合格発表までにこれはやっておこう!
みなさんこんにちは。ろうてつっす。
改めまして、2次試験お疲れさまでした。初挑戦の方も、リベンジ組の方も、様々な感想をお持ちでしょうが先ずはゆっくり休んで、今までできなかった事を思いっきりやっちゃって下さい。
思いっきりやっちゃってくださいとは書きましたが、これだけはやってほしい事があります。
もうお分かりですね。
再現答案の作成です。
何故か?
合格した場合は、来年挑戦する人のための貴重な資料になり、
落ちた場合は、来年挑戦する自分のための貴重な資料になるからです。
特に、なかなか合格できない(成績が一進一退の方)方は、もし落ちた時の事を考え、改めて考えてほしいのです。
このタイミングで落ちた時の事なんて聞きたくないよ!そう思うかもしれませんね。本当にすみません。でもね。8割が落ちるんです。あなたの周りには1年から2年で合格した人がたくさんいるでしょう?でもその数倍、あきらめた人や数年かかって受かった人がいるんですよ。みなさんにはそうなってほしくないんですね。押しつけがましいようですが。ですので、2割とその他8割の違いを徹底的に分析してほしいんですね。そのためには先ず自分がどの辺にいるのかを知ることから始まります。そして来年の試験までの約11か月という短い期間で、何をやるべきで、何を捨てるべきなのかをしっかり見定めてほしいのです。
ということでお尋ねします。なんで落ちたのかを分析せずに、どうやって来年の勉強スケジュールを組み立てますか?
意外と多いのが、様々な所から入ってくる受験校の模範解答を読んで、感覚的になにが間違っていたのかを把握するくらいしかやらない事なんですね。これだと詳細な自己分析ができないので、なんとなく自分が弱いと思っているところの強化に明け暮れる日々が待っています。当然、労力の割に成果には結び付きません。
「自分の診断、マネジメントもできない奴が診断士なんかできるわけないだろ!」
これは私の戦友であり先輩診断士である方が、3年目の受験終了後に再現答案を作らなかった私に対しえらい剣幕で怒った時の言葉です。
4年目はそういう意味では再現答案を作らなかったので本当に苦労しました。仕方ないので新作事例の添削を何度も分析するしかなく、最後までとても不安でした。(それまではそんな発想が無かったので、ひたすら新作や過去問を解いて一喜一憂してました)
特に今年「死んだ!」と思ってるあなた。今からでも良いです。再現答案を作りましょう。自分に向き合う辛さは良く解ります。でもその辛さを乗り越えた時、成長している自分を感じることができると思います。
最悪、当時の自分ならこう解いた。という感じで解きなおしたものでもいいです。読みやすくするため、模範解答やふぞろいと比較しやすくするために活字に起こしておくと良いですよ。
繰り返しますが、再現答案を作ってから思いっきり遊んでくださいね。
それではまた。
明日はMAXXさんが登場します。