【まいど!関西です。】心技体を鍛える その2
おはようございます。
タキプロ関西7期のティーナです。自己紹介はこちら。
沖縄から東海は梅雨明けしましたね。いよいよ、暑くそして熱い夏本番です。
さて、前回の続きで、「心技体」についてということですが、今回は体の中でも、「取り組み姿勢」と「心」についてお話します。少し長いですが、試験勉強の息抜きにでもお付き合いいただければ幸いです。
まずは、取り組み姿勢のところから。
皆さんは、試験勉強にあたってどのような姿勢で取り組んでいますか。
もちろん、試験合格を目指して頑張っておられることと思いますが、そのなかでも、取り組み姿勢がやっぱり非常に大事です。
具体的にどういうことかといいますと、目的意識や問題意識、自分の課題や目標を日々ちゃんと明確にしてやっているか、ということです。
同じ過去問を解くにしても、ただ目の前に過去問があるから解くというのと、例えば運営管理でコンスタントに60を取れるようになろう、経済学経済政策のこの部分を徹底的に理解しよう、というのとでは、緊張感も張り合いも全然違うのは容易に想像できるかと思います。
大正から昭和にかけて活躍した社会教育者である、後藤静香という人の言葉に、こういうものがあります。
富士山に登る、第一歩。
三笠山に登る、第一歩。
同じ一歩でも覚悟が違う。
どこまで登るつもりなのか、目標がその日その日を支配する。
素晴らしい言葉ですね。
日々、目標や課題を明確にしてそれを一つずつ、小さなことでもいいのでクリアしていく。当たり前のことですが、これが一番肝要です。王道などはありません。
まあ、こんな偉そうなことをいえるほど自分は立派な受験勉強をしたとは思いませんが、意識してやっていたことはいくつかありました。
例えば、
・財務の計算問題は毎日欠かさずやる
・1日1事例は最低解く
・苦手なところは赤ペンで書き、下敷きで隠して暗記する
などです。
続いて、「心」について。
診断士としてどうあるべきか、という「心」についてはもちろんいろいろあるかと思いますが、ここでは、診断士試験に合格することに絞って話を進めていきます。
まず、やっぱり診断士試験という勝負に勝たなければなりませんから、強い心がなければなりません。では強い心とは何かというと、「勝者のメンタリティ」に尽きるかと思います。
勝者のメンタリティとは特にサッカーで最近よく言われている言葉で、マンチェスターユナイテッドのモウリーニョ新監督や、先ごろヨーロッパ選手権を制したポルトガル代表のエースストライカー、クリスティアーノ・ロナウド選手が好んで使っています。
では、具体的に勝者のメンタリティとは何なのか、内容についてはいろいろな解釈がありますが、概ね共通する認識として、「俺は最後に必ず勝つ」、「これだけやってきたのだから負けないわけがない」という自信がベースになっています。
では、これを診断士試験に具体的に敷衍してみると、以下のことが言えるでしょう。
・ふりでもいいから自信を持つ。試験会場で周囲に惑わされない。
・最後の1マーク、1文字まで、試験監督が「止め」の合図をするその瞬間まで、諦めずに粘り抜く。
・困難なことがあっても、言い訳をせずにやり切る。
・悪いことは引きずらず、早く切り替える。
ところで、このように強い気持ちを持ってやり抜くことが非常に重要なわけですが、一方でそれが重圧やマイナスの思考になってしまって大一番で実力を十分に発揮できない、ということにならないよう、精神面をコントロールするのもまた、重要であります。
肩の力を抜いて、つとめて平常心で臨むことです。
ではどうすればいいか。普段からリラックスするように心がけるということもありますが、個人的には「希望するけど、(過度には)期待しない」という心の持ちようが大事だと考えています。
自分自身、ストレートで合格できるとは全く夢にも思っていなかったですし、合格できればラッキーだろう、だからこそ失うものはないし思いっきりやってやろう、と案外(?)、気軽な気持ちでいました。
経験上、あまり思い詰めたり執着をするよりも、これくらいの楽な気持ちでいるほうが意外と上手くいくことが多い、と感じています。
また、試験勉強を続けられること、試験を受けられることに対する「感謝」も大事な要素です。自分一人では試験を乗り切ることはできないわけですから。
1次試験前の私の担当は今日が最後です。1次試験を受けられるみなさんがベストを尽くし、無事2次試験のステージに進めるよう、心からお祈りします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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