第1段落に記載している、企業概要や地域性、組織構造や売上構成などを読み飛ばしていることが多ければ、次は意識して読もうとしたり、改善することが大事です。
そして、これからは得点力も大事!
振返りポイント | 解答順と得点のバランス |
得点すべき設問の選出は妥当か | 得点率が高い設問を早期に手を付けていること |
飛びつきや偏った観点だけで論述していないか | 早期に手を付けたのに、得点率が低いのはNG! |
事例のテーマ、経営課題を意識して多面的に解答できたか | 難しい設問は最後に回すが、0点回避できたか(あきらめない!) |
特に3つめの「あきらめない」は個人的には非常に重要と思っています。コンサルタントとして、社長から聞かれたことに無回答や放棄はだめですよね。何か1つでも解答できないか、というマインドを忘れてはならないと思うので。
このような振り返りをして、地道に試験時間80分での得点力を上げていきます。
過去問であれば、ふぞろいを用いて自己採点して感覚を付けて行き、本試験1か月前には初見の問題でも、自分の得点見積と返却された採点が±5点以内に精度が上がっていました。
いかがでしたでしょうか?試験中の手ごたえと得点のブレを小さくして行き、本試験では自信もって、答案を提出できるように訓練していきましょうね。
関西勉強会では来週からH27年度本試験を取り上げていきます。ぜひご参加ください!
◆タキプロ関西勉強会【6月第2回】6/11(土) 9:45~
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