【まいど!関西です。】開き直りのすすめ
おはようございます。
タキプロ関西7期のティーナです(自己紹介はこちら)。
6月に入ってはや10日が過ぎ、1次試験まで残り2か月を切りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
さて、試験勉強とはいろんなものとの闘い、葛藤の連続であります。
試験そのもののみならず、社会人なら仕事との両立、独学者であれば孤独との闘い、年頃の独身者であれば両親や周囲からの結婚圧力、既婚者であれば家庭との両立、年配の方であれば低下する記憶力の克服、などなど。
そんないろんなもののなかでも、受験生が共通して持って闘っているものの一つに、絶対に合格しなければ、という気持ちがあります。
「合格プレッシャー」、とでも名付けましょうか。
この合格プレッシャー、模試の成績が良かったり勉強が計画通りに進んでいたりする時は、程よい緊張感を与えてくれる推進力の役目を果たしてくれます。
しかしながら、模試の成績が思わしくなかったり、勉強が思うように進まなかったり、やる気が低下しているときはなかなかの曲者と化します。
そして、招かれざる嫌なものすら呼んできてくれるわけです。
「焦り」と「気負い」です。
そうなってしまえば非常に厄介なもので、焦りのあまり勉強スタイルを曲げてまでいろんなものに手を出してしまったり、気負うあまり精神的に滅入ってしまって勉強が手につかなくなってしまったりで勉強リズムやスタイルが大きく狂ってしまう羽目に陥るわけです。
特に、これは真面目な人ほど多い傾向にある気がします。
では、この負の連鎖に陥る前に未然に防ぐ手立てはないのか、また陥ってしまったらどうすればいいのか。
息抜きをするというのも一つの方法ですし、勉強からしばらく離れてみるというのも一つの手。ただし、ただでさえ試験まで時間がなく切羽詰まているなか、勉強そのものから離れることはあまりおすすめしません。
逆説的なようではありますが、自分はこう考えるようにしていました。
「どうせ試験に落ちたって命までは取られないし、仕事も首にならない。だったら、気楽に思い切ってやってやろう!」
そう、開き直るのです。
誤解のないように言っておくと、これは何も、手を抜けだの投げやりになれだの、というわけでは決してありませんし、当然緊張感を保って勉強はするべきですし、試験にも臨むべきであります。
そうではなくて、余計な力み、プレッシャーを極力取り除き、肩の力を抜いてほしいからであります。
せっかく毎日一生懸命に勉強してきているのに、変な力みや焦りばかりが先に出て、本番の試験で結果を出せないというのは、非常に残念ですしもったいないことです。プロのアスリートでも、オリンピックで金メダル確実や大きな大会で優勝確実と言われながら、重圧に押しつぶされて思うように力を発揮できず、負けてしまうという実例は皆さんもよく知っていることと思います。逆に、勝てると思っていなかったという人のほうが案外うまくいくということもままあります。
日々の受験勉強でやってきたことを本番で十二分に発揮するために、合格プレッシャーという魔物をコントロールして、気の持ちようをしっかり整えることも、大事な要素だと考えます。そのためにも、肩の力を抜いていい意味で開き直ることも、試してみてはいかがでしょうか。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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