【一週間の始まりは名古屋から】最後の投稿ーIoTの話
ごきげんよう。はちみつ太郎です。
早いもので、これが私の最後のブログ投稿となりました。
この1年を振り返ると診断士合格後もダラダラと勉強をし続けた一年でした。(社会保険労務士に落ちたのは悔しい!)
そうこうする中で、診断士に必要なスキルって何だろうと常々考えていた訳ですが、現在マイブームになっているのがIoTの話です。おせぇよ!というご意見はごもっとも。しかし、IT音痴にとっては難しい世界なのですよね。
私は来年まで診断士登録を引き延ばすつもりなのですが、その後にどのように活動しようか毎日考えています。
診断士である以上、経営者の悩みには何でも答えられないといけないと考えておりまして、そうするとどんなスキルが必要でしょう?
①財務諸表を分析し、改善すべき経営指標を見出すこと
②ターゲットとなる経営指標を改善するために取る施策を立案、実行にもっていくこと
③人事関連、法務関連、コンプライアンスに対する対策
まとめると、これくらいでしょうか。
並列で3つ並べましたが、現場を見ていると一番重要なのは②の施策立案、実行ではないかと感じます。他の物を軽んじるわけではないのですが、あえて診断士が云々言うより、専業の人に任せる方が安心かなと。
で、②は具体的には、
安全性:投資を減らす、借入を減らす 等
効率性:効率の向上、製造現場ならば生産性向上
収益性:成長戦略をどう見るか、、ドメイン設定云々
もっと具体的な言葉に表せば、アンケート等の市場調査や売上のABC分析、顧客分析、設備投資の為の補助金申請、現場改善ならばストップウォッチで工程を分析するとか何とかかんとか、ふわっと施策は浮かぶと思います。
しかし、昭和時代(平成も終わりますが)の企業じゃないんですから、それだけで十分かというとそんなことはないはずです。
実のところ私も実務補習で、現場の記録シートの作成提案(気温、湿度、材料投入量の記録等)をしたのですが、それ以来、悶々としていました。
人間が手書きで書いて、それを後でデータに打ち込んで、というようなことを診断士が提案するのってどうなの??と。
ここで冒頭に戻るのですが、IoTの話です。
ITのプロの道の人から見ると今更なのですが、どうやら現場が紙に記録したりせずとも、例えば気温と湿度だけならRaspberry Piにセンサーを突っ込んで、AWSのクラウド上にアップすれば別の端末から開くことができるそうです。
しかも、それくらいなら5千円くらいで出来ちゃいそうです!(ラズパイ、AWSで検索すると色々でてきます)
投入した原料も現場の端末に直接入力することもできるでしょうし、いちいち記録用紙を手書きしたり、後で入力しなおす必要もありません。何て便利!
このクラウドにupするというところでIoTっぽく主張していますが、本当はIoTというのは広義な意味でとらえるべきでしょうけれど。。
これだけではなく、顧客分析だって来店データをいろいろなセンサーを使ってクラウドにアップすれば簡単にデータ化ができるはず、、。ECサイトでGoogleAnalyticsを使うように、店舗の見える化が図れるでしょう。
とまぁ、何でもかんでもITを使って現場改善すべき、という話ではありませんが、時代はどんどん前に進んでいるわけで、診断士も在りもののテキストに齧りついているだけじゃダメなようです。
診断士試験で終わりではなく、合格してからどうするか。
切磋琢磨して、中小企業の利益確保に貢献するのが我々の役目だと、私は信じています。
合格生の皆様、そしてこれから実務補習に向かう皆様、
これからも一緒に成長していきましょう!
そして、日本を元気にしていきましょう!
一年間、拙いブログ投稿を読んでいただきありがとうございました。
どこかで会う機会があれば、お声がけ頂けると幸いです。
はちみつ太郎。
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