極私的:ストレート合格者と多年度合格者の違い/FG
隔週金曜はWeb勉強会がブログを担当します。
関西9期、FGです。
さて、私はタキプロともう一つの受験生支援団体に
籍を置いているのですが、(置いているだけという説もありますが・・・)
この2団体の活動の中で沢山の診断士の先輩、同期合格者、受験生の方々とお会いすることが出来ました。
私自身は独学多年度生(2次3回目で合格)なので
あまり受験生の知り合いもおらず、
ストレート合格者なんて雲の上の存在!
と思う気持ちが正直あったのですが、
実際に会って、活動を共にする中で
「なるほど」と思う節がありました。
ああ、こういう人がストレート合格するのだな、と。
そんな訳で私なりに感じた
「ストレート合格者と多年度生(私)の差」について
記してみます。
ストレート合格者にもいろんなタイプがある訳ですが、
私が感じた1年で受かる方の強みは、
・とにかくストイックに努力できる
・計画を完遂できる
・追い込みの爆発力が凄い
・そもそも地頭がかなり良い
・勉強慣れ(試験慣れ)している
・分析能力が高い
・情報収集能力が高い
・自己管理能力が高い
・明らかな得意科目が複数ある
あたりが挙げられるかと思います。
この強みがあるからと言って100%ストレートかと言うとそうでもない気がしますが、
ストレート合格者は必ずと言っていいほどどこかに優れた点があります。
さて、多年度生(私)の弱みとしては、
・サボり癖がある
・計画を守れない
・追い込みが効かない
・そもそも地頭が大したことない
・勉強習慣が無い(学習当初は全く無かった)
・分析できない
・情報は収集するが、取捨選択ができない
・自己管理能力が低い
・明らかな苦手科目がある(財務・会計がずっと出来なかった)
・思考の柔軟性に欠ける
弱みが多すぎて泣きそうになってきましたが、
ストレート生の強みの裏返しに加えて、
最後の要素がとても大きいと考えています。
元々割と拘りが強いというか頑固というか、
自分が納得できないと動かないような節がありました。
2次試験2回目までは、あまり人の言うことを聞いて
いなかったような気がします。
(一応聞いてはいたけれど腹落ちはしていなかった)
この年、私は何度かタキプロ勉強会に参加していたのですが、
一度同じグループになって、「恐らく自分と解答レベルに大差はないだろう」
と思っていた方が合格し、私は落ちる、という結果になりました。
その方と自分の一番の差はなんだろう、と考えた結果、
「素直さ」だろうな、と自分の中で結論付けました。
その方は私よりずっと若い方でしたが、
私と違って当時のタキメン(7期)のアドバイスを素直に
受け入れていたのですね。
そんな出来事があって、多少は私も変われたのでしょうか。
昨年の合格後、セミナーでも相談したタキプロ8期の先輩に
こんな声を掛けていただきました。
「FGさんは受かると思ってた。人の言うことをちゃんと聞く耳を持っていたから」
また、私の合格体験記を読んだ方から、
「読みやすい文章だと感じました。やはり素直な人はいつか合格するというのは真実のような気がします。」
と言っていただきました。
「この俺が・・・素直?」
随分長く自分のことを意固地な人間だと考えて生きてきましたが、
見る人と見る場面が変われば、そういう評価もあり得るのか、と
新鮮な驚きがありました。
「ジョハリの窓」というやつでしょうかね。
中々苦労させられた試験でしたが、
随分と自分の認知の型を変えることは出来たのかも知れません。
これは資格云々関係なく、自分の財産だなと
改めて感じている次第です。
では、今日はこのあたりで。
今日の夜は、あつしさんの登場です。お楽しみに!
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